FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
世界経済が非常に不穏な動きを見せていますね。
本年に入ってコロナウイルスによる影響が一気に拡がりましたが、佐藤が暮らす地域ではなんとなく
「コロナウイルスと共存の段階に入ったよね」
的な雰囲気が漂う感がありますが(悪く言えば気の緩み)、皆様がお住いの地域ではいかがでしょうか。
アメリカでは各地で新学期がこの9月から開始され、学校側も各家庭もかなりの不都合を感じつつ、現状を受け入れるしかない認識で毎日が始まっています。
経済の動きとしては間違いなく景気後退の最中にあり、私(佐藤)の周りでは3月以降あたりから
「向こう数年以内に、人類史で経験したことのない大恐慌に入る」
とよく聞くようになりました。
実際に人類が過去経験したことのないレベルに突入するのかといえば、私(佐藤)自身は
「その可能性は高い」
と考えています(あくまで佐藤個人の見方です)。
とはいえその因となるものは何も今年に始まったものではなく、厳密には2008年以降、風船がどんどん膨らみ続けてきたように見受けられます。
結果として今回のコロナウイルスによる景気後退が
「風船を割る針の役割をするかもしれない」
という意味で、ここから恐慌に入る可能性は高いと考える次第。
この9月上旬だけを見ても
⇒ ハイテック株を中心に株式市場がバブリーなレベルで盛り上がったかと思えば
⇒ つい数日前には大きく下がり
⇒ 不動産価格が大きく下落し始めたかと思えば
⇒ 過去最低のモーゲージ金利で元気に回復したり
という状況の中で
何が正しい情報なのか、
何が実態経済を反映しているのか、
いよいよ現代の資本主義社会が混乱を極めているなと思うのは佐藤だけでしょうか。
このような中でブレない軸を確立するには
過去
と
現在
の点をしっかりと結び、そのベクトルが指す未来予想図を可能な限り見極めるしかないように思います。
少し先の未来に大恐慌以上の混乱が起こるのか否かはあくまでも個人が判断しなくてはなりませんが、私(佐藤)自身は何が起こってもいいようにかなり以前から準備を進めてきたつもりです。
そして時間軸の中で「現在」を見る中でたった今注目しているのは
「アメリカでは企業年金の崩壊が次々と始まっている」
という事実。
企業年金の崩壊についてはまた近い将来にこの「流儀」のカテゴリーに上げたいと思いますが、少なくとも自分と家族の将来を
国民年金
企業年金
401K
等のみに委ねるのは極めて危険、という認識をもっています(繰り返しとなりますがあくまで佐藤個人の見解です)。
願わくば私たち一人ひとりが現役の間に
自分基金
という政府にも企業にも頼らないキャッシュフロー型ファンドを確立し、
「自分基金があればまず老後は大丈夫」
「国民年金や企業年金も頂戴できるのなら、ありがたい」
というレベルにまで仕上げたいもの。
そうすると、例えば60歳を目標にして
「60歳まではあと○年」
と考えるのなら、少なくともタイムリミットの設定は誰にでも出来ると思うのです。
このような時代だからこそ、私たちは毎日をフル回転で駆け抜けていきましょう。
クローズド案件が入り続ける
そんな不安定な時代に突入する中、アメリカ不動産市場は全米各地で
活況な市場
沈みゆく市場
に明確が分かれ始めているようです。
投資目的ではなく、住居目的の売買であれば間違いなく最も活況なのは南部。
コロナウイルスの影響もなんのその、こちらでご紹介したパートナーも本年は最高記録を叩き出すようです。
結局のところ、全米で出会うツワモノリアルターたちに共通するのは
「コロナウイルスは関係ないだろ?」
「自分の目標しかみていないよ。」
という前向きな姿勢です。
このようなブレない人々に囲まれることは自分自身の姿勢を常々正す意味でも本当にありがたいこと。
ここ数ヵ月は世界中のあちこちから
「コロナウイルスの影響で。。」
というセリフを聞く中でも、
「コロナウイルスを自分の仕事に影響させない」
「コロナウイルスだからこそ今を好機に」
そんな前向きな姿勢は大いに賞賛されます。
そんな中、不思議なことに最近は佐藤のもとに届けられるクローズド案件も増えています。
- 商業物件
- マルチファミリー物件
- フォープレックス物件
- デュープレックス物件
等がバランスよく市場に出される前に案件が持ち込まれるのですが、全てに共通するのは
「キャッシュフローに特化した案件」
です。
当ブログでも度々項をあげるとおり、ここからのアメリカ不動産市場はキャピタルゲイン狙いではなく
「キャッシュフロー狙いでコツコツと積み上げる投資」
が強いと思います。
ここもあくまでも佐藤個人の考えになりますが、特に今からしばらく続くだろう暴風雨を考えると、つい先日ご紹介した
この図の中でも乱高下の激しい第三領域への投資に大きく動くよりも、第一領域の中でも
キャッシュフロー型の不動産投資
を軸にすることは「安定中の安定の一つ」とも言えるように思うのです。
そう考えると佐藤は案外保守的なのだろうと自分でも思いますが、
「派手なダンクシュートでカッコよく決める!」
よりも、得点は同じツーポイントの
「ゴール下からの面白みのないジャンプショットでコツコツ点を積み重ねたい」
と思います。
そこで現在投資支援のご依頼を頂いている方々の投資基準についてはお一人おひとりの詳細を把握していますから、持ち込まれるクローズド案件はすべからく、どなたの基準に合うかを吟味しています。
詳細はさておき、吟味する上での佐藤の大まかな視点は
「数字として十分満足なレベルか」
「自分なら投資するか」
の2点です。
実際にはもちこまれる案件はほとんどがこれらの基準に満たない案件ですので、どなたにもお伝えすることなく容赦なく佐藤の段階で「ボツ」にしています。
自分ならあり得るレベルでも人様にご紹介する案件となればやはり保守的になって然るべき。
私(佐藤)の段階でボツにする案件でも他の投資家からはそれらの案件に平均で
5 ~ 6件
はオファーが入っているようですが、匍匐前進(ほふくぜんしん)よろしく、今の時期は殊の外投資家の皆さまにお流しする案件はより保守的に、
「これは」
という案件のみに留めておきたいと思うのです。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。