昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサル タントとして働く佐藤です。
昨日は
事業の棚卸し
佐藤個人の概念の棚卸し
について触れましたが、来年以降のアメリカ不動産投資へのご案内に対する軸が固まりつつあります。
折に触れて当ブログでも何度か触れていますが、私(佐藤)が事業を展開する上で常に心がけているのは
「ニーズを商品化すること」
です。
極論、商売のキモは
「欲しい方に欲しいものをお届けする」
ここに集約されてくると思います。
欲しくもないものを目の前に出されても、そもそも欲しないわけですから獲得したところでそこに喜びはありません。
それにつけて欲しくもないのにグイグイ攻められては迷惑営業もよいところ。
また多少興味があるかなと思ってチラ見してみると、その後に怒涛の営業を受ける。
あなたも覚えがあるのではないでしょうか。
実に不動産の世界でも「チラ見後の怒涛の営業」はよくあります。
将来のことも考えて不動産投資にも何となく興味があり、向学の意味も込めて
マンションを見学する
不動産投資セミナーに参加する
という行動を起こしたはよいものの、その後には主催者による「怒涛の営業」という余計なおまけがついてきたりするものです。
この不必要な怒涛の営業は不動産に限らず巷に溢れており、西洋式の狩猟型とも言える勢いでもってこられる営業には私(佐藤)も少なからず辟易した覚えがあります。
けれども繰り返しますが、狩猟型の営業の後に本当の喜びはなかなか出てこないものです。
ましてや不動産物件など、冬の商店街でブラリと通りかかったおまんじゅう屋さんで一つ二つ買うのとはわけが違います。
融資を引いて購入する場合など、紛れもなくそれは大きな借金を背負うことになるわけですから購入者には心から納得して頂いた上で決断して頂く必要があるのです。
反対に狩猟型営業の勢いに飲まれて購入してしまった場合、後で我に返って後悔されてしまう場合も少なくないように思います。
だからこそ私(佐藤)にとっては
怒涛の営業
狩猟型営業
などは考えられず、あくまでも「自ら求めて来られる方々の求めてこらえるニーズに合わせて」ご案内させて頂くことが大切だと考えています。
いわゆる不動産業界では「売れずに売れる」式を体現することがキモであり、決して見込み客を追いかけて売るような代物ではない、ということです。
2020年以降に高まるニーズ
そのようなわけで、私(佐藤)は不動産投資を志す方々の「求めるもの」に対しては殊の外敏感です。
「売れずに売れる」とは即ち「欲しいものを目の前にお届けする」ということであり、その摩擦係数ゼロの営業にこそお互いの本当の喜びがあると信じるからです(繰り返し体験済)。
分野を変えてみると、アマゾンプライムなどその典型です。
「あ、これを買っておかなかきゃ」
と思い立って、アマゾンを開けば欲しい商品はレビューと共に目の前に出てきます。
そしてボタンをポチッと押せば1日〜2日後には届きますので、まさに
「欲しいものを目の前に届けられている」
ような感覚です。
不動産物件の場合はさすがに1日〜2日で目の前のお届けというわけにはいきませんが、少なくともクライアントの資産形成目標に合致する、カスタマイズした物件購入・運用方法をご提案することは可能になります。
そうすると、何よりも大切なのは私(佐藤)が頭の中でウンウン考えて一方通行で
「これをどうぞ」
「あれをどうぞ」
というのではなく、将来に備えて不動産をして資産形成を図りたい方々の心の声を聞いて、本当にニーズに合致するものを目の前にお届けすることが大切になります。
そもそも、私(佐藤)にご相談に来られる方はアメリカへの不動産投資が初めてな方がほとんどです。
中には日本、あるいはその他の国々ですでに不動産物件を所有されている方々もいらっしゃいますが、大半は不動産投資そのものが初めてという方が大多数を占めています。
そうすると必然、ご相談に来られるご本人自身がどのような投資が適切なのかを測りかねていらっしゃる場合がほとんどですから、お話を伺いながら心の声を聞き届け、
「それならば、これこれこういう形で進めてみられる形でしょうか?」
とニーズに合わせてカスタマイズした投資手法を目の前にお届けすることになるわけです。
そしてつい最近、多数の方々の心の声を聞き続けていく中で見えつつある最大公約数的なニーズがあります。
今月発表された令和三年から施行される税制改正のことはご存知かと思いますし、その詳細については日本の専門家の方にお譲りするとして、この正式な発表からアメリカ不動産へのニーズがはっきりとある方向に変わりつつあるのです。
さすがに反応が早い方は早く、多くの方々が2020年以降の投資展開についてあらゆる角度から質問をぶつけてこられています。
その数々のご質問から感じられる、確かなニーズとして来年以降現れてくるだろう概念は「バリュー投資」です。
正式にはバリュー投資という言葉はアメリカにおいても
ビジネスへの投資
株への投資
ではよく聞かれますが、不動産投資においては使われていないはず(佐藤が知る限り)。
その意味では不動産投資においてバリュー投資とは聞き慣れない感があろうかとは思いますが、私(佐藤)は2020年以降の不動産投資においてはこのバリュー投資にこそ多くのニーズが集まり始めるだろうと予想しています。
その布石として以前から求める声の多かった差し押さえ物件への投資機会の門戸も開き、
・従来の不動産投資
・セルフフリップ投資
・借入証書(プロミゾリーノート)投資
これらの基軸から縦横に展開される組み合わせで長期視点にたったバリュー投資に対するニーズを満たす準備を開始しているわけです。
かくして2020年はおそらく日本人投資家の皆さまにとっては「不動産版バリュー投資元年」になるのではないでしょうか。
老後の安心に向けたニーズにこそ合致するバリュー投資について、来年以降の個別コンサルティングでは特に力を入れてお伝えさせて頂きたいと考えています。
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