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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日からバケーションハウスについてお伝えしています。
アメリカでも風光明媚な場所に見られるバケーションハウスは夏休み等のバケーションシーズンにはフル活用されることになります。
昨日の実例ではオフシーズンの今でも
$1,350/1泊
になっていますが、例えば物件のグレードをものすごく落として、スポットだけれども物件としてはかなり小さめのガレージすらついていない物件だったとしましょう。
そのような小さいバケーションハウスであってもシーズンに1泊$500を下回ることは考えにくいものですが、仮にその値段であっても夏休みの60日間では
$30,000($500 × 60日間)
となり、夏休みのシーズン以外はガラガラだったとしても採算は十分に取れるはずなのです。
そこでオフシーズンには需要が極端に少なくなるバケーションハウスですが、自分が住むわけでもなくそのまま空室期間になってしまうのであれば、オフシーズンでも何とか埋める方法はないものでしょうか。
シーズン中に十分に賃料を得られる場合はバケーションハウスを単独で所有するオーナーたちは「オフシーズンはぼちぼちでいいよね」と考え、オフシーズンには価格をグッと落として出している程度かもしれません。
けれどもここはマーケティング思考をフル活動してよくよく考えてみると、オフシーズンのバケーションハウスでも十分に稼げる要素があると思うのです。
本日も続けます。
需要対象を変えてみる
もともとバケーションハウスというと、需要の対象はどのようなグループでしょうか。
これは簡単に想像できると思いますが、まず第一に来るのは家族ですね。
それから友人・サークルグループといった需要もあるかもしれません。
即ち親と子供が夏休みに活用する、或いは学生が親しい友人たちとバケーション利用するという場面が多そうです。
けれども夏休みを過ぎてしまうとたちまち閑古鳥が鳴き、次の
サンクスギビング
クリスマス
等の時期以外にはほとんど需要はなくなる傾向があります。
そこで、シーズンに合わせて需要の視点を変えてみてはいかがでしょうか。
需要が少なくなるグループではなく、オフシーズンにこそ需要が出るグループに目を向ければ少なくとも単に
「オフシーズン特別価格!」
などと安売りをせずとも、オフシーズンでもバケーションシーズンと変わらないレベルで賃料をえられるはずです。
例えば今の新年度が始まった時期、あるいは年末の時期になると割合として多いのが
「エグゼクティブ会議」
です。
大手の企業であれば、この新年度が始まったばかりの時期や年末近くには会社の方針を定める会議が多く開催されます。
またそれのみならず、普段でもこれらエグゼクティブクラスは「社外合宿」なるものを頻繁に開催するものです。
日本でも「都内の大企業の幹部が、熱海や軽井沢に数日間滞在して合宿」などとはよく聞く話ですね。
それと同じことで、アメリカでもエグゼクティブによる合宿あるいは社員研修の目的で観光エリアが利用されるのはよくあるのです。
そこでもしあなたがバケーションハウスのオーナーであれば、これらエグゼクティブの合宿場所としてオフシーズンに狙いを定めたらどうでしょうか。
人数は少数に限られますが、
WIFI完備
会議に十分な部屋がある
ホワイトボードがある
ゴルフ場が近い(笑)
等の環境が整っていれば、「オフシーズンにバケーションハウスで集中合宿を」というニーズはあるものです。
この場合は個人使用ではなく法人使用ですから当然滞在費用は経費として落とせることになり、それこそ自分の財布から出す必要がない為に価格に対してよほど抵抗は少ないはず。
それどころか会議が出来る環境があればそこに付加価値が付いていますから、安売りする理由は全くないことになります。
この考え方で大中小のあらゆる法人にアピールし、1年を通して夏休みの60日以外の300日ある中で、その5分の1となる60日間だけでも貸し出すことが出来たとしたら、、
$90,000($1,500 × 60日)
と、追加で9万ドルの利益になります。
もちろん人件費等も相応にかかってはきますが、アイデア一つでバケーションハウスはそれこそドル箱になり、通常の一戸建て投資を遥かに凌ぐ可能性を秘めているのです。
アメリカのバケーションハウススポット10選
最後に、アメリカの中でもバケーションハウスのスポットとして人気の高いエリアを上げておきます。
バケーションレンタル目的で投資物件を購入する場合にアメリカ本土の中で間違いのない人気のスポットトップ10は下記の地域です。
(ハワイは除き、本土のみに絞ります)
1. カリフォルニア州パナマシティービーチ
2. カリフォルニア州ナパ
3. カリフォルニア州パームスプリングス
4. テネシー州ガトリンバーグ
5. マサチューセッツ州ケープコッド
6. フロリダ州キシミー
7. サウスカロライナ州マートルビーチ
8. ジョージア州サバンナ
9. テキサス州コーパスクリスティ
10. バーモント州キリングトン
こうしてみると、やはりバケーションハウスのスポットとしてはカリフォルニア州が多いですね。フロリダ州が少ないのは意外です。
このようにバケーションハウスの需要は時期に左右されやすいものの、上手にあらゆる需要を取り込むことでより大きな収入につながる可能性を秘めています。
その為に数多くのバケーションハウスを運営する専門会社もあるくらいですが、バケーションハウスへの投資は個人でも一考に値するものではないでしょうか。
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