謹賀新年、明けましておめでとうございます!
新しい年をいかがお過ごしでしょうか。
昨年は皆様のおかげさまをもちまして、当ブログサイトの閲覧者が急増してまいりました。
新規の方々だけでも毎月数千人以上が閲覧くださり、リピート閲覧者が増え、日々お問合せを頂いています。
まだまだ稚拙なアメリカ不動産情報サイトですが、ご支援頂きありがとうございます。
そんな毎日で何よりも嬉しいのは、このブログを通じて昨年も新しい出会いを数多く頂けたこと。
率直に、これが一番嬉しいです。
人生の豊かさは人のつながりに相応して大きくなるように思います。
自分が子供の頃から大人になり、社会人として学び続けてきたことの結果は自己成長という自己満足に留まるのみならず、その大義は社会貢献にあるはず(佐藤個人の考えです)。
新しいご縁を頂く際に、お互いの成長の過程と結果を共に共有し合うことでお互いの人生がどんどん豊かになっていく、そんな法則性が人生にはあるように思います。
本年もお一人おひとりとのご縁を大切に、まだまだ半人前ながらも私(佐藤)自身の知識と経験を少しでも世に分かつことで人様の幸せに貢献させて頂けたとしたら、これほど嬉しいことはありません。
昨年も
「顧客利益の最大化」
「ニーズのあることしかサービスにしない」
「お客様以上にお客様のニーズを考える」
これらを基本概念として横を向く間もなく走り続けてきましたが、昨年末に一年を振り返ってみると当ブログサイトを通じてだけでも、結果として数億円単位のお取引に貢献させて頂けたようです。
皆様の資産形成のお手伝いをさせて頂きながら、その実自分自身も新しい発見と新しい学びをさせて頂いたことに深く感謝申し上げます。
2019年におきましても一人でも多くの方々の人生に寄与できるよう、精一杯努めてまいりたいと思います。
2019年のアメリカ不動産市場の傾向
さて、2019年のアメリカ不動産市場はどのように動いていくのでしょうか。
昨年までの流れから予想される2019年の傾向を見ていきましょう。
物件在庫不足は続く
現在のアメリカ不動産市場では全体的に物件が不足しています。
慢性的に人口増加のペースの方が早く、住宅の供給が追い付いていないのです。
カリフォルニアのごく一部の急ピッチに建設が進められている地域では供給が上回る傾向がみられましたが、これも一過性のもので全体的には在庫数は不足のままの状態にあり、売り手と買い手のバランスが取れるには至っていません。
この在庫不足が続く大きな要因の一つになっているのは、建築業界における資材と人件費の増加です。
この価格高騰により、建築業界としても十分にスピードを上げて新築物件を増やすことが出来ない状況が続いているのです。
そしてこの傾向は2019年も続くことはほぼ確実であり、状況を好転させる材料が見えていないのが現状です。
その結果として在庫が少ない中にも人口が増え続ける以上は、不動産価格そのものは上昇し続けることになります。
住宅ローン金利は2019年も上昇し続ける
10年前の不動産価格大暴落の後に、FRBは実質ゼロ金利政策を打ち出しました。
フェデラルファンドレートが2007年6月に5.3%に達した後、不動産価格大暴落後の混乱を押さえる目的でなし崩し的に金利を下げ、翌年2008年10月までには実質のゼロ金利にまで落としたのです。
それが昨年12月26日の時点ではフェデラルファンドレートを2.4%にまで上げてきています。
FRBは2018年を通して大きく4回大きな利上げを実施していますが、この傾向は2019年も続くはずです。
そうすると、これまでは低金利が住宅購入とその後の住宅ローン支払いに大きく貢献してきましたが、同時に住宅価格は確実に上昇してきていますので本年は
「金利は低めでも、この住宅価格ではとても購入できない!」
「これ以上金利が上がる前に購入したい!」
この両者の層がますます顕著に分かれてきそうです。
事実、ヒューストン市場は2017年のハリケーンハービーの影響はとっくに脱却して2018年の不動産市場は全米でも指折りに活況でした。
私(佐藤)が所属するチームだけでも、ピークタイムには月に10軒近いクローズがあったのです。
そしてこれら物件購入者の方々の動機は「金利がこれ以上高くなる前に買いたい」というものでした。
その意味では人口増加も堅調な南部の地域では将来の不動産価値上昇への期待もあって、2019年夏も熱い以上になることがほぼ確実視されています。
賃貸市場は堅調に推移
総括すると、昨年までの傾向からも分かるとおり現在のアメリカでは不動産賃貸市場への需要がおしなべて高い状況にあります。
とりわけ
「金利は低めでも、この住宅価格ではとても購入できない!」
という状況の人々にとっては賃貸物件しか選択はありませんし、またその中でも
「所有は無理にせよ、家族の為にもきちんとした一戸建て物件を賃貸したい」
そのように考える人々のニーズが絶えないのです。
そして結果として、
学区が良い
治安がよい
開発が進んでいる
このような地域にある一軒家は非常に人気がありますし、この手の地域は従来キャッシュフロー市場であるメンフィス市場にも現れています。
独自の学区をもち、ダウンタウンエリアとは一線を画して、あたかも自治区のような経済圏を確立しつつある地域が出現してきているのです。
そのような地域は当然人気が出てきますから将来の物件価値推移も非常に手堅い結果となり、「キャピタルゲインとキャッシュフローを同時に狙える限定地域」と化しているわけです。
。。。
日本も先行きが明るいとはいえない中、本年はアメリカでも景気減速が予想されています。
このような混沌とした時代の中で一つだけ断定できるのは、「自分の将来は自分自身で保証を立てるしかない」ということではないでしょうか。
ガツガツと貪欲に儲けずとも、順調に着々と資産を増やして「将来の為の心の安心を築いていきたい」と望まれるのであれば、アメリカ不動産投資はその選択肢の一つにあげてもよいと思うのです。
本年が皆様と、皆様のご家族にとって素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
佐藤
平成31年 元旦
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