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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
市場の最新動向についてお伝えしています。
今回はレッドフィンの統計を引用していますが、2024年の市場の動きは今後の展開を占うのに十分なものになってきたようです。
引き続きレッドフィンデータを使ってみますが、下にある引用データは2024年7月7日までの4週間における主要な指標を示しています。
このデータを元に、不動産投資初心者でも理解しやすいポイントをまとめました。
詳細を見ていきましょう。
米国のハイライト: 2024年7月7日までの4週間
2024年7月7日までの4週間 | 前年比変化 | |
平均販売価格 | $397,482 | 4.70% |
平均希望価格 | $406,000 | 5.40% |
住宅ローンの月々の平均支払額 | 6.95%の住宅ローン金利で2,742ドル | 5.30% |
販売保留中 | 83,410 | -3.50% |
新着リスト | 93,452 | 7.30% |
アクティブなリスト | 970,503 | 18.30% |
供給月数 | 3.6 | +0.8ポイント。 |
2週間以内に市場から消えた住宅の割合 | 41.10% | 45%から減少 |
市場での平均日数 | 32 | +4日 |
定価以上で売れた住宅の割合 | 31.90% | 36%から減少 |
価格が下落した住宅の割合 | 6.50% | +1.8ポイント。 |
平均販売価格と定価の比率 | 99.60% | -0.4ポイント。 |
メトロレベルのハイライト:2024年7月7日までの4週間
前年比で最大の増加を記録した都市 | 前年比で最大の減少を記録した都市 | |
平均販売価格 | フロリダ州ウェストパームビーチ (13.8%) | テキサス州オースティン (-1.9%) |
フロリダ州フォートローダーデール (13%) | ダラス (-1.2%) | |
デトロイト(12.9%) | ||
ニュージャージー州ニューブランズウィック (12.8%) | ||
カリフォルニア州アナハイム (12.2%) | ||
販売保留中 | カリフォルニア州サンノゼ (18.8%) | フロリダ州ウェストパームビーチ (-16.9%) |
サンフランシスコ(9.4%) | ヒューストン(-13.8%) | |
ボストン(9.2%) | マイアミ(-13.6%) | |
ペンシルベニア州モンゴメリー郡 (3.8%) | ミネアポリス (-12.5%) | |
オハイオ州コロンバス (2.8%) | アトランタ(-11.7%) | |
新着リスト | カリフォルニア州サンノゼ (29.3%) | アトランタ(-9.8%) |
フロリダ州ジャクソンビル (21.2%) | ミネアポリス (-6.2%) | |
ラスベガス(21.2%) | シカゴ (-5.4%) | |
マイアミ(19.9%) | サンフランシスコ(-4.9%) | |
フェニックス(16.4%) | オレゴン州ポートランド (-4.3%) |
各項目の動き
まず中央値販売価格(Median sale price)に注目しましょう。
この期間の中央値販売価格は397,482ドルで、前年同期比で4.7%増加しています。
これは住宅市場が強気であることを示しており、投資の観点から見れば、物件の価値が上がる傾向にあるということです。
不動産投資を考える際には、この手の価格の上昇トレンドを見逃さないことが大切です。
そして新規リスティング数(New listings)を見てみると、この期間の新規リスティング数は前年同期比で10.5%減少しています。
これは市場に出回る物件数が減少していることを意味し、競争が激化し、価格が上昇する可能性があることになります。
投資家としては物件の選択肢が少なくなるため、早めに物件を見つけることが求めらるわけです。
ペンディングセールス(Pending sales)は、前年同期比で3.8%減少しています。
ペンディングセールスが減少していることは購入者が減少している可能性を示唆しますが、新規リスティング数の減少も影響しているかもしれません。
そして市場に出ている日数(Days on market)については、平均的な日数が32日で、前年同期比で4日短縮されています。
物件が早く売れていることは市場が活発であることを示しています。
供給月数(Months of supply)は2.7ヶ月で、前年同期比で0.3ヶ月増加です。
供給月数が増加していることは供給が需要に追いついてきていることを意味しており、バランスの取れた市場では価格の急騰や急落が少なくなります。
長期的な投資計画を立てる際に参考にしましょう。
最後の平均販売価格対リスティング価格比率(Average sale-to-list price ratio)は99.2%で、前年同期比で0.4ポイント増加しています。
この比率が高いほど売り手が希望価格に近い価格で物件を売却できていることを示し、市場が売り手有利であることを示唆するものです。
とどのつまり、アメリカの住宅市場は活発で価格が上昇しており物件の供給が減少しているため競争が激化しているということです。
このような時期には早めに物件を見つけることが重要であり、市場の動向を注視しながら長期的な投資計画を立てることがポイントになろうかと思います。
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