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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
日本でもニュースで報道されていることですが、アメリカでは
ニューヨーク州
カリフォルニア州
テキサス州
フロリダ州
等を始めとする州で経済がほぼ全面的に再開され始めています。
生活者として周りの人々の動きを見ていて思うのは
「街の様子はほぼ完全にコロナ以前に戻っている」
ですが、実際にはコロナ以前に戻っているどころか
⇒ コロナウイルス対策の為に活動を制限されてきた鬱憤(うっぷん)
⇒ 真夏に向けて経済が最も盛り上がる時期
⇒ 政府のバラマキによりほとんどの国民が消費資金は潤沢
という理由から、今夏に大きく経済を回復させるうねりが見えています。
昨年のパンデミック以降、人々はその動きをコロナウイルス対策という名のもとに大きく制限されてきました。
国民性で考えると、やはりアメリカでは楽観主義の人の方が多いように思います。
「2021年はリベンジ消費が起こる」
とは決して大袈裟ではないでしょうし、観光客の受け入れを再開しているハワイ州を始め、全米各地で
レンタカー
バケーションホーム
等の借り手需要は現在著しく高く、相当な価格の高騰に見舞われています。
。。。
このように全米各地で経済がほぼ再開し始めたタイミングで当社にも興味深い傾向が見られます。
それは、私(佐藤)の元に寄せられる新規お問い合わせが時を同じくして増えているのです。
それはあたかも経済再開を象徴するかのように
「昨年から経済の動きが不透明な為、動きを控えていた(控えざるを得なかった)」
「ここからは物件取得に動きたい」
そんな元気な方々からのお問い合わせが次々と入り始めています。
それぞれのご希望に合わせて全米津々浦々にご案内する用意は出来ていますが、かくも人々の動きが出てくるとさらにエンジンがかかるものです。
コロナウイルス対策を怠らず、けれども着実な動きで本年のピークタイムをくぐり抜けていきたいと思います。
ロケーション、ロケーション、ロケーション
そこで本シリーズは初心者の方々を対象とするちょっとしたテクニック的な話になりますが、初めての方々が不動産物件を探そうとする時に陥りがちな罠があります。
初心者の方々の多くがインターネット上で物件を探す時に最初に見てしまうもの。それは
- 物件の見た目(間取り)
- 物件の価格
この2点です。
もちろん見た目は大切ですし、購入するとなると自分が支払うことになる物件価格そのものは極めて大切に違いありません。
けれどもそこは一番最初に見る部分ではなく、それ以前に押さえるべき大切なポイントがあります。
このあたりは教科書には出てこない経験論の話であり、あくまでも
「佐藤はこうしています」
という話ですが、何かの参考になりましたら幸いです。
。。。
まず使い古された言葉ですが、不動産事業で押さえるべき最も重要なポイントはやはり
「ロケーション、ロケーション、ロケーション」
です。
けれどもこの3回唱えるロケーション、厳密には私(佐藤)は個人的に
ロケーション(州)
ロケーション(市)
ロケーション(スイートスポット)
と定義しています。
ロケーション(州)
まず最初のロケーションは州です。
数日前も全米の地域市場を
キャッシュフロー市場
キャピタルゲイン市場
ハイブリッド市場
に分けている旨をお伝えしましたが、この3つの定義はほぼ州毎にその特徴が出ています。
そしてこの3つのどの市場を選ぶべきかは個々により答えが全く違って然るべきです。
目指す経済的ゴールは個々人で全く違いますから、それぞれの目的に応じてこれら3つでどこを目指すべきかの答えは違ってくるわけです。
「その目的なら〇〇州の市場」
と最初の一歩から進むべき答えは違うことになりますから、いよいよもって
- 物件の見た目(間取り)
- 物件の価格
といった物件そのものの話は二の次となります。
またもう少し厳密にご紹介すると、私(佐藤)自身もその時その時で目指す州が違ってきます。
なぜなら最終ゴールそのものはブレないにせよ、その過程は
⇒ 経済の動き
⇒ 市場の動き
⇒ ポートフォリオ内の物件の運用成績
の変化により条件が変化してしまうからです。
このあたりはヨットを操作する上で
- 波の動きと高さ
- 風の向きと強さ
- 現在地
等でヨットに働く力学が大きく変化し、それに応じて柔軟に操作せねばならないことと似ているかもしれません。
結果としてゴールは明確であったとしても、
「やはり今回は予定を変えてキャッシュフロー市場に」
「経済の風向きが変わった。このタイミングでハイブリッド市場に」
等、柔軟に動くことになります。
これが一番最初のロケーションです。
ロケーション(市)
そして佐藤にとっての2番目のロケーションは「市」です。
州という単位は面積で言えば広大ですが、その州の中でも
投資に適した市
投資に適さない市
はほぼ明確に分かれています。
より具体的に言えば、投資に適するか適さないかの明暗を分けるのは
- 人口の増加具合
- 雇用機会の伸び
です。
これらは極めて大切な指標であり
「キャッシュフロー市場ならどこでもいい」
というわけにはいかず、ある程度の水準を満たす市は過去の統計からほぼ絞られてきますので
「ロケーション(州)、ロケーション(市)」
と2回唱える先に、選ぶ市場はかなり絞り込まれることになります。
そうするといよいよ
- 物件の見た目(間取り)
- 物件の価格
などは、まだまだ語るのは早いのです。
明日に続けます。
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