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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカ不動産用語の中でも、金融系の用語についてお伝えしています。
今日は「Bridge Loan(ブリッジローン)」です。
不動産の売買を進める際、
「次の家を買いたいけれど、今の家がまだ売れていない」
という状況になることがあります。
そんな時に役立つのが「ブリッジローン」です。
このブリッジローンは、短期間で資金を調達したいときに非常に有効な手段です。
ブリッジローンが使われるのは、物件を修繕して売却するようなフリップ行為、或いは商業物件売買のパターンが主になりますが、通常の住居物件購入も対象になり得ます。
ブリッジローンがどのように機能するのか、具体的な例を交えながら詳しく見ていきましょう。
「Bridge Loan(ブリッジローン)」とは、簡単に言えば「つなぎ融資」のことです。
これは新しい不動産を購入するために、一時的な資金を借りるローンのことを指します。
次の家を購入する際には、今の家を売ってその資金を充てるのが通常の流れです。
けれども今の家が売れる前に新しい家を見つけた場合、ブリッジローンを使うことで新居購入のための資金を確保することができます。
つまり、ブリッジローンは「古い家が売れるまでのつなぎ」として機能するわけです。
例えば、ある夫婦が現在の家を売却し、新しい家を購入しようとしています。
けれども理想的な物件を見つけたにもかかわらず、まだ自分たちの家が売れていないという状況。
この場合、彼らはブリッジローンを利用して新しい家を購入するための資金を一時的に調達できます。
その後に現在の家が売れた段階でブリッジローンを返済し、新しい家の所有権を正式に取得するというわけです。
します。
そんなブリッジローンの一番の利点は、「時間の制約がなくなること」です。
通常は不動産を売却し、その資金で新しい不動産を購入するという流れですが、ブリッジローンを利用することで今の家が売れるのを待たずに購入ができます。
これは特に競争が激しい不動産市場で、大きな強みとなるものです。
良い物件が見つかったときにすぐに行動できる。
このことは、購入のタイミングを逃さないという点で非常に有利な手段です。
また、ブリッジローンは比較的審査が早いという点もメリットです。
通常の住宅ローンと比べて手続きが簡素化されているため、スピーディーに資金を調達することができます。
もちろんその分金利が高めに設定されることが多いですが、短期間での返済が前提なので長期的なローンと比較しても負担は少なくなります。
その一方で、ブリッジローンにはリスクもあります。
主なリスクは、「今の家がすぐに売れない可能性」があることです。
もし今の家が市場に出ている期間が長引いてしまった場合、ブリッジローンの返済が困難になることがあります。
このためブリッジローンを利用する際は、今の家がどれくらいの期間で売れるか、またその売却価格がいくらになるかを十分に見極めることが大切になります。
もう一つのリスクは、金利の高さです。
先ほども触れましたが、ブリッジローンの金利は通常の住宅ローンに比べて高めに設定されています。
そのため返済期間が長引けば、その分負担も増えることになります。
結果として、短期間で家が売れるという見込みが立っている場合にのみ、このローンを選択するのが賢明だと思います。
ブリッジローンはあくまでも、「短期的な資金調達手段」として有効です。
また、
「ブリッジローンが使えない状況はあるのか?」
というと、ブリッジローンを利用できるかどうかは、金融機関やローンの条件によります。
一部の金融機関では、物件の価値や借り手の信用状況によっては、ブリッジローンの提供が難しい場合もあります。
ということは必然、実際にブリッジローン申し込みに動く前に金融機関と相談し、自分の状況に合った選択肢を検討することが大切、ということになります。
そんなブリッジローンの利点とリスクを整理してみましょう。
利点
- 不動産購入のタイミングを逃さない
- 現在の家が売れるのを待たずに新しい家を購入できる
- 審査が比較的早い
リスク
- 金利が高い
- 今の家がすぐに売れないと返済が難しくなる
もう少し具体的な数字を使ってブリッジローンの計算例を見てみましょう。
例えば$300,000の家を購入するために、現在の家が$200,000で売れる予定だとします。
この場合$100,000の資金が不足しているため、その分をブリッジローンで調達することができます。
仮にブリッジローンの金利が6%だった場合、月々の利息は約$500です。
もし現在の家が3か月で売れた場合、利息は合計で$1,500となります。
短期間での返済が前提であるため、金利が高くても大きな負担にはなりません。
一方、もし家の売却が6か月以上かかってしまうと、利息の負担が倍増し、経済的な圧力がかかる可能性があります。
ですので、ブリッジローンを利用する際は、売却の見通しが立っているか、事前に十分な計画を立てることが重要というわけです。
まとめとして、ブリッジローンを活用する場合は
現状の家の売却見込みを現実的に評価する ⇒ 家が売れるタイミングを過信しないことが大切です。
金利と返済条件を十分に確認する ⇒ 短期間での返済が可能かどうか、金融機関としっかり話し合う。
新しい家の購入計画を慎重に進める ⇒ 理想の物件が見つかったら、すぐに動ける準備をしておく。
といった三点を押さえるとよいのではないでしょうか。
かくして、ブリッジローンは一時的な資金調達において非常に有効な手段となりますが、リスクと利点をよく理解した上で利用することが成功のポイントです。
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