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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「ビジネスは模倣から」
というくだりでお伝えしています。
およそ、世の中の起業家の誰一人として
「誰の模倣もせず、ゼロから立ち上げました」
という人はいないと思います。
少なくとも社会で生きてきたのならば、先人の影響を全く受けずに今日までくることは誰だって不可能です。
昨日ご紹介したとおり、世に知られたスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツですら「模倣」から事業を展開していますし、自動車業界で世界をリードするトヨタですら自動車開発は模倣からスタートしています。
そしてこのことはアーティストにも同じようなことが言えます。
音楽家であれ画家であれ、誰だって著名な曲の演奏や著名画の模倣から入るものです。
「生まれてこのかた、他人の曲を弾いたことは一度もありません」
「今日に至るまで全て、自分が描いた絵しか見たことはありません」
そんなことは不可能ですし、どんな天才でも自分の作品が他者に一ミリも影響されなかったことはあり得ません。
分野を変えれば、数学者は過去の数学者の成果を発展させていますし、物理学者も過去の研究の成果の延長を突き詰め続けているわけです。
ちなみに数えたことはありませんが、私(佐藤)は間違いなく他社・他者のビジネスモデルを100以上はパクっていると思います。
もちろんここで言うパクリとは「型」の話です。
倫理的に憚れる事や後ろ髪を引かれる出来事は過去に一つもありませんが、型そのものは間違いなくパクリの連続から自己流に発展させてきています。
ビジネスモデルなどはいわゆる無形資産の部類に入ると思いますが、他社・他者のビジネスモデルを模倣することは選択ではなく必須です。
空手でいう守破離と全く同じで、ビジネスの場合は模倣を繰り返していくと十中八九、その過程で自分流儀のビジネスモデルに変化してきます。
自分流儀のビジネスモデルとは言っても、元々は模倣からの進化であることは間違いありません。
最初は型を守っていたものが、経験を積むにつれて自分流の方が出てくるものです。
空手だろうがボクシングだろうが、プロのレベルに至る人々のスタイルが一つとして同じものが存在しないのは最初は模倣だったものがその選手の身体能力、感性、経験がブレンドされて熟成してくるからではないでしょうか。
ビジネスモデルにもその人の考え方や感性がモロに反映されてきますし、パクリを繰り返してきた結果、自分が気づかないうちに自分流儀に発展しているものだと思います。
「どんな風に事業化して、どんな風に展開していけば良いのか分からない」
そう思われる方はおそらくビジネスモデルは自分の頭の中でゼロから発想するものだと捉えているのかもしれませんが、
「ビジネスモデルは模倣から始まる」
これは間違いと思うのです。
不動産投資も型をパクる
このことは不動産投資でも全く同じことが言えます。
折に触れて当ブログでもこぼしていますが、不動産投資は紛れもなく「事業」です。
「自分は何もせず、楽ちんに不労所得」
などという世界では決してありません。
株式投資の場合は会社の権利を一部購入するだけで相当数の割合をもたなければ会社に対する影響力はゼロですし、純粋に配当だけを得られる意味では不労所得といえそうです。
けれども不動産投資の場合全ての責任はオーナーである自分にありますし、自分で積極的に判断していかなくてはなりません。
そう考えると不動産投資は「自己資金を投じる事業」と全く同じなのです。
そしてここまでに「ビジネスは模倣から始まる」とお伝えしたように、事業と同じである以上は「不動産投資も模倣から始まる」と言えます。
よく
「不動産投資は騙される可能性があるから怖い」
「不動産投資はそう簡単に儲かるもんじゃない」
そんな声を聞くことがあります。
けれども正直な声で問い返すなら、そのまんま言葉を置き換えて
「商売では騙されることがある」
「事業を立ち上げでもそう簡単に儲かるもんじゃない」
というセリフの本質との違いが、少なくとも私(佐藤)には分かりません。
そして結局のところ不動産投資の成功率を高めたいのであれば、やはり最初は他社・他者の投資手法を模倣するのが一番です。
パクリを繰り返しながら数多くの失敗を経て、時間と共に自分流儀の型が出てきます。
私(佐藤)自身は不動産投資は教科書(テクニック本の類)で学んだことはなく、全て模倣から入りました。
修繕業者のおじちゃんがくると、その彼に質問しながらやり方を覚えます。
次に同じ問題が発生すれば、おじちゃんがやっていたやり方を自分でやってみるのです。
パクリから入ってその次は自分の体で覚えていく中で、
「でも、こうした方がもっといいかも。」
と自分流儀が出てきます。
物件を探すときにも物件のどこをどんな風に見るべきかは模倣から入るべきでしょうし、ローンオフィサーに質問するべき内容も経験者の模倣から入るべきです。
そうすることで時間と共に自分流儀が生み出されるのみならず、不必要な失敗を事前に避けて確実に成功率を高めていくことが出来ます。
このあたりは佐藤に依頼してこられる方々には包み隠すことなく全てをお伝えしていますが、今では自分流儀を語る佐藤も元々は模倣からスタートしてるのです。
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