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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
たまに同類のご質問を項に上げていますが、本日もそんな同類のご質問が多いQ&Aシリーズです。
「日本で暮らしているので、基本的にアメリカに行くことは出来ません。
アメリカ人は仕事が丁寧ではないと聞いたことがあり、不動産管理を任せるにはどうしても不安が残ります。
アメリカ不動産投資で成功している方々は、どう対応しているのでしょうか?」
日本から遠く離れた外国(アメリカ)に大金を投じる上で、きちんと不動産物件を管理してもらえるのか不安が残る、というご質問です。
不動産物件なんて1万、2万の金額ではありませんから、慎重になって当然ですね。
思い切って大金を投じたものの、自分の意に沿わない管理をされて物件が放置されたも同然になり、結局は修繕につぐ修繕で投資失敗に終わった。。
そんな懸念も出てきて当然かと思います。
その一方で、日本で暮らしながらもアメリカ不動産投資のみで8割~9割の不労所得を整え、心に余裕をもってお金とはほぼ無縁に(お金を意識することなく)暮らす日本人が多くいることも事実です。
そんな彼らは、どのようにしてアメリカの不動産管理をコントロールしているのでしょうか。
日本に暮らしながら、アメリカ不動産投資で成功している方々に共通するパターンとしては、私(佐藤)は2つあると思います。
それは、
「アメリカ人の感性を受け入れる姿勢」
という想いの面と、
「現地で信頼できる人を見つける」
という方法論の2つです。
アメリカ人の感性を受け入れる
日本人の感性とアメリカ人(厳密には白人層)の感性は、あまりにも違いがあると思います。
どちらが良い悪いの話ではなく、根本的に考え方や感性に違いがあるわけです。
例えば一戸建ての物件での話。
建物には通常、電気ブレーカーがありますね。
電圧に負荷がかかりすぎると、自動的に電気を落として屋内の電気事故を防いでくれます。
このブレーカー内のスイッチは屋内の配電ルート毎にスイッチと連動しており、そのスイッチを切ると屋内の配線が通る個所の電気が全て消えるわけです。
この手のものは得てして普段は意識する必要はありませんが、いざという時にはどのスイッチが屋内のどの個所につながっているのか、正確に分かるに越したことはありません。
その為、配電盤である電気ブレーカーには各スイッチの横に通常はラベル、もしくはマジックで記入できるスペースがあるものです。
ところがアメリカの不動産物件を購入すると、配電盤内に並ぶスイッチの横には何も記載されていないことがよくあります。
大変細かいことで、それこそ滅多に使う箇所ではありませんが、それでもいざという時にはどのスイッチがどこのスイッチが分からないと困ることがありますから、
いざという時の為にもきちっとラベルを張って、屋内のどこにつながるスイッチなのかを明確にしておくことは大切なのです(佐藤の感覚では)。
ところがアメリカ人の場合は大抵、
「配電盤のラベルなど、家の電気機能には何の関係もない。いざとなれば全てのスイッチをバチバチ入れたり切ったりすればいいじゃないか。」
そんな考え方ですから、私がラベル張りをきちんとしておくように指示すると、「えっ」という反応が返ってくるのです。
確かにシリアスな問題ではありませんが、日本人の感覚からすれば仕事に丁寧さがないようにも思えてしまうわけです。
とはいえ、それなら日本人が正しいかというとそれはある意味選民思想のようなもので、アメリカで成功するためにはそのようなちょっとした感性の違いは受け入れるしかないと思います。
すなわち、
「8割仕事が出来て結果に問題がないのであれば、2割は目をつぶる」
自分の懐を広くして、そんな考え方で物事を進めるしかないのです。
合理的に手を抜いていいところは手を抜くという考え方は、根本的な感性の違いからきていますので受け入れるしかありません。
(*繰り返しますが、どちらが正しいという話ではなく、自分と感性が違う相手を受け入れるしかないという意味です)
不動産管理にしても、
「8割仕上げて、結果に問題がなければよし。クレーム付けて、動いてくれるのならよし。」
そう割り切るしかないように思います。
信頼できる人を見つける
そしてどちらかというとこちらの方が大切ですが、上記のような日本人とアメリカ人の感性の違いを許容できたとしたら、あとは
「アメリカ現地で信頼できる人を見つけること」
これが極めて大切です。
というか順番としてはむしろこちらの方が先であり、そこから展開する不動産投資に関しては前述のような感性の違いを許容して進めるべし、ということになるかと思います。
言い方を換えれば、アメリカで暮らす「信頼できる人」を探すことさえできれば、アメリカでの不動産投資は結構な確率で成功できるものなのです。
なぜそれなりに成功率が高いかというと、アメリカは律法主義であり、多民族である以上は法律を重視する国だからです。
ここまでに書いたアメリカ人の感性とは概ね白人層のことを意味していますが、現実にはアメリカ人とは言ってもさまざまな国の出身者から構成される多人種国家ですから、国の感性が一つにまとまるはずがありません。
その意味ではお互いが物事に決着をつける上では「ルール」を重視する意外になく、必然的にアメリカの歴史では法律を拠り所とする向きが強く出てきました。
アメリカ不動産にしてもその法律は厳格であり、かつ透明度は半端なく高いものです(家の持ち主は、日本からでもオンラインで確認できますね)。
結果として日本でいう地面師の出番などありませんから、法律の厳しさも手伝って日本からでも安心してアメリカ不動産に投資できるわけです。
そうすると「信頼できる、現地で暮らす人」にさえで会えれば、大抵はうまくいくのです。
ただし、残念ながらこの点も「日本人なら安心できる」ということはありません。
大げさではなく、私(佐藤)のところに「アメリカで不動産物件を購入したい」と相談にこれる半分以上は
「なかなか、いい仲介者が見つからないんです。」
と伝えてこられます。
ありがちなのは、
「紹介物件価格に不当に高い金額が上乗せされていた。」
「手数料が高い。」
等のお話しです。
日本人業者にしてみれば、商売である以上は正当だと思っているのかもしれませんが、今の時代は日本からでもアメリカ不動産の適正価格は見透かされますし、
アメリカで暮らして英語で現地人とやり取りができるのをいいことに、欲張ってその優位性にプレミアを付けすぎているのはお客様からしてみれば見え見えなのです。
(クレームがこないよう、これくらいにしておきますが。。)
ちなみに私(佐藤)の場合、日本人投資家の皆さまを支援する際には間に仲介業者は入れず、
「アメリカ不動産会社とご本人の直接取引」
を行うようにして頂いています。
仲介はなく直接取引ですから、中間で鞘を抜かれる心配はありません。
直接取引に英語サポートが必要であれば支援しますが、英語サポートが必要なければご自分でお取引頂いています。
もちろん、佐藤の英語サポートを望まれる方々に対して
「佐藤はいい人ですよ」
などと頭がオメデタイことを言うつもりはありませんし(笑)、言うまでもなく人としてもまだまだ半人前もいいところですが、
少なくとも支援させて頂く投資家の皆さまの利益を最大化できるよう、いつも真剣に考えているつもりです。
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