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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
以前、
「事業はゆっくりと成長させた方がいいよ」
と言われたことがあります。
当時は佐藤も若造で、若さの特権であるスピードで全てを勝負。
物事をこなすのにそんなに時間はかけていられないとばかりに全てがスピード勝負で、起きている間はそのトップスピードを緩めることはありませんでした。
心に余裕があるかといえば全くなく、けれども余裕がないというよりは
「スピードを重視するが為に、自分で余裕を無くしていた」
と言った方が正しいかもしれません。
商談にしても最初と最後の雑談は抜きにして
「ポイントだけを話し合って、さっさと次の仕事に移りたい」
と考えていましたし(なんとも稚拙な考え。。)、この世の終わりのように切羽詰まった感覚で毎日を怒涛のように過ごしていたのでした。
もちろんそれはそれで「毎日をやり切った感」はありましたし、スピード重視が全て無駄とは思いません。
むしろ現代社会ではスピードの遅さが命取りになる場面はいくらでもあります。
ビジネスの世界では
「企業は原則倒産」
であり
「企業寿命は30年どころか」
どころか現在は
「寿命3年」
あるいは
「寿命3カ月」
といっても過言ではないのかもしれません。
それでもやっぱり、
「事業はゆっくりと成長させた方がいいよ」
この言葉は本当だったと思います。
IT企業のようにトップスピードで進まなければあっという間に倒産してしまう業種が多いのも事実ですが、結局は個人の選択の問題で
「自分がその不自然なスピードの世界でずっと仕事をし続けたいのか」
という話。
中世時代の人々と現代人の生活スピードは全く違うでしょうし、そもそも論として
「現代のスピードで進み続けるのが正しいのか?」
と我に返り考えるようになったのです。
多分、自然界には適正速度がある
前述と矛盾するようですが、かといって
「仕事はのろのろしてよい」
かといえばそれもまた違います。
業界に関わらず、あまりにも仕事がのろいと周りから相手にされなくなることは間違いありません。
結局のところ仕事そのものは
「早すぎてはいけない」
ものであり、
「遅すぎてはいけない」
ものでもあり、そこには
「花を育てるかの如く、健全な事業を育む上での適切な速度」
なるものはあるように思います。
人間もまた地球上に生きる生命体の一つです。
動物や植物は自然のままに大きくなり、自然のままに姿を消していきます。
人もまた長い年月をかけて体が大きくなり、やがて万人がこの世を去る時が来ます。
中世時代だろうが現代だろうが、人の世がいつの時代にあろうとも自然のサイクルは変わりません。
太陽は気が付けば空の真上にあり気が付けば沈んでいるように、自然界には自然の速度があります。
これと同様に、事業の成長にもまた適正なスピードなるものがあるように思うのです。
多分、その根拠となり得るのは「個人の仕事能力の成長速度」ではないでしょうか。
とどのつまり事業とは人であり、どんな事業であれそこに魂を吹き込むのは人です。
会社とは人の集まりであり、人が物事を成し遂げていく以上は
会社の能力 ≒ 働く人々の総合力
となります。
そして個人差はあれども
「個人の仕事力の伸び率」
ここは決定的に総合力に直結してくるはずなのです。
個人の仕事能力も恐らくは
「毎年着実に積み上げていくべきもの」
であり、適正なスピードで個人の能力を高めながらゆっくりと事業を拡大していく方が自然なんだろうと思います。
人は成りたいものになれる
もっぱらこのあたりの
「事業はゆっくり成長するくらいがちょうどいい」
とはあくまでも佐藤の体験上同意するところで、今もトップスピードで走り続ける人々に水を差すつもりは一切ありません。
けれども起業家の一人としていえば、不思議なことに
「個人としての仕事能力の成長に伴って、自然と相応の仕事が舞い込んでくる」
これは確実にあると思います。
立ち上げたばかりの時期には舞い込みようのない仕事が、自分としては何を変えたつもりもないのになぜか舞い込んでくるようになるのです。
そして人生中途ながら、ここまでの軌跡ではっきりと気づいたのは
「人は成りたい者になれる」
これは本当だと思いますし、よく言われる
「将来のなりたい姿をノートに書く」
これは確実に実行した方がよいと思います。
確信するレベルでその理由は分からないのですが、少なくとも佐藤には
「思い出した時にふとノートを読み返すと、なぜか書いたことが実現している」
この繰り返しが起こっています。
このことをあえて理屈で結論づけるのであれば
⇒ 自分が成し遂げたいことをノートに書きおろした
⇒ 最初の頃は度々読み返す(リアルに潜在意識に落とし込まれる)
⇒ 時が経つと忘れていく(けれども潜在意識には残っている)
⇒ 時間をかけて自分も成長し、無意識に潜在意識に導かれて行動し続けている
⇒ 自然な適正スピードで自分も気づかないうちに目標が実現していく
⇒ ふと当時のノートを読み返すと、いつの間にか実現している
そんなところでしょうか。
それが正しいかは分かりませんが、少なくとも佐藤の場合は
「願い事と目標はノートに書き下ろす」
「毎日の仕事では適正スピードを味方につける」
この2つを呼吸をするかの如くに実践し続けていくことで、気が付くと人生は思い描いたとおりに進んでいるように思います。
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