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昨日は人種についてやや踏み込んだ内容でお伝えさせて頂きました。
人は自分と同じ人種といることに心地よさを感じる傾向がある
アメリカでは不動産取引のほとんどは白人系によるもの
良質な不動産投資案件も白人による案件が圧倒的
(ゆえに)
「良質な不動産投資案件は白人投資家グループの間で回る傾向がある」
そんな佐藤の所感、けれども社会学でPhDを有する教授による
90%以上のアメリカ人が、完全に同じ人種あるいは民族の人から構成されるネットワークを有する
との調査結果からも、アメリカ不動産投資で成功するには白人投資家グループのネットワークに身を置くことが必須であることは間違いなさそうです。
そしてここに面白い事実があります。
「類は友を呼ぶ」
という言葉の通り、
「類は投資仲間を呼ぶ」
こともまた事実だと思われる節があるのです。
このことはもちろん白人系に限った話ではなく、日本民族を含む全世界の人種に共通することだろうと思います。
人はグループを作るとき、大概は自分と似た感性を持つ気の合う者同士で集まるものです。
大企業では派閥なるものが存在する傾向がありますが、今も昔も派閥が出来るのはある意味人の本質として当たり前のことかもしれません。
そしてここでいう
「類は投資仲間を呼ぶ」
とは、単純に投資に興味のある人は同じく投資に興味を持つ人を呼ぶ、ということのみではありません。
私(佐藤)の場合はそのもう一つ奥、
「集まった投資仲間の性質(性格)」
をよーく注意して観察しています。
この際遠慮なくハッキリ言いますが、その投資案件がどんなに魅力的で完璧に見えたとしても
「性格の良くない投資仲間からの案件は一切受けない」
方が得策です。
「類は友を呼ぶ」
この言葉をもう少し解釈すると、
「想いのレベルは同様の想いを持つ人を呼ぶ」
という解釈も出来るのではないでしょうか。
意地の悪い想いを持つ人は同様の想いを持つ人と一緒にいると心地よい
愚痴を言う人は愚痴を言う人と一緒に居ると心地よい
反対に
人の悪口を言わない人は同様に悪口を言わない人と一緒にいると心地よい
そんな風に、いかなる想いのレベルであろうともその想いは同種の想いを持つ友を呼ぶと思うのです。
このことが不動産投資に何が関係あるのかと言えば、先々で失敗しない為にもこの判別は相当大事です。
包み隠さず言えば、私(佐藤)は投資案件よりも以前に、
「その投資案件がどんな類の人(グループ)から来ているのか」
この部分がよほど大切だろうと考えているのです。
我欲が先立つグループからは距離をおいた方がいい
とある、私(佐藤)の知るアメリカ人投資家グループの話です。
あるアメリカ不動産会社が数十億規模のフリップ案件を実行に移しました。
この不動産会社をA社としましょう。
かなり大掛かりな投資で、相当数のロットを一挙に買い占めて修繕を行い、価値を高めた上でそれぞれの物件を投資家に売りに出す計画です。
これだけ大きなプロジェクトはA社単体で進められる案件ではありませんでしたから、A社はプロジェクトを進めるにあたり複数の法人に出資を呼びかけていました。
その案件が耳に入ってきた時に率直に思ったのは
「このプロジェクト、かなりリスクが高いな」
ということ。
そしてA社の社長は直接は合っていませんが、その社長と面談したことがある投資家から聞いたのは
「自信過剰で豪腕」
との評価。
・プロジェクトそのものがリスクが高い
・プロジェクトリーダーが自信過剰気味
この時点で私(佐藤)の中では注意フラッグが立っていたのでした。
結果としてこのプロジェクトに出資した不動産会社は4社ほどあったのですが、その中にB社があります。
実は以前このB社から声をかけられ、社長同席で面会したことがありました。
投資スキームを組み立てるのにパートナーを探しているとのことで、いろいろと根掘り葉掘り聞かれたのです。
けれどもこの面会の時、正直に告白すると
「このB社とのお付き合いは避けた方がいいな。。」
そんな風に直感していました。
この社長は経歴華々しく、某有名大学をでてマンハッタンのウォール街でキャリアをスタートさせています。
今ではご自身で投資会社を設立し、その一つとしてアメリカ国内の不動産投資も手掛けておられ、経歴だけを見れば誰もが一目置くことは間違いありません。
けれども佐藤にとっては相手方の経歴や実績は二の次。
何よりも、その人の「人となり」を見ているのです。
文章で書くと悪口に読めてしまいますので控えますが、その社長さんの表情と語り口から直感するのは「先は推して知るべし」でした。
一言だけいえば、常日頃の想いの持ち方に我欲を先行されている姿勢が見え見えだったのです。
お会いしたのはその時だけで、何の取引も行っていません。
そうしたところ昨年末に情報が入り、
「B社も出資参加していたA社のプロジェクトが頓挫している」
とのこと。
聞くと、出資社同士で揉めて事が前に進まなくなっているというのです。
ちなみにこのプロジェクトではすでに投資家への販売は開始されています。
おそらくここから出資社同士で訴訟の起こし合い、或いは投資家からの訴訟に発展するでしょうし、この案件はもはやまともな商売としては成り立たないと思います。
。。。
どんなに魅力的な案件に見えたとしても、やはり
「その案件を手掛ける人(法人)は誰なのか、どんな人なのか」
これはかなり重要です。
一見信用出来そうでも人によっては手のひらを返してくることもありますから、それこそ
1.実際に合って打ち合わせる
2.一緒にプロジェクトを行う
3.共に実績を積み上げる
この繰り返しで時間をかけてパートナーは吟味していく必要があるでしょう。
もちろん私(佐藤)は自分のことを
「佐藤は性格も良いから安心ですよ。類は友を呼ぶものですよ。」
などと頭のおめでたいセリフでお伝えするつもりは毛頭ありません。
常々このブログでもこぼすとおり「かくの如き人でありたい」と願いつつも、実際にはまだまだ人としても修行中の身です。
けれども、少なくとも私(佐藤)が不動産投資案件を受け取るときはその投資案件内容以前に
「その案件を手掛ける人(法人)は誰なのか、どんな人なのか」
ここを最も重要視しているのは事実なのです。
一事が万事。
些細なことでもちょろまかそうとする人は、それこそ大きい案件でもちょろまかそうとするもの。
我欲で物事を進める人は、どんな案件でも中身では我欲が先行しているもの。
そしてずるさや我欲が入る案件は、遠からずどこかでつまずいてしまうものなのです。
「驕れる者久しからず(おごれるものひさしからず)」
投資案件を吟味するときは、何よりもまずその案件に関わる「人」をよく見てから精査を開始するようにしましょう。
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