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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
ここ最近、日本株の取引に関する問い合わせは通常の2倍以上に増えているのだそうです。
ほぼ連日、日経平均が最高値をつける中で日本株式市場が勢いづいていることは明らかです。
この日本株の最高値の更新を
「バブルの再来だ」
「必ず大暴落する!」
という多くの声を聞きますが、率直に、私(佐藤)自身はこの高値は過去を踏まえると高値に見えるだけで、10年後には
「10年前はあんなに低い値だったね」
と言われているのではないでしょうか。
恐らく今の日本株価の傾向は一過性のものではなく、日本全体がインフレ傾向に入り始めた証拠の一つと言えるのではないでしょうか。
そしてそれと同時に、ここにきて法人・個人による米国不動産への興味と問い合わせも再び熱量を帯び始めています。
すなわち誰にも頼らない資産形成が大切であることの認識が広がりつつある今、ドル基軸の資産でアメリカ不動産に対しての注目が改まっているのです。
そして不動産投資はただ単に物件を購入し、賃貸収入を得ること以上の意味を持っています。
この分野は、経済的自立、資産形成、さらには個人的な達成感を提供しえる資産形成です。
不動産投資の基本理念は、「価値」を見極め、「機会」を捉え、「リスク」を管理することに集約されます。
市場を理解し、正しい物件を選定し、適切な資金計画を立てることで、不動産は長期的な収益源となり得るのです。
そこで熱量を帯びた多くの問い合わせにお応えする趣旨で、このタイミングで改めてアメリカ不動産の基本についてお伝えしてみたいと思います。
不動産投資の基本理念を理解するために、具体例を考えてみましょう。
価値を見極める
価値の見極めは、不動産投資において最も重要なステップの一つです。
例えば、ある投資家が中心街の近くに位置する古いアパートを発見したとします。
その物件は現在の市場価値よりも低い価格で販売されています。
けれどもその地域の開発計画を調査した結果、近年にわたって大規模な商業施設が建設されることが判明しました。
ということは地域の価値が高まり、将来的に賃貸収入や物件価値の上昇が見込めるようになるということです。
投資家としてはそのような潜在的な価値を見極め、物件を購入する決断を下す必要があることになります。
機会を捉える
そして機会を捉えることは、タイミングが鍵となります。
先の例の続きで、同じ投資家が市場の動向を注視し、低金利の時期を狙って物件購入のためのローンを組むことにしたとしましょう。
またその地域で行われる商業開発に合わせ、アパートをリノベーションする計画を立てました。
これにより物件の魅力を高め、より高い賃料で貸し出すことが可能になります。
リスクを管理する
そしてここからですが、リスク管理は不動産投資において避けられない要素です。
投資家は物件の老朽化や未来の市場変動のリスクを考慮し、適切な保険をかけるとともに、賃貸収入の一部を将来のメンテナンス費用のために積み立てる必要がります。
さらに多様なテナントを確保することで、一つの収入源に依存しないように整える必要もあるのです。
かくして、上のような流れで不動産投資の基本理念が実際にどのように適用されるかが見えてきます。
市場の理解、適切な物件の選定、そして資金計画の立案は、不動産を長期的な収益源へと変えるために不可欠な要素です。
このような戦略的なアプローチにより、経済的自立、資産形成、そして個人的な達成感を得ることができるのです。
本シリーズでは上記の趣旨を踏まえ、アメリカ不動産投資の基本理念をおさらいしてみたいと思います。
不動産投資のなんたるか
不動産投資の魅力は多岐にわたります。
まず不動産は「具体的な資産」です。
株式や債券のような金融商品と異なり不動産は物理的に存在し、直接的な価値を持ちます。
さらに不動産投資はインフレの影響を受けにくく、時にはインフレに対するヘッジとして機能することもあります。
また不動産は「レバレッジ」を利用しやすい投資形態です。
適切なローンを利用することで、初期投資額に比べて大きな資産をコントロールすることが可能になります。
同時に不動産投資にはリスクも伴います。
市場の変動、物件の維持管理、テナントとの関係など、多くの側面で注意が必要です。
そんな不動産投資で成功するためにはこれらのリスクを理解し、適切に管理する能力が求められるのです。
そこで本シリーズを通して提供したいのは、不動産投資の「実践的な知識」と「戦略的な洞察」です。
不動産市場の基本から、物件の選定、分析、資金調達の方法、リスク管理まで、幅広いトピックを網羅していきたいと思います。
その意味で本シリーズは不動産投資を始めたいと考えている初心者から、すでに投資を行っている中級者まで、幅広い読者に対してお使い頂けることと思います。
初心者目線を意識しながら、本シリーズを不動産投資の第一歩を踏み出すためのガイドとなれるように心がけてみたいと思います。
市場の理解から始め、物件の分析、購入、管理に至るまでのプロセスを一歩一歩解説したいと思いますが、中級者には既存の投資戦略を再評価し、さらなる成長を目指すための洞察を提供できればと思います。
明日に続けます。
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