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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
3Dプリント住宅についてお伝えしています。
よもや、3Dプリント住宅は不動産投資家にとって決して無視できない投資対象です。
投資の最大の目的は
- 最小の資金投下で
- 可能な限り最大のリターンを得ること
だとすれば、その建築価格が伝統的な住宅に比べてはるかに安い3Dプリント住宅が無視できないのは当然のことではないでしょうか。
そしてここ最近お伝えしている通り、住宅市場において、3Dプリント技術が大きな変革をもたらしています。
この技術により私たちの住まい方や建築方法が劇的に変わる可能性すらあるのです。
そこで3Dプリント住宅がどのように市場に影響を与え、かつ投資家にとってどのような意味があるのかを考えてみましょう。
ややおさらいになりますが、3Dプリンターは、コンピュータで設計されたモデルを基に、材料を層ごとに積み重ねて立体物を作り出す装置です。
住宅建設においてはコンクリートを使用して壁や床、屋根などを一層ずつ積み上げていきます。
この技術により、従来の建築方法と比較して大幅にコストを削減することが可能になるのです。
そこで3Dプリント住宅の利点から改めていきます。
住宅市場における3Dプリントの利点
- 建設コストの削減
3Dプリント住宅は、従来の建築方法に比べて最大30%のコスト削減が可能です。これは、材料の無駄が少なく、効率的な建設プロセスによるものです。また、ロボットが作業を行うために人件費も削減されます。
- 迅速な建設
3Dプリント技術を用いることで、家の外構をわずか40時間で完成させることができます。これは、従来の建築方法と比べて非常に短期間です。この迅速な建設プロセスにより、住宅不足問題を迅速に解決することが期待されます。
- 耐久性と安全性
3Dプリント住宅はコンクリートで作られているため、耐久性が高く、自然災害にも強い特徴があります。地震やハリケーンなどの災害に対しても高い耐性を持ち、国際建築基準にも準拠しています。
- 環境に優しい
3Dプリント技術は、廃棄物の削減やエネルギー効率の向上に寄与します。また、リサイクルガラスを使用した合成コンクリートやソーラーパネルを搭載することで、エネルギー中立な住宅を実現することも可能です。
そしてこの3Dプリント住宅が住宅市場に与える影響は下記の三点です。
手頃な価格の住宅の普及
3Dプリント技術により、低コストで住宅を建設できるため、手頃な価格の住宅が普及することが期待されます。ハビタット・フォー・ヒューマニティなどの組織は、すでにこの技術を使用して大量生産を行っています。これにより、住宅不足問題が解消され、多くの人々が手頃な価格で住宅を手に入れることが可能になります。
開発プロジェクトの加速
3Dプリント技術により、開発プロジェクトが迅速に進行することが可能になります。例えば、テキサス州オースティン北部で行われているIconとLennarによる100戸の3D住宅コミュニティの建設プロジェクトが注目されています。このようなプロジェクトにより、短期間で多くの住宅を提供することができるため、住宅市場全体にポジティブな影響を与えるでしょう。
供給チェーンの改善
3Dプリント技術を活用することで、建築材料の供給チェーンに依存する必要がなくなります。これにより、パンデミックやその他の要因による供給チェーンの混乱を回避し、建設コストの安定化が図られます。リサイクルガラスを使用したコンクリートの活用など、持続可能な材料の使用が進むことで、環境にも優しい建設が実現します。
そうすると、この3Dプリント住宅は投資家にとってどのようなメリットが考えられるのでしょうか。
投資家にとって意義があるのは、主に下の四つの切り口から展開するだろう流れです。
温暖な気候での3Dプリント住宅の優位性
3Dプリント住宅はその独特なコンクリートの円形パターンにより、初めはしっくりこないかもしれません。
けれどもこの技術で建てられた住宅は低コストでエネルギー効率が高いため、何よりも費用対効果が浸透率を高めるのではないでしょうか。
特に温暖な気候の地域では従来の住宅よりも人気が出る可能性があります。
投資家にとって3Dプリント技術は参入障壁を低くし、効率的な運営が可能になるのかもしれません。
ロボットは常に時間通りに作業し人件費も不要。
そのため従来のリノベーションモデルが崩壊し、新しい3D住宅への投資が増える可能性があります。
賃貸コミュニティの急速な発展
3Dプリント技術を使えば、数百のロボットが短期間でコミュニティ全体を建設することも可能です。
例えばテキサス州のIconとLennarの共同プロジェクトのように、この技術は住宅不足を解消して手頃な価格で高品質な住宅を提供する手段となり得ます。
結果として建設コストの節約は住宅所有者や借主に還元され、賃貸市場全体にプラスの影響を与えることが予想されます。
建築材料の供給チェーンへの依存の軽減
パンデミック以降、建設コストの大きな障害となっている供給チェーンの問題があります。
特に木材などの輸入材への依存は大きなリスクです。
3Dプリント技術を活用することでリサイクルガラスを使用したコンクリートのような持続可能な材料の利用が進み、供給チェーンへの依存を減らすことも可能ですから、建設コストの安定化が期待されます。
バケーションレンタルの拡大
新しい法律により付帯住居ユニット(ADU)の利用が認められ、その大量生産が可能となりました。
3Dプリント技術は、この点で大きな役割を果たすことになります。
ロボットによって製造されたADUはわずか2週間で完成し、コストも15,000ドル以下に抑えられると見積もられています。
これにより住宅所有者は自宅の裏庭や追加の土地にバケーションレンタルを設置し、収入を増やすことができるはずです。
また投資家にとっても、小さな家を建てて短期賃貸からの受動的収入を得る機会が広がります。
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このように、3Dプリント技術は不動産投資の新たな可能性を開き効率的で環境に優しい住宅建設を実現する可能性を秘めています。
不動産投資家にとってこの技術は大きなメリットをもたらし、市場の変革すらもたらすのかもしれません。
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