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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
久し振りの投資物件ネタ、「Abandoned Property(放棄された物件)」についてお伝えしたいと思います。
放棄された物件という言葉は、一見するとあまり耳にしないかもしれませんが、不動産投資や住宅購入においては非常に魅力的な選択肢となり得ます。
特にこれらの物件は割安で購入できることが多く、適切な対策を取れば大きな利益を上げるチャンスとなる場合があるのです。
本項では放棄物件の購入について、具体的な手順やリスク、メリットについて詳しくみていきましょう。
Abandoned Property(放棄された物件)とは
放棄された物件とは、所有者が財政的な問題などで手放し、長期間にわたり放置された住宅を指します。
こうした物件は外観が老朽化していたり、内部が破損していたりすることが多く、即座に住める状態ではない場合もあります。
けれども、必ずしもすべての放棄物件がこのような状態にあるわけではなく、中にはオーナーが売却前に物件を放置しているだけで、比較的良好な状態のものもあります。
このような物件は通常の市場価格よりも安く手に入ることが多いため、住宅購入や投資を検討している人にとって大きなチャンスとなる可能性があるものです。
物件が法的に問題なく取得可能なものであれば、再生して転売することも可能で収益を得ることができるかもしれません。
放棄物件を購入するメリット
割安で購入可能 放棄された物件は通常、市場価格よりも大幅に安く購入できることが多いです。
オーナーが物件を早急に売却したがっている場合や、銀行が差し押さえ手続きに入る前の段階であれば、さらなる割引が期待できるかもしれません。
リフォームのチャンス
放棄物件は多くの場合、修理やリフォームが必要です。
けれどもこの点を逆に捉えると、自分の好みに合わせたカスタマイズが可能であり、リフォームを行うことで物件の価値を大幅に向上させることができるということです。
購入価格が低いため、リフォームにかかる費用を含めても通常の物件購入よりもお得になることがあります。
高い投資収益率
もし放棄された物件を購入してリフォームし、その後転売することができれば大きなリターンを得ることができます。
特に物件の立地が良く、需要が高い地域であれば修繕後の物件価格は急騰する可能性があります。
適切な投資計画を立て、リスクを管理することで、高い投資収益率を狙えると思います。
放棄物件を見つける方法
放棄物件を見つけるためには、いくつかのルートがあります。
まず不動産エージェントを活用することが最も効果的です。
不動産エージェントは放棄物件や差し押さえ前の物件に関する最新の情報を持っている場合が多く、法律や手続きに関する知識も豊富です。
さらにエージェントは物件の価値を適切に評価し、購入後の費用やリスクを見極める手助けをしてくれるため、初心者にとっては非常に心強い存在となります。
また地元の役所や郡の登記所に足を運ぶことで、放棄物件に関する情報を入手できることもあります。
これらの機関には、所有者不明の物件や差し押さえ手続きが進行中の物件のリストが保管されており、興味のある物件について詳しく調べることができるのです。
そしてオンラインリソースも見逃せません。
多くのウェブサイトでは差し押さえ物件や放棄された物件のリストを提供しており、興味のある物件を検索できます。
例えば「Realtor.com」などの不動産サイトでは、特定の条件に基づいて放棄物件を検索することが可能です。
放棄物件を購入する際のリスク
修理費用の不確実性
放棄物件は長期間にわたってメンテナンスが行われていないことが多く、内部に深刻な損傷がある場合があります。
電気、ガス、水道などのインフラが停止していることも珍しくなく、これらを再度使用可能にするためには大きな費用がかかる可能性があります。
配線や配管に問題があると修理費は予想を大きく上回ることもあるため、購入前に専門のインスペクターによる詳細な調査が必要です。
法的リスク
放棄物件を購入する際、法的な問題が潜んでいることがあります。
例えば物件に未払いの税金や差し押さえに関連する法的な問題がある場合、購入後にこれらの問題に対処しなければならない可能性があります。
物件の所有権がはっきりしていない場合や複数の利害関係者が存在する場合、購入プロセスが複雑化することもあります。
保険の取得が難しい
放棄物件を購入した後、住宅保険を取得するのが難しい場合があります。
多くの保険会社は長期間放置された物件に対して保険を提供する際に、厳しい条件を課すことがあります。
例えば保険会社のエージェントが物件を検査し、問題が解消されるまで保険を発行しない場合があります。
また保険料が通常の物件よりも高くなる傾向があり、この点も考慮する必要があります。
購入プロセスのポイント
放棄物件を購入する際には、通常の不動産購入と同様のプロセスを踏む必要があります。
まず購入希望の物件に対して適切なオファーを出し、売主との交渉を行います。
購入前には、物件の価値や必要な修繕箇所を把握するためのインスペクションが不可欠です。
特に見えない部分(配管や電気設備など)に問題がある可能性が高いため、インスペクションは慎重に行いましょう。
さらに購入後にかかるコストも事前に計算しておくことが重要です。
修理費用、税金、保険料など、物件を再生するための総コストを把握し、予算内で収まるかどうかを確認する必要があります。
購入に必要な資金だけでなく、リフォーム費用や将来的な維持費も考慮して資金計画を立てることが成功のカギとなります。
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かくして、放棄物件の購入は適切にリスクを管理しながら進めれば、大きなチャンスとなり得ます。
市場価格よりも安く購入できる一方で、リフォームや法的な問題に対する準備が必要です。
特に初心者にとっては信頼できる不動産エージェントや専門家のアドバイスを受けながら、慎重に物件を選定することが大切かと思います。
それらをクリアすれば、放棄物件は不動産市場において独自の魅力を持つ選択肢なのです。
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