昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「◯◯を達成していきたい」
という目標を持つ時、その達成に向けて1つだけ断言出来ることがあります。
それは
「毎日同じことを繰り返していては何の変化もない」
という現実。
全ての労働は尊いものであり、何一つ否定されるものではなく
倫理的にも
法律的にも
問題ない仕事であれば万人が自分の仕事を誇るべきことです。
かつ
起床する
顔を洗う
朝食を食べる
出勤する
お昼休憩に昼食を食べる
午後の仕事を続ける
勤務終了
夜の晩酌と団らん
就寝する
という毎日に生き、
「仕事が充実している」
「家族と円満」
「幸福感に満ち溢れている」
というのであれば何の問題もないでしょうし、自分自身が満足する人生であれば素晴らしいことです。
けれども、もしも自分の中で
「自分の人生、もう一歩何かが足りない」
「今は良くとも老後は心配」
「自分には◯◯が足りない」
そんな風に感じているとしたら、上記の
起床する 〜 就寝する
を繰り返すだけではその◯◯を手に入れることは極めて難しいのではないでしょうか。
結局のところ、明日以降の未来は今日の積み上げの延長だからです。
「将来は今の日常とは違うものを手に入れたい」
というのであれば、おそらく今まで同じ毎日の繰り返しでは新しいものは手に入れることは難しく、
人間関係
お金関係
有形・無形の所有物
のいずれであれ今までと違うものを手に入れたいのであれば
「それを手に入れる為の新しい行動」
がこれまでの毎日の中に継続的に飛び込んでこなくては、新しい結果を手に入れることは出来ないはずなのです。
思い立ったが吉日
私(佐藤)自身も過去を振り返る時、自分の人生を変えてくれたのは
「人生を変える為のアイデア」
ではなく
「人生を変える為の行動」
が先でした。
ここは人類共通の秘策と言っても言い過ぎではないと思いますが
1.人生を変えるアイデアを整える
2.その計画を元に動く
これはおそらく間違いです。
十中八九そのアイデアとやらは
「明日になると覚えていない」
「同じ日常の中で、ふとした瞬間に薄っすらと思い出す」
程度に終わるでしょうし、頭の中ではなんとかしなきゃと思いつつも
「結局は毎日同じことを繰り返している自分がいる」
「今は◯◯がいそがしいを言い訳にしてしまう」
の式で変化を起こせないまま、ただ歳を重ねていく結果になりかねないのです。
「思い立ったが吉日」
とは人生をほぼ確実に変化させていく万人の妙薬であり、
1.まず行動を起こす
2.結果を見ながら考える
3.失敗する
4.上達してレベルを上げていく
この式で紆余曲折を経ながらも、誰もが進化していけるのではないでしょうか。
「じっくり考えてから動こう」
と思ってしまう自分がいたとしたら、
「体験もしないのに、新しいものを見ても聞いてもいないのに、そもそも自分の考える幅が広がるはずがないじゃないか」
そんな風に自分を戒める必要があるように思うのです。
きっかけは常に先人の知恵から
私(佐藤)自身のことを言えば、全米最大手の不動産会社Keller Williams(ケラー・ウィリアムズ)に加わったことが人生の大きな転機の1つでした。
厳密にはリアルターは全員が「個人事業者」であり、正社員として不動産会社に雇われているわけではありません(オフィス運営の間接業務に携わる人々は正規雇用が多いです)。
日本で言えば
「◯◯社の営業部所属」
となれば
固定給 + 歩合給
が一般的かもしれませんが、アメリカのリアルターの場合は
固定給:$0(笑)
歩合給:青天井
と完全な実力主義の世界です。
けれども人生の転機となったのはケラーウィリアムズ社のチームリーダーと面談をした時でした。
当時はすでに物件管理の側面でアメリカ不動産業界に携わっていましたが、知人の紹介でチームリーダーと面談したのが運命の分かれ目。
彼はただ自分の経験を語ってくれたのみですが、
「これだ!」
と思い立ったが吉日で、その夜には不動産エージェントとしてスタートする為に準備を開始したのです。
「リアルターの英語専門用語は覚えられるのかな」
「英語の試験だけにアメリカ人よりハンデが大きいよな」
「完全歩合制の世界でどれだけやれるんだろうか」
そんな心配を上げていてはキリがありませんし、心の中に不安がなかったわけではありません。
けれども出来る出来ないは走りながら考えればよいことですし、
「考えるから行動出来る」
のではなく
「行動するから考える」
ことは体験上知っていましたので迷わずにその夜から即行動。
結局のところ、人生で変化を起こしたいのであれば
⇛ 思い立ったが吉日で即動く
⇛ 動きながら考える
これしかないように思います。
先日は京セラの創業者である稲盛和夫会長が死去されました。
一度だけお目にかかったことがありますが、経営の神様と呼ばれながらもその謙虚な姿勢に初っ端から度肝を抜かれ、次の瞬間に心の中でヘナヘナと尻餅をついてしまったものです。
その故稲盛会長もまた学生時代の受験の失敗を始めとして数々の失敗を繰り返し、その苦労の末に世界に冠たる企業を育て上げています。
その自伝を拝見しても、故稲盛会長も
「行動するから考える」
の式に立ち上げた方であったことが分かりますし、京セラフィロソフィがより卓越したレベルに昇華して世界中の経営者に大きな足跡を残すことになったのも、会長の行動しながら改善する姿勢が根底にあったからこそではないでしょうか。
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