こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
自分自身の不動産投資成績と、他人様の不動産投資を支援させて頂く中で気づくことがあります。
それは、
「投資運なるものは存在する」
ということです。
運勢を信じる信じないは個人の自由ですが、私(佐藤)は「投資運というのはあるな」と感じています。
金融なら金融関係の知識を詰め込み、かつ日々変化する社会の動きと自分に直結する変化を頭に入れて、自分の知識を常々アップデートし続けることは必須です。
一言でいえば
勉強して
勉強して
勉強して
勉強し続けていけば、大概の夢は叶うものだと思います。(佐藤もまだまだ勉強中ですが、本質は本当にそうだと思います)
現代社会の中で自分が立つべきポジションを定めて、その専門性を日々磨き続けていくことで
<そこにかける時間 × 絞りきったセグメントの専門性>
の掛け算が、
他者の追随を許さない圧倒的な力
参入障壁の高さ
大器晩成型の超持続安定事業
と化していくわけです。
その意味では、私(佐藤)などはまだまだのレベル(涙)。
過去のアメリカ不動産に関するインプットを日々アウトプットし続けるのは当たり前として、それでも今はまだまだ圧倒的なレベルとはとても言い難いもの。
当ブログサイトにしても
5年、10年、
と続ける中で少しは世のお役に立てる情報サイトに近づけるかもしれませんが、
20年、30年
と<知識 × 実践>のPDCAサイクルから醸し出される成熟度と共に、多少は人としても成長できればと願っているのです。
。。。
ときに、このあたりの「知識を身につける」という行為はやろうと思えば誰にでも出来ることです。
けれども、いわんや知識を身につけるだけでは身につかない「投資運」なるものはやっぱりあると思います。
言い換えると、いくら専門性の高い知識を身につけたところで運が悪ければ投資でも成功し得ないわけです。
先日打ち合わせで始めてお会いした超富裕層の方など、ほんの1ヵ月で数百億を吹き飛ばす憂き目に会ったのだそう(ブルブル)。
そうかと思えば同時期に運良く資産を増やす人々もいるわけです。
そして興味深いのは、世の中の資産家を観察しても
運が良い人
運が悪い人
は明らかにいますし、私(佐藤)の観察では意識的に運が良い人になることは可能であるように思います。
この点は知識的な話というよりも感性の話になってしまうのですが、今日は私(佐藤)が気づいた、投資運の良い方々の共通点についてお伝えさせて頂きます。
富は分かち合うもの

事業でも「理念」は極めて大切です。
人の行動はその人の想いが表面化したものであり、その方の立ち振舞でその人の常日頃の想いの持ち方は分かりますね。
会社であればこの理念が会社の行動として現れてくるはずですし、人であれば個人の考え方がその人の行動に現れてきます。
理念という言葉は人の場合は信念と置き換えてもよいでしょうし、確固たる想いの定まらない人はおいおいにして流された人生を送りがちになるものです。
そしてこと「投資運の良い人」となると、そこには興味深い共通する理念(信念)を垣間見ることが出来ます。
それは、少なくとも私(佐藤)が見てきた投資運の良い人は、「富は分かち合うもの」という考え方を共通して持っているのです。
たまたま知識と実力があって自分の懐に富が入ってはくるものの、その富を自分の所有物だとは考えていないのです。
自分の池にしっかりと水(富)を流し入れるものの、池に水を貯め続けるようなことはせずに必ず意識的に池に出口(上手な使い所)をつくり、水(富)を外に出し続けているのです。
分かりやすいのはビル・ゲイツもそうですね。
彼は自分の子供には多少は残すものの、自身の富の大部分は自分が死ぬまでには社会に還元すると明言しています。
ウォーレン・バフェットもビル・ゲイツの信念に絶大な信頼を置くからこそ、すでに自身の8割の富をビル・ゲイツに譲渡したわけです。
このお二人とも、富を自分の所有物だとは思っていない証拠ですね。
そして私(佐藤)に不動産投資コンサルティングを依頼に来られる資産家の方々も、
「やけにこの方は運がいいな」
と思える方々はお付き合いさせて頂く中でほぼ十中八九、富を我が物と思っていない姿勢が見えてきます。
少し多めに

そしてこの投資運が良い方々に共通する行動がもう一つあります。
それは、富を分かち合うにしても「少し多めに分かち合う」姿勢です。
例えば、アメリカではレストランで食事をするにしてもチップを支払いますね。
よく観察していると、投資運の良い方々はチップを少し多めに出しています。
まず20%を切るチップの出し方はしませんし、ニコニコと感謝しながら少し多めにチップを置いているのです。
想像してみると分かると思いますが、ニコニコと感謝して店を出ていく人が醸し出す雰囲気は、決してトゲトゲしいものであろうはずがありません。
少し多めに分かち合う心構えの人々からは、優しく豊かな雰囲気がにじみ出ているものです。
そして一事が万事。このような少し多めにの姿勢は資産管理にも現れてきます。
もちろん富を築く方々は株であれ不動産であれプロレベルの知識がありますし、かつ数字にはとてもシビアで厳しいものです。
けれども同時に、投資運の良い方々は決してケチケチはしていません。
お金の数字に厳しいこと
お金に対してケチケチすること
この二つは明らかに違います。
お金を出すべき時はしっかりと出し、しかも「少し多めに出す」のが彼らの姿勢です。
このことは不動産投資であれば、不動産管理会社との付き合いでも同じことがいえます。
常々彼らに感謝する言動は当然のこととして、必要な場面では少し多めに支払ってあげるのがコツです。
修繕費が必要で相見積もりを取る場合でも「安さ」が施工業者選定の基準ではなく、「量と質」を精査した時に多少高い業者の方に軍配が上がるのであれば、迷うことなくそちらを選ぶ方が吉と出ます。
安くケチった修繕はそれなりの質でしかありませんし、逆に量と質でしっかりと手直しした方が長期的には得するものです。
そしてここが大切ですが、多めに出すということは
施工業者(人件費)
管理会社(監督料)
この二者に対して少し多めに支払う、ということになります。
この、人様に対して「少し多めに支払う」のがポイントで、投資運の良い方々はここに重きを置いているものです。
。。。
投資運の良い方々の共通項を二点上げてみました。
富は分かち合うもの
少し多めに
もちろんこれらが絶対法則と述べるつもりはありませんし、たまたま私(佐藤)が見てきた投資運の良い方が上記のような姿勢をお持ちなだけかもしれません。
それでもやはり投資の世界を観察し続けていると投資運なるものは存在するように思いますし、私(佐藤)もまだまだ半人前だからこそ
「人たるもの、かくあるべし」
と自分を躾け続けていきたいのです。
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