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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「アメリカ不動産投資の成功術」と題してアメリカ不動産に特化した項を毎日上げているのですが、投資そのものについて結構幅広いご質問を頂いています。
中には佐藤が支援させて頂く範囲外のご相談もあったりするのですが、大概は
アメリカ不動産投資について
投資全般ついての考え方
この二つのいずれかでしょうか。
後者については前者ほど割合は多くはないものの、資産形成の方法を問わずに最大公約数的なご質問を頂くものです。
その中でこれは当ブログで上げてもよいのでは、と思うご質問に下記のようなものがあります。
目標は〇億円を稼ぐことです。
これは現実的な目標でしょうか?
目標を稼ぐ金額に定め、その実現可否についてのご質問です。
いくら稼ぐ、となると「不動産投資」という資産形成方法のみでは語れないところかと思いますが、このようなお金の金額を目標に掲げる方々は結構いらっしゃるようです。
過去に私(佐藤)の友人からも稼ぐ金額を目標として聞いたこともありますし、あなたの周りでもともすると耳にすることがあるかもしれません。
けれども、「〇億稼ぎます!」と威勢よく目標に掲げるものの、実際に〇億円を稼いだ話はついぞ聞いたことがないものです。
「目標を持て」
とは確かに言われますが、なぜ稼ぐ金額を目標にしていても実際に稼げるようにならない、或いは稼いでも一時的に終わるのでしょうか。
今日は、稼ぐ金額を定めても実現できない理由について私(佐藤)なりに思うところをお伝えさせて頂きます。
欲望にはキリがない
つい先日、とある資産家と食事をしていました。
外資系金融機関に努め、株式投資についてはプロ中のプロです。
このレベルの方々になると、根本的に考え方が一般の人々とは違いがあるのが面白いところです。
見た目の格好は本当にごくフツーのおじさんなので、ストリートを歩いてすれ違ったとしても、とても資産家には見えません。
ところが口から出てくる情報は普通の感覚ではとても消化しきれないような刺激的な話(笑)
その途中で話に上がったのが、
「いくらあれば人は幸せになれるのか」
という話題。
その答えは分かっているのですが、ふとお金の話になるとそんな基本に還る会話になります。
その答えはあなたも想像できると思いますが、
「いくらあっても、欲望にはキリがない」
「お金は必要だけれども、幸せの真因にはならない」
というものです。
1億円あろうが
10億円あろうが
100億円あろうが、
いくら手にしても人は満足することはありません。
人が本性としてもつ欲望にはキリがないからです。
そして冒頭のご質問になりますが、
「〇億円を稼ぐこと」
この目標が悪いとはいいませんが、佐藤なりの経験論で言えば
「なぜ〇億円が必要なのか」
という前提の目的が定まっていない限り、その
「〇億円稼ぎたい」
という目標は目標のままで終わると思います。
なぜ「〇億円稼ぎたい」と目標を定めても実現できないのかといえば、それは
「本当に稼ごうと思っていない」
からです。厳密には、
「本当はその金額が稼げなかったとしても、現実には(多少窮屈でも)今の生活には困らない」
から。
「将来が不安だ」
「老後に2000万円は厳しい」
「年金制度は続くのだろうか」
そう将来を案じながらも、けれども現実には
・仕事を定時で終えて
・テレビを見て
・スマホでニュースを読んで
・Youtubeを見て夜更かしして
・次の朝に会社に向かう
この繰り返しの中で、「〇億稼ぐ」という目標を掲げたとしても次第にその熱い想いは消えていきます。
先日も別の友人が
「あー、5億円あったらなー。」
とぼやいていましたが、この彼の場合も本気でそう思っていないのです。
どうしても必要ではないし、本当に必要で現状を変えようと思っているのなら、まず佐藤にボヤキセリフをこぼしている暇などないはず。
目標の前に目的がある
やや厳しめに書いていますが、事程左様にお金を目標にしていても達成はできないものです。
「〇億円を稼ぎたい」
という目標は大いに結構なのですが、それ以前に
「〇〇の目的を達成する為に、〇億円を稼ぎたい」
この前の部分にくる、「〇〇の目的」が何よりも大切であるように思いますし、稼ぎ続ける人々はすべからくこの
「〇〇の目的」
を備え、その目的が引力として働き続けています。
その意味では当ブログもアメリカ不動産ネタで毎日項を上げ続けていますが、それなりの時間を投下して書き続けられるのは
「目的という引力に毎日引っ張り続けられている」
からなのです。
このブログそのものから収入はありませんが、それよりも無形資産となる数々のご縁こそ本当に大切なもの。
結局のところ、お金は目的にはなり得ないものだと思います。
そもそも人の欲望には際限がありませんし、やはり先立つべきは人生の目的です。
「自分はこうなりたい!」
というBeingが先にあって、それから
「そうなるには、今の自分は何をする為にいくらぐらいの資金が必要か?」
という具体的な発想になり、それに伴って必要な金額も定まってきます。
例えば私(佐藤)の場合も遠隔のプロジェクトを進める場合、現場確認に飛ぶだけでも結構な出費があるものです。
一回飛ぶだけでも
飛行機代
ホテル代
レンタカー代
食事代
と、お金がかかります。
けれどもそれが「自分が何者になりたいのか」という目的を達成する為に必須の活動だとすると、
「どうしてもその為にお金が必要」
なのです。
そのような自分なりの人生の目的があって初めて、
「月に最低でも〇〇〇万円の不労所得が絶対に必要だ」
このような目標が定まってくるものだと思います。
もちろんこれはあくまで私(佐藤)個人の経験論であり、人によって価値観は様々だろうと思います。
けれども順番としてはやはり
「目標の前には目的が必要」
「目的を達成する手段の一つとして、目標の金額設定が初めてできる」
であるように思います。
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