昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
誰もがそうだと思いますが、若い10代や20代の時には
「自分もいつか死ぬ」
とはなかなか実感が持てないものです。
30代、40代でも実感が持てないのが正直なところですが、あえて「確率」という言葉を使うのであれば自分に寿命が訪れる確率は100%。
けれども大抵の人々は日常の生活で自分の最期にはさほど意識はいかないものではないでしょうか。
以前、日本のテレビ番組で
「その時歴史は動いた」
という人気番組がありました。
歴史上の特定の人物や特定の出来事を取り上げ、その当時の人がどう考えてどう判断したのか、またその判断がどのように歴史に影響を与えたのかを検証する番組です。
このような番組が日本で放送されていたことも知りませんでしたが、Youtubeのおかげで近年まとめて視聴した次第。
- はるか昔の源氏時代
- 戦国時代の英雄たち
- 大政奉還時期の活躍者
- 昭和初期の立役者
- 第二次世界大戦の各場面
- 世界史の登場人物・出来事
とかなり広範囲にカバーし、それぞれの時期に活躍した人々の人間像や出来事を知ると、確かに
「人類史はドラマの連続」
だなと思わざるを得ないものです。
ほとんどの日本人が知る人物でいえば、
高杉晋作
坂本龍馬
桂小五郎
等も日本の大変化に大きく活躍した人々ですが、彼らに至っては20代、30代で亡くなっています。
また第二次世界大戦の時期で言えば、日本人なら誰もが夏に思いを馳せるのは終戦直前の特攻隊で亡くなった若者たちではないでしょうか。彼らの多くが10代、20代です。
「その時歴史は動いた」で紹介される人物は全員が過去に生きた方々であり、それぞれの役割を果たしてあるものは若くしてこの世を去っています。
実際には誰もが明日も知れない人生のはずですが、かくいう私(佐藤)自身も20代の頃には自分が死ぬ時のことなどほとんど考えたことがありませんでした。
けれども30歳を超えたあたりから
事故でなくなる知人
病気でなくなる知人
等の訃報を知るにつれ、否が応でも人の死を意識してくるものです。
誰も自分の寿命を正確に知る人などいないと思いますが、間違いなく今生きている私達にも共通に言えるのはいつかその時がきます。
自分が生きた証を残す
そして曲がりなりにもある程度生きてくると、生き方のコツのようなものが見えてくるように思います。
学生の頃は人生を展開する選択肢が豊富にあり、社会人としてどの道で第一歩を進めるかにはたくさんの選択肢があるものです。
20代など学生気分から抜けていよいよ先の人生の基盤を築き上げる時期。
そして30代にもなると、20代までの土台の上にそれなりに選択肢は絞られてきます。
あくまでも私(佐藤)個人の考えですが、そこから先は
40代 ⇛ 自分の役割がほぼ完全に見えてくる
50代⇛ 仕事を仕上げ、後輩育成にもかなり力を注ぐ
60代⇛ 大方の仕事の仕上げ
70代⇛ いよいよ青春の始まり(笑)
でしょうか。
もちろん生き方は千差万別・十人十色ですしカーネル・サンダースのように引退後に起業する元気な方もいますが、少なくとも昔よりも寿命が長くなった現代では
30代 〜 40代
あたりで相当に人生の進む道が絞り込まれてくることは間違いなさそうです。
私(佐藤)自身は社会人一年目の時にはまさか不動産業界に携わるなど思ってもいませんでしたが、
⇛ 自分の軌跡を振り返る
⇛ 今の立ち位置(自分がやっていること)を見つめる
⇛ 将来に思いを馳せる
という式で見ると、どうやらほぼ自分の生き方は定まりつつあるように思います。
いっても自分の名前を世間に知らしめようなどとは微塵も思いませんし、売名的な行為には全く興味がありません。
このブログもごく一定の方々だけにお読みいただければ満足です。
けれども人に知られる必要はなく自己完結の中であったとしても、自分が生きた証は残したいなと思うのです。
守り続ける一つの流儀
そして自分流儀の半生を振り返る時、無意識にも実行し続けてきたと自負できることが一つだけあります。
それは
「やらない後悔よりも、やって後悔する」
ことです。
いつだったか、本とインターネットのどちらの情報だったか忘れたのですが
「人が死ぬ時に後悔すること」
として紹介されていたことの一つに
「やりたかったことをやらなかったことの後悔」
が挙げられていました。
多くの方が死ぬ直前に
「ああ、◯◯をやっておけばよかったな。」
と後悔の念を持たれる方が少なくないのだとか。
これを聞いた(読んだ)時になるほどそうだなと改めて感じましたし、私自身もやらない後悔は持たないように生きたいと思うのです。
特に20代の頃は「動いて後悔」したことは数え切れないほど(笑)。
けれどもやらなかった後悔よりは遥かにマシでしょうし、それ以上に気づているのは
「生涯引きずる後悔は一つもない」
ということです。
人様の命に関わる失敗ではなく自己責任で完結する範囲においては、
「ああ、やってしまった。。」
という失敗は数多くあるものの、よく考えてみると
「100%、その失敗全てが後から実になっている」
と思います。
それは単純に
「やってみて自分には合わないなと気づいた」
ということもあれば、
「大失敗。。これこれを改善してもう二度とやらない」
そんな風に失敗体験からの学びもありますし、
「やってみて大正解。予想以上の成果!」
ということも。
間違いないのは、やってみて上手くいこうがいくまいが後の自己進化に100%つながることではないでしょうか。
ここから先に自分が世に果たすべき役割がほぼ見えてきたような今日この頃。
最後まで、「やらなかった後悔はなしの人生」で進めたいと考えています。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。