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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日からキッチンカウンタートップの代表素材である
グラニテ(Granite)
クオーツ(Quartz)
の2種類について、比較しながらご紹介しています。
比較項目
1.デザイン
2.価格
3.環境性
4.メンテナンス
5.耐久性
の中で、昨日は
1.デザイン
のみについてお伝えしましたが、今日は残りの4項目一気にいきます。
2.価格
グラニテ
グラニテの価格は通常、素材の購入から施工まで含めると
$2,000 〜 $4,000
程度です。
昨日お伝えしたようにグラニテの場合は「すでに生産された商品から選ぶ」という選択肢しかありません。
けれども反対に言えば、自分でグラニテ素材のカウンタートップがある卸屋まで出向いて購入し、かつ自分で自宅への運搬と施工一歩手前までの前準備をすることで、ある程度安く収めることが出来るわけです。
ただし流石に施工そのものはプロにお願いする必要がありますので、上記の平均価格よりも安く収めるとすれば
素材を卸売で自分で購入して、自宅に運搬する
施工のみ人件費を支払う
という形式になります。
クオーツ
クオーツの場合はグラニテよりも加工性に富む分、仕上がりの質がピンからキリまであります。
それに伴い、価格は素材購入から施工まで含めると
$1,500 〜 $5,500
と幅が出てきます。
グラニテと同様にある程度自分で準備することで幾分お金を節約することも可能ですが、いかんせん重量としてはクオーツの方が重くなる為、運搬を含めた作業は素人は避けておいた方が無難です。
クオーツの場合は実際に施工を依頼する業者に先にキッチンそのものを見せ、注文時から依頼した方が間違いがないと思います。
3.環境性
グラニテ
グラニテの場合は自宅のキッチンとして使われるまで、採石場での採掘の段階から結構なエネルギーが使われることになります。
外国からの特別なハイエンド石を使用する場合、ことさら輸送に使われるエネルギーも加味すると環境に優しいとは言い難いもの。
せめて国内の採石場からのものであれば、エネルギー消費は最低限で済むことになります。
クオーツ
クオーツの場合は加工製品であることから、グラニテ以上に環境に優しい素材です。
地元地域で採掘された石から加工されたものであれば、運搬に使われるエネルギーが削減される分を加味するとなおさら環境に優しいと言える素材です。
4.メンテナンス
グラニテ
グラニテのカウンタートップは少なくともキッチンを使用する日は毎日、石鹸か家庭用洗浄剤を使ってきちんとお掃除する必要があります。
油や酸性のものはグラニテのカウンタートップについたままではシミになってしまいますので、特に油を使った料理の後であればきちんとお掃除しましょう。
またそれなりに高額なグラニテを長期間よい状態で使い続ける意味でも、カウンタートップを1年に一度はシールし直すことも一考です。
クオーツ
グラニテと同様に、クオーツもまた使用後はカウンタートップを石鹸もしくは家庭用洗浄剤でお掃除する必要があります。
とはいえ、クオーツに関してはメンテナンスとしては使用後の清掃のみでよく、グラニテのように再シールの必要はありません。
天然石100%のグラニテは天然石が痛まないようにその表面をシールしてあるのですが、最初から全体が加工されているクオーツはシールそのものが必要ないわけです。
5.耐久性
グラニテ
天然石であるグラニテは熱やその他の圧力に対する耐久性が非常に強い特徴があります。
ただし、天然である為にグラニテは細かく見るとその素材の中には小さな隙間があります。
この為、例えば前述のように液状のものがその隙間に入り込んで長時間立つとシミになりますし、またかなりの重量のものがカウンターに落ちてくると、結構なダメージも起こりえるのです(石が割れるのと同じ原理)。
クオーツ
これに対しクオーツの場合はその性質がグラニテよりも固い為、グラニテ以上に耐久性があります。
実際、グラニテはほぼ完全に「破壊不可能」であり、グラニテのように細部に隙間はありませんので、例えば細菌でもそこに溜まって残り続けることはないのです。
ただし、フライパンをクオーツカウンタートップの上に置いてはいけません。
クオーツはグラニテと比べると硬い素材である一方で、グラニテよりも熱に弱いのです。
熱々の鍋をグラニテの上に置こうものなら結構な確立で鍋底の跡が残ってしまいますので、加熱しているものはクオーツの上には直接置かず、必ずパッドを敷いてその上に置く必要があります。
まとめ
昨日からキッチンで最も重要と言えるカウンタートップの2種類、グラニテとクオーツについて
1.デザイン
2.価格
3.環境性
4.メンテナンス
5.耐久性
の5つの項目で長短を比較してみました。
性質としてはそれなりに長い歴史で研究・開発されてきたクオーツの方に軍配が上がるかと思いきや、炊事では不可避の熱にはグラニテの方が強いとなると、選択に困るところです。
私(佐藤)の場合、不動産投資の観点ではグラニテの方が有利と考えています。
自宅のカウンタートップがグラニテなのでよく分かりますが、本当に熱に強いのです。
耐久性のところで重い物が落ちてくるとダメージが大きいと書きましたが、グラニテのカウンタートップを破壊するほどの重量あるものは早々に落ちてきません。
またグラニテはデザインがマーブル調のものが多く、例えばテナントにお掃除の習慣がなく取れないシミが残ったとしても、大概はデザインでごまかされてしまうのです。
この為、次のテナント見込み者が物件を内覧する場合も見た目の印象が新品のそれとほぼ変わらないことになります。
これに対しクオーツの場合は熱に弱いのが一番の弱点です。
クオーツの性質をよく知らないテナントがアツアツのフライパンをカウンタートップの上に置きっぱなしにすると、高い確率でそこには鍋底の跡が残ります。
それが繰り返されると結構汚くなり、次のテナント候補にとって見た目の印象が悪くなるのです。
もちろん、あなたが自分で暮らす住居用に選ぶのであればクオーツは大いに検討してよいと思います。
実際、熱に弱い部分を除けばクオーツを選ぶ利点は多いものです。
グラニテとクオーツ、あなたならどちらを選ぶでしょうか?
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