FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
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・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日から市場に出る前に不動産物件を押さえてしまう方法についてお伝えしています。
zillow.comを始めとするメジャーなMLS(マルチリスティングサービス)では、アメリカ全土の市場に出ている不動産物件情報を見ることが出来ますね。
そこに出ている物件が
売却物件
賃貸物件
差し押さえ物件
等にカテゴリー分けされているのみならず、
過去の売買価格
固定資産税記録
学区
等、詳細の情報も出てきます。更には
市場に出されて何日か
何人の人がその物件をブックマークしているか
まで分かりますね。
ただし、自分自身で市場に出ている物件を選ぶ時に知っておかねばならないのは、
「本当にいい物件は、なかなか市場に出てこない」
ということです。
正確には、
「zillow.com等のメジャーなMLSに出る前に買い手がついてしまう場合がある」
という事実があります。
物件情報は一度マルチリスティングに掲載されると、世界中の人々の目に晒されてしまいます。
人気市場であれば競争がかなり激しいわけですから、誰だってそんな競争に巻き込またくないもの。
そこで知っている人は知っている、やっている人はやっている物件獲得競争を避ける方法として、「市場に出る前に物件を押さえる」方法を選んでいるのです。
とはいえ、物件が市場に出る前に押さえる方法とは決して現地アメリカ人のプロの投資家だけの特権、というわけではありません。
彼らに特権があるとすれば、
「投資家仲間うちで、市場に物件を出さずに個人売買をする」
程度のもの。
けれども大抵は本当に儲かる物件であればわざわざ他の投資家に譲りませんし、自分以外の個人・法人はお互いに競争相手以外のなんでもありませんから、そもそもプロの投資家同士の売買の絶対数も多くはないものなのです。
せいぜいデベロッパーが資金がかなり豊富な投資家に巨額案件を持ちかける程度のもので、個人投資投資家のレベルではアメリカ市民であるないに関わらず、そこに差はありません。
そこで、アメリカ国外からアメリカの不動産物件を市場に出る前(メジャーなMLSに出る前)に押さえる方法とは、
「不動産エージェントに自分の条件を全て伝えておくこと」
です。
不動産エージェントは市場で出る前の物件情報を握っていますから、予め自分の条件を伝えておくことで、その物件が市場に出る前に情報を貰えばよいのです。
。。。
昨日と今日、かなり核心をつくことを書いていると思いますが、隠す理由もありませんので告白投稿的に項をあげています。。
ちなみに、私(佐藤)の方でも
テキサス州ヒューストン市
テネシー州メンフィス市
においては、市場に出る前の物件情報を入手することは可能です。
そこで今日は「物件が市場に出る前に押さえる方法」として、不動産エージェントに予め条件を伝えておくこと以外の方法についてお伝えさせて頂きます。
ただし、こちらはアメリカ国内にお住まいの方々のみが可能な方法となりますことをご了承ください。
レターを送る
「あなたの物件を売りませんか?$○○○○○○で現金購入します!」
そんなレターが、私(佐藤)の家にも届くことがあります。
かなりレトロな方法ですが、「そろそろ物件売却を考えないと。。」と思っている人のアンテナには案外引っかかるものなのです。
事実、私(佐藤)自身もこの方法で物件を取得したことがあります。
当然ながら売り主(になる見込みの方)に直接コンタクトを取るわけですから、レターを送って売却意志のある方から返信があった場合、そこからは全く市場に出さずに内々に売買取引を行うことになります。
全く慌てる必要なく、相手と合意する時間軸で契約を進められるわけです。
この場合は完全なプライベート契約になりますから、ある意味前述の不動産エージェントに条件を伝えておくよりも有効な方法です。
そもそも市場に出そうとする動きすら取らずにプライベートに完結させるわけですから、不動産エージェント達も知りようがないのです。
方法としては、Dietrich Directのようなサイトから、あなたが物件を購入したい地域のリストを購入します。($25からあります)
そこでレターをきちんと丁寧に仕上げて、直接郵送するのです。
ここでのコツは、レター内容そのものはPCでタイプして綺麗に仕上げる形でかまわないのですが、
「封筒に書く相手の住所と名前だけは手書きで書く」
ことです。
想像してみれば分かると思いますが、住所と宛名が手書きで書かれた封筒は誰でも「自分宛てに何だろう?」と開封するものです。
封筒上の住所と名前も印刷にしてしまうと完全に無機質になり、開封率が下がってしまうのです。
レターにあわせ技を使う
そしてレターを送る際に合わせ技として使いたいのは「人生の大きなイベントに合わせる」という方法です。
例えば地元の新聞等には大抵、子供を持つ両親のためのページがあります。そこには特定の家族の情報が結構掲載されています。
とりわけアメリカでは出産や子供が学校に入るといった、その家族にとって大きな転機には結構な割合で引っ越しも検討するものなのです。
そこでもし新聞等に情報が掲載されていた場合、上記のレターに合わせて
「新聞で拝見しました、おめでとうございます」
等、失礼のない文言で一言添えることで、かなり売り主(になるかもしれない方)の注意を引くことになります。
もしこのような家族が本当に引っ越しを考えているのであれば、あなたに連絡が来る可能性は極めて高いのです。
そこからはプライベート契約に入り、物件を市場に出すことなく購入できることになります。
。。。
このようなレターを使う方法はアメリカ国内でないと不可能ですが、もしあなたがアメリカ国内で暮らしており、市場の競争に巻き込まれることなく落ち着いて物件を購入したければ、レターを送る方法もお薦めです。
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