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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
先だって、
「収入の差は、通った大学のレベルによるのではなく、もともとの能力によるもの」
というくだりで書いたところ、やけに反響を頂きました。
改めてお伝えすると、この内容の出典は
「日本人の9割が知らない遺伝の真実 (SB新書) | 安藤 寿康氏」
です。
学歴社会にいるはずの私たちですが、競争社会と相まって
「頭が良い人が優れている(に違いない)」
「学歴が高い人が稼げる(いい就職ができるに違いない)」
という常識は今でもあります。
私(佐藤)自身も子供のころから学歴を意識せざるを得ない環境で育ってきましたし、須らく知の時代とされる近代社会に生きる人々は、この呪縛から今しばらく逃れられそうもありません。
けれども興味深いことに、遺伝子研究の結果からいえば
「学歴と収入の間に、一貫した関係はみられない」
というのです。
もちろん
「勉強は意味がない」
「学歴は無駄」
と一蹴する必要もなく、勉学の才能がある個人はむしろ、思いっきり高いレベルで学べる環境に進むべきなのだろうと思います。
とはいえ、
「稼ぐこと」
と
「学歴が高いこと」
は関係がないという論には、私(佐藤)は深く同意してしまうのです。
そして遺伝子研究の結果では、稼ぐことと学歴の関連性はほとんどないという話。
このことは、最近読んだ本の中で、中古車販売会社BUDDICAを設立された中野 優作氏を見てもよく分かります。
「クラクションを鳴らせ!変わらない中古車業界への提言 (幻冬舎) | 中野 優作氏」
同書の中で中野氏はご自身が中卒であることに触れていますが、アマゾンの商品説明によると
「
16歳で高校を中退し土木作業員へ。2008年10月ビッグモーターに入社。2017年5月に退職し、同月、BUDDICAを設立。2018年4月に法人化し代表取締役に就任。
最大手業販サイト、オートサーバーで「5ツ星認定」を受け、21年度「販売台数ナンバー1」(全国会員7万社中)に。四国における販売台数において、2021年度 NO1。※東京商工リサーチ調べ
」
とのこと。
中野氏の営業力の高さ(すなわち稼ぐ力)は同書を読むとよく分かりますが、それと同時に前述の
「学歴と収入の間に、一貫した関係はみられない」
という遺伝子研究からの結論が、一層真実味を帯びると思うのです。
それでも、学歴と収入の関係について、私たちの社会には根強い固定観念があります。
しかし、現実はそれほど単純ではなく、遺伝子研究の結果が示すように、学歴と収入の間に一貫した関係は見られないのです。
この事実は、私たちの「成功」に対する考え方を大きく変える可能性を秘めているのかもしれません。
何より、「稼ぐ力」とは何かを再考する必要があるはず。
単純に高額の収入を得ることだけが「稼ぐ力」なのか、それとも自分の才能や情熱を活かして社会に貢献し、それに見合った対価を得ることこそが真の「稼ぐ力」なのでしょうか。
こう考えてみると、「稼ぐ力」は必ずしも学歴だけでなく、多様な要因によって形成されることがわかります。
例えば、創造性、問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップ、適応力などが挙げられます。
これらの能力は、必ずしも既存の教育だけでは身につかないものではなく、実際の経験や自己啓発を通じて培われることが多いのです。
重要なのは、これらの能力や資質は、決して生まれつきのものではないということ。
才能はあったとしても、努力と経験を通じて誰でも獲得し、自分なりに秀でたものを磨いていくことができるのです。
この観点から見ると、「学歴」という一つの指標にとらわれることの危険性が浮かび上がってきます。
確かに高い学歴は一定の知的能力や学習能力を示す指標にはなりますが、それだけでは「稼ぐ力」を予測することはできません。
むしろ学歴にとらわれすぎることで、自分の本当の才能や可能性を見失う危険性すらあるのではないでしょうか。
例えば学歴至上主義の環境で育った人が、自分の本当の興味や才能を無視して「いい大学」に入ることだけを目指してしまうケースがあります。
結果として、自分に合わない職業を選んでしまい、本来の能力を発揮できずに終わってしまう可能性だってあるのです。
一方で、学歴にとらわれず自分の興味や才能に忠実に生きる人は、結果として「稼ぐ力」を身につけていくことが多いのです。
これは、自分の本当の強みを活かせる分野で仕事をすることで、自然とモチベーションが高まり、結果として高いパフォーマンスを発揮できるからです。
ここで注意したいのは、決して「教育が不要」と言っているわけではなく、教育の重要性は言うまでもありません。
けれども事実としてはっきりと浮かび上がったことは、「教育」と「学歴」は必ずしも同義ではないということです。
真の意味での教育とは、画一教育だけでなく、様々な経験や自己分析を通じて生涯にわたって続けられるものです。
そして何より、この「学び続ける姿勢」こそが、結果として「稼ぐ力」につながっていくのではないでしょうか。
事実、多くの成功した起業家や経営者は、必ずしも高い学歴を持っているわけではないことは明らか。
彼らに共通しているのは、常に学び続ける姿勢と、新しい挑戦を恐れない勇気です。
これらの資質は学歴とは無関係に、個人の内面から生まれるものです。
とどのつまり、真の「稼ぐ力」とは、単に高額の収入を得ることではなく、自分らしい方法で社会に価値を提供し、それに見合った対価を得る能力。
そうすると、むしろ自分の本当の興味や才能を見極め、それを最大限に活かせる道を選ぶことが、結果として真の「稼ぐ力」と「幸福」につながるように思うのです。
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