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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日から「穴場の賃貸市場」についてお伝えさせて頂いています。
現在のアメリカ不動産市場は売り手市場が続いており、この傾向は今後もしばらく続く様子です。
そんな時期にはアメリカ東海岸・西海岸を中心に不動産価格が高騰し、同時にその渦中にある賃貸物件も家賃が上昇していきます。
ところが、そんな高騰する賃貸市場の中でも台風の目のように静かな、人知れずスポッと抜けるような家賃が安い穴場スポットが存在しているのです。
投資家にしてみれば、そのあたりの物件は賃貸需要が多くターンオーバーが少ない結果となり、テナントにしてみれば比較的高い時給で仕事をしながらも安い家賃で暮らせるという、双方にとってウィンウィンの賃貸市場なのです。
今日も引き続き、アメリカの穴場賃貸市場を見ていきましょう。
カリフォルニア州ロサンゼルス市(ワンベットルーム中間賃貸価格:$2,340)
穴場市場:サンバレー/ノースハリウッド(Sun Valley/North Hollywood)
ジップコード(郵便番号):91605
ワンベットルーム中間賃貸価格:$1,623
家賃世帯割合:61.8%
ロサンゼルス中心から北に位置するサン・フェルナンドマウンテンのすぐ手間にあるサンバレーとノースハリウッドと呼ばれる地域が2つ並んでいます。
サンバレーは多様な人種が暮らす比較的若い街であり、ノースハリウッドは小洒落たアートギャラリーとクラフトビールのお店が沢山並ぶ、感性を楽しませてくれる街です。
そしてこの2つの地域は知る人ぞ知る、ロサンゼルス近郊では家賃の安い穴場賃貸市場なのです。
アメリカは車社会ですが、通勤に関していえばこれらの地域からロサンゼルスダウンタウンに出るには車で渋滞時には40分、空いているときでも25分はかかります。
とはいえ、このロサンゼルス近郊では25分の車通勤はごくありきたりな感覚です。
またダウンタウンまでは出ず、ワーナー・ブラザーズやディズニー等の映画・放送業界がひしめくバーバンク(Burbank)までなら車通勤はたったの15分という便利さ。
これらの業界で駆け出しの若者にとってはサンバレーやノースハリウッドは打ってつけの寝所になるわけです。
物件としては、このジップコード91605の界隈は一戸建て賃貸物件は主に平屋の3ベッドルームが主流となりますが、一戸建てでは家賃が$2,500から$3,500とそれなりに高いものの、クオーツとステンレススチール仕立ての改装済キッチンで整えられたワンルームアパートが$1,700と、この一体では手頃な価格となっています。
イリノイ州シカゴ市(ワンベットルーム中間賃貸価格:$1,500)
穴場市場:ダニング(Dunning)
ジップコード(郵便番号):60634
ワンベットルーム中間賃貸価格:$950
家賃世帯割合:28.7%
シカゴダウンタウンから北に約13マイル上がるとダニングという街があります。
このシカゴ郊外の街には1900年代初期に建設されたブロック建ての家が、その前に添えられた味のある外灯と一緒に並んでいます。
このあたりは閑静な住宅地であり、比較的年齢層の若い夫婦が暮らすと同時に警官、消防士、学校の先生といった公務員の人々が多く暮らす街です。
渋滞時にはシカゴダウンタウンまでは車で45分もかかりますが、それでもこの静かで平穏なベットタウンで暮らせる意味ではその程度の渋滞は許容できるというもの。
賃貸市場の物件としてはほとんどが一戸建て住宅となり、それなりの家賃価格です。
ところが近年はこの一戸建て住宅地域の中にもアパートがちらほら建てられるようになり、人気を博し始めています。
これらのアパートのほとんどは駐車場がなく屋内はやや狭い感がありますが、それでも内装の綺麗さは抜群です。
グラニテ調のキッチンに、アパート構内に無料のジムが併設されているような1,375スクエアーフットの3ベッドルームが$1,900からあります。
加えて、この界隈は全米最大級の空港であるオヘア国際空港まで車で15分という便利さです。
このシカゴダウンタウンの北にひっそりとある閑静な住宅街は、シカゴ近郊の穴場スポットとして重宝されています。
テキサス州ダラス市(ワンベットルーム中間賃貸価格:$1,310)
穴場市場:レイクハイランド(Lake Highlands)
ジップコード(郵便番号):75238
ワンベットルーム中間賃貸価格:$827
家賃世帯割合:51.4%
ダラスダウンタウンから北に約20分ほどいくと、レイクハイランドという街があります。
この郊外の街はテキサス独特のデザインとサイズで仕上がる家が並ぶ閑静な街です。
また、アメリカの人口動態で1980年後半から2000年初頭あたりに生まれた世代をミレニアル世代(millenials)といいますが、このレイクハイランドではとりわけこの世代の若い世代が暮らしているのが特徴です。
面白いことに、この閑静な街にミレニアル世代が引っ越していくる一方で、シニア世代の人々は街を出ていくという世代入れ替わりの傾向が見られ、街の平均年齢は若い結果となっています。
そして街のメインスポットの1つはなんといってもホワイト・ロック湖(White Rock Lake)です。
1,200エーカーもの広さがあるこの湖の周囲は1つのレクレーションスポットとして整えられており、マウンテンバイクやウォーキングに最適なコースも備えられ、それこそ若い世代の家族を中心に週末は賑わっています。
テキサス全体がほぼ砂漠の地域であるからこそ、このような水辺の街に自然の豊かさを求める人々が集まるわけです。
そしてレイクハイランドの賃貸市場は4ベッドルームのランチ(ranch)スタイルホームが主になります。
ランチ(ranch)型とは、1960年代に主流となったアメリカ独自のホームデザインです。
平屋でだだっ広く整えられた家全体は、その中身を出来る限りオープンスペースとして残し、まさにこの時代の古き良き時代を象徴する自由さを表現する建物でした。
今のアメリカのシニア世代はこの手のランチ型住宅を見ると、その頃の勢いがよかったアメリカを思い出して懐かしむわけです。
物件としては多少古さがあるため、賃貸物件は大概がマスタールームからリモデリングされ、味のある暖炉と外には小洒落たパティオスペースがつきもので、このレベルの賃貸物件が$2,450程度で出されています。
この一戸建てランチを借りるとなると家賃としては高めですが、穴場は同地区内のサウス・ポイントのような場所です。
ここでは1ベッドルーム、または2ベッドルームの賃貸物件がなんと$750から$1,100程度で賃貸に出されています。
社会人になりたての若者、または第二の人生を出発したばかりの若い世代の夫婦にはピッタリの穴場賃貸市場なのです。
。。。
アメリカの穴場賃貸市場について、更に明日に続けます。
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