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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
近年稀に見る失敗の例をケーススタディとして取り上げています。
各種メディアで報道されていますので遠慮なく実名でいきますが、ガジャベリ氏は
1.5億ドル相当、7,000戸以上のサンベルト・アパートメント・ビルを所有し、ヒューストン最大の地主の一人となる
2.運営が立ち行かなくなり資金繰りに行き詰まる
3.差し押さえで3,000戸以上を失う
という流れで、
短期間のうちにその名前を馳せて不動産帝国を築き
短期間のうちに運営に行き詰まる
という、流動性の低い不動産市場としては珍しいスピードで短い期間に栄枯盛衰が起こりました。
今回のケースを知りその全容を把握した後、私(佐藤)が率直に思ったのは
「さもありなん」
という、ある意味起こるべくして起こった人災のような出来事への感想です。
ガジャベリ氏のことは個人的には全く知りませんし、50代まで懸命に会社員として懸命に働いてきただろうガジャベリ氏は曲がりなりにも4年間で不動産帝国を築き上げる上では相当な時間と資金を投じてきたのだろうと思います。
けれども少なくとも数多くの投資家からお金を集めるには、かなり無理があったように思うのです。
そこで今回の失敗例にあたり、どこにその原因があったのかを一つひとつ取り上げながら検証していきましょう。
何を学ぶかより、誰から学ぶか
何か新しいことを始めようという時に、
⇒ 徒手空拳でゼロから始める
⇒ 先行者から学ぶ
のどちらが良いかといえば、間違いなく後者です。
新しいことを始めるのに自分自身でゼロから始めてしまうと、順当に失敗を重ねていくことになります。
もちろんそれは健全な失敗であり、トライアンドエラーを繰り返すことで経験値が積まれ、やがてひとかどの者になれるのは間違いありません。
けれどもそんな徒手空拳が良いのは、恐らくは先行者がほとんどいないだろう新産業の分野です。
それ以外の歴史ある既存産業であれば、過去に数多くの経験者がいる中であえて徒手空拳で挑む理由はありませんから、その場合は経験者に学ぶのが一番です。
先行者に学ぶことで
1.無駄な失敗を避け
2.成功率を高め
3.目標到達への時間を短縮できる
可能性は大きく高ります。
不動産業界は正しく先行者に学ぶべき業界の一つであり、私(佐藤)の場合は物件管理技術から先に業界に入った為、最初の先生は業者のおっちゃん達でした。
その後も実際に成功している人に学んできましたが、ほとんどの場合はその成功者に直接話に行くパターンです。
その人となりと直接的に接することで臨場感が違うと同時にオーラの触発されることは、ある意味それだけでも自分を(勘違いながら)引き上げてくれることになります。
ガジャベリ氏の場合、不動産業界に飛び込んだのはほんの6~7年前だったと言います。
その結果は不名誉な形で歴史に残されたとはいえ、6~7年程度で一時的にも不動産帝国を築き上げることが出来た理由はガジャベリ氏もまたノウハウを最初にあるプログラムで学んだからです。
そのプログラムの名前を出すことは控えますが、そこには崇高な名前がつけられており、年間35,000ドルもの会員費が必要なクラブです。
実際のところその手のプログラムはインチキということはなく、実際に成果を上げた投資家集団が立ち上げており、そのノウハウを知ることが出来るのは本当だと思います(ただしその内容のほとんどは当ブログで無料で公開している内容とさほど変わりません)。
すなわちこの手のクラブの最大の売りは知識を学ぶというよりも
「資金を持つ人々が集まり、お互いに繋がり、大きなディールを引き付ける磁場として機能する」
という点です。
そして一番得をするのは誰かといえば、それはもちろんクラブの主催者。
高額な年間費用による収入はもとより、この手のお金が集まる場所にはそれなりのディールが入り込んでくるようになります。
そして主催者はディールのブローカーとして共に動けば、大きなコミッションの一部が得られるのです。
これこそがこの手の高額なセミナー・クラブの最大の特徴であり、当時初心者だったガジャベリ氏も
「一刻も早く、働かずに収入を得られる身になりたい」
という強い願いから高額な会費を支払い、そのノウハウを学んだのでした。
「不労所得で暮らしたい」
とはそれこそ世の誰もが思うことでしょうし、綺麗ごと抜きに生きていく上でお金は必要ですから、誰だって労を少なくして多くの収入を得たいと思うはずです。
その為に自己投資として多額の資金を払って先行者に学ぶことは非常に合理的ですし、それに見合うリターンを得らえる可能性も十分にあります。
けれども私(佐藤)自身の経験から言えば、先行者から学ぶにしても「誰から学ぶかは」よく検討する必要があります。
- 物欲を煽るような商材
- 稼げる金額を大きく魅せる広告
- 成功者たちの所有物を強調するマーケティング
このいずれも要注意です。
内容そのものは全うな話しでしょうし、頭から否定されるものではありません。
けれども先行者から学ぶときは何を学ぶかというよりもむしろ、「誰から学ぶか」を重要視した方がよいと思います。
経済的成功以前に、生徒は誰でも先生の人となりに大きく影響を受けてしまうからです。
必死に学べば学ぶほど、
心酔すればするほど、
生徒は先生の姿勢に似てくるはずです。
ガジャベリ氏のソーシャルメディアには間もなくしてフェラーリに乗る姿が投稿されており、ある意味その写真が全てを物語っているようにも思えました(*注:フェラーリに乗ることが悪い、という意味ではありません)。
明日に続けます。
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