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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
2024年6月に発表された最新の消費者物価指数(CPI)インフレレポートによれば、アメリカの物価上昇が鈍化していることが明らかになりました。
このレポートによると消費者物価が前月比で0.1%減少し、年率インフレ率が5月の3.3%から6月には3.0%に冷え込んだとのこと。
興味深いことに、これは、多くの経済学者が予測していた3.1%を下回る結果となりました。
このインフレ率の低下は、消費者にとってどのような意味を持つのでしょうか?
実際のところ、このことは特に住宅購入を検討している方にとっては非常に重要な情報です。
まず、インフレ率が住宅ローン金利に与える影響について考えてみましょう。
インフレ率が高いと、一般的には住宅ローン金利も高くなります。
これは、銀行や貸し手がインフレによるリスクをカバーするために高い金利を設定するからです。
逆に、インフレ率が低くなると住宅ローン金利も低下する可能性があります。
今回のインフレレポートは、今後の住宅ローン金利の低下を期待させるものであり、住宅購入を考えている人にとっては朗報となるわけです。
このインフレの冷え込みにより、連邦準備制度理事会(FRB)がフェデラルファンド金利を引き下げる可能性が高まっています。
フェデラルファンド金利とは銀行同士が短期で資金を貸し借りする際の金利のことで、これが引き下げられると住宅ローン金利もそれに連動して低下する傾向があります。
専門家によると
「FRBは2%のインフレ目標を掲げており、この冷え込みにより2%のインフレ目標に近づき、金利引き下げに近づく」
とのこと。
では、住宅ローン金利が低下すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず、月々の住宅ローンの支払いが減少します。
これにより毎月の家計の負担が軽くなり、長期的には大きな節約が可能です。
例えば住宅ローン金利が1%下がるだけで、30年間のローン期間にわたる総支払額は大幅に減少します。
結果として、今後の金利引き下げを見越して、今のうちに住宅購入の準備を進めることは賢明な選択と言えるのではないでしょうか。
さらに、FRBが実際にフェデラルファンド金利を引き下げる前に、貸し手が先んじて住宅ローン金利を下げる可能性もあります。
別の専門家によると
「7月のFRB会合で9月の金利引き下げの示唆が出る可能性があり、それにより住宅購入者向けの先取りした低金利がもたらされる」
との示唆。
これが実現する場合、住宅購入者は早めに低金利を享受することができるかもしれません。
物件購入が好機になる理由
インフレの冷え込みと住宅ローン金利の低下の可能性は、住宅市場の在庫状況にも影響を与えると考えられます。
著名不動産投資クラブの代表者は
「低い固定金利の住宅ローンを持つ一部の所有者の間で、引っ越しができないと感じる『ロックイン効果』が報告されている。低金利は、過去2年間で動けなかった売り手からの潜在的な住宅供給をもたらし、市場を開放させ始めるだろう」
と述べています。
つまり住宅ローン金利が低下すると、これまで高金利のために住宅を売却できなかった所有者が市場に参入し、住宅の供給が増加する可能性が高まります。
これにより、買い手にとっては選択肢が増え、競争が激化する前に良い条件で住宅を購入できるチャンスが広がるというわけです。
それと、現在の住宅市場における競争状況についても考えてみましょう。
現在、住宅市場には一定の買い手の競争がありますが、インフレがさらに冷え込みFRBが金利を引き下げると、多くの潜在的な買い手が市場に参入する可能性があります。
これにより住宅の競争が激化し、価格が上昇する可能性があります。
だからこそ今のうちに行動することで激化するだろう競争を避け、良い条件で住宅を購入することができる見込みが立つわけです。
また現在の住宅在庫の状況も改善しています。
2024年の初めには米国で665,569件のアクティブな住宅リストがありましたが、6月までにその数は839,992件に増加しました。
これは6か月で26%以上の増加です。
この在庫の増加は買い手にとって選択肢が増えることを意味しているわけで、より良い条件で住宅を購入できる可能性が高まります。
。。。
初心者がアメリカ不動産市場について学ぶためのポイントをまとめると、まず、インフレ率と住宅ローン金利の関係を理解することが重要です。
インフレ率が低下すると住宅ローン金利も低下する可能性があり、これが住宅購入者にとって大きなメリットとなります。
そしてFRBのフェデラルファンド金利の動向にも注意を払うことが重要です。
この金利が引き下げられると、住宅ローン金利も連動して低下する傾向があります。
さらに現在の住宅市場の競争状況や在庫の動向を把握することで、より良いタイミングで住宅を購入することができると考えられます。
今後のインフレと金利の動向に注目しつつ、適切なタイミングで住宅購入を検討することが大切な時期です。
仮に初心者であったとしても、これらのポイントを理解することでアメリカ不動産市場についての知識を深め、より良い決断を下すことができると思います。
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