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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
つくづく、小手先の仕事は通じない世の中になってきたな〜と思います。
20世紀末に台頭してきたインターネット革命はその勢いを留めることなく、これからも私達の生活を次々と変えていくことは間違いありませんね。
インターネットが社会に本格的に浸透し始めたのをウィンドウズ95が発売された1995年だとすると、それから20年が経過した今は人々のライフスタイルそのものが一変してしまいました。
このブログをお読みの方の中にもインターネットなしには商売が成り立たない方は数多くいらっしゃるでしょうし、私(佐藤)もその恩恵を受けている一人です。
ここからインターネットを使いこなすものと使わない者、その差は益々大きなものとなり、近々その差は目も充てられないくらいになるだろうと思います。
私(佐藤)の場合はこのインターネット技術のおかげで仕事範囲を専門地域に限定する必要がなくなってきました。
不動産は地域市場であり、自分の専門地域の市場の動きに精通している必要があります。最大公約数となる金利の理解はもちろんのこと、自分の専門地域に及ぼす地域条件の影響の変化をつぶさに把握し、それをもとに不動産の動きをよく理解する必要があるわけです。
仲介依頼が新たに入ってくるのは以前は地元無料雑誌に掲載している広告、有料広告、口コミといったパターンがほとんどでした。ところが今はこのWeb媒体を通して不特定多数から問い合わせが入ってくる時代になったのです。
しかもその問い合わせ内容は私(佐藤)の専門地域以外に関する質問が案外多いもの。その流れで専門地域以外の不動産仲介を度々行うようになったのですが、当然ながら自分の専門外地域でも対象地域のエージェントと上手くつなげて差し上げればサポートは十分にできます。
このままいけばやがて問い合わせの多さから専門地域の案件はあきらめて専門外地域の案件のみに絞る必要がでてくるかもしれず、
カリフォルニアのオレンジ郡とテキサスのハリス郡ではなくアメリカ全土を対象にせざるを得なくなるかも、そんな気がしているのです。
小手先の仕事は通じない
その一方で、小手先の仕事は通用しない時代になってきたとつくづく思います。
インターネットのなかった時代と現代を比較すると、そのオープン度に明らかな違いがありますね。中学生の頃も悪友たちと悪巧みをしようと思えば学校に集まって直接会う必要がありましたが、今の時代はLINE一発でつながりわざわざ学校に行く必要もありません。
(子どもたちに推奨する意味ではありませんよ)
同時に個人の所業は結構プライベートな部分まで表に出てきてしまいます。
ネットに出ている情報を介して個人のつながりはそれなりに特定出来てしまいますから、
「ぶっちゃけ、この人はどんな人なの?」
「出している商品はどうなん?」
「それって明らかにまっとうな商売じゃないよね。」
そんな噂が本人の知らぬ間に瞬く間に広まっていくのです。
一昔であればバブル全盛期の時代に日本で隆盛をほかったのは金融業でした。金融業は暴利を貪っているとは感覚として何となく分かっていたものの、電話しかない時代なので深く調べようにもなかなか調べられない。
国民の情報源といえばテレビと新聞といったメディアが中心で、しかも一方的に情報を受けるだけで自分からは情報発進出来ませんから国民全体が報道や記事に踊らされてばかりの時代でした。
それが今や国民の声がどんどん大きくなり、ネットでニュース記事を見てもむしろ記事を批判するコメントの方が多い。批判が多くなったというよりは発言の環境が整って一般の声が見えるようになったというのが正しいのでしょうが、メディアも昔のような一方的先導は全く出来ない時代になったことは間違いありません。
この変化は個人の仕事でも同じですね。ここまでSSNが浸透した社会では全てがバレバレ。
仕事を請け負ってもまともに動かない人。
尖りのあるサービスを提供出来ない人。
口先と見せかけだけで高額を請求してくる人。
その評価は瞬く間に広まりますから、このインターネット社会では個人としても仕事の質をかなり上げていかないと小手先だけの仕事をしていては不特定多数の中に埋没してしまうだけで、頭一つ出ることなどとても出来ないと思うのです。
人格を求める社会へ
それと同時に仕事ぶり以上に意識しておかなければならないのは世間の人はあなたの「人となり」をよく見ている、ということです。
世の中はこれから個々としても高い人格を求める社会に否応なくシフトしていくと思います。
ここは私(佐藤)もプログラミングに没頭していた2000年初頭には気付かずFacebookがSNSを寡占し始めたあたりで如実に感じ始めたのですが、このインターネット革命がもたらす一番のインパクトは実は
「人類を人として正しい方向に導いていく」
ことではないかと思うのです。
「そうはいっても、出会い系の援助交際はどうなのよ?」
「ISISのような組織が裏サイトでつながっている例は多々あるじゃないか」
「表に出ない検索システムの利用がまともな検索サイト以上に存在しているし、そこでドラッグや武器が取引されている事実は?」
それはその通りでインターネットが悪利用されている事実はありますが、悪の所業はいつの時代にもあります。
それでも反社会行為はどんどん社会から隔離され、個人としては自分を窄め、そういった個人は社会から遅かれ早かれ退場していくことになるでしょう。
それとは反対にまっとうに商売をして正直に誠実に対応する個人は、その評判がやはり同様に本人の知らないところで噂が広まっていくもの。
本人が望まずとも噂の方が勝り、自分が後ろに控えていたくても周りがそれを許さずに前に出してくださる。そんな正直者が馬鹿を見ない世の中が現実になりつつあるのです。
いわゆる魂と心を磨きながら人様に尽くすことが社会の為になり、結果として自分のためになる、そんな社会が現れてきたのは確実だろうと思います。
長くなりそうなので、明日に続けます。
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