こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
本年もそろそろ、不動産市場に勢いで出てくる時期です。
今日は、賃貸物件の運営で収益を最大化するための「成功する物件リスティング」の具体的な方法を、手順を追って分かりやすくお伝えします。
賃貸市場が競争激化する中、ただ物件をインターネットに掲載するだけではなかなか良質なテナントを獲得できません。
そこで、次の5つのステップを意識して実践することで、テナント獲得までの期間を大幅に短縮することができます。
【Step 1】 魅力的な写真を掲載する
まず物件の第一印象を決めるのが「写真」です。
・明るく、自然光を活用して撮影する
・清潔感を出し、生活のイメージが湧くよう整理整頓する
・特にリビングやキッチンなど、生活の中心となるエリアをしっかり撮影する
これだけでも問い合わせ率が大きく変わります。
【Step 2】 具体的な特徴をタイトルに含める
テナントはオンラインで数多くの物件を比較しています。
単に「賃貸物件」というだけではなく、
・交通の便が良い
・最新設備付き
・日当たり良好
など、具体的で魅力的なポイントをタイトルに含めることで、クリック率が飛躍的に高まります。
【Step 3】 賃料は季節や市場の状況に応じて調整する
賃貸市場は常に動いています。
市場調査をしながら、繁忙期には高め、閑散期には少し調整して競争力を維持することが必要です。
ただし極端に安い価格設定は質の低いテナントを呼び込んでしまうため、バランスを見極めて価格を調整しましょう。
【Step 3】 多様なプラットフォームを活用して広告する
有名な賃貸サイト(Realtor.com、Zillowなど)だけではなく、SNS(Facebook Marketplace、Instagramなど)も積極的に活用しましょう。
SNSは特に若い層への訴求力が強く、口コミやシェアによって短期間で成約につながることも多いです。
【Step 4】 内見予約を自動化してテナントの利便性を高める
内見予約の調整を手動で行うと時間がかかり、テナントを逃す原因にもなります。
自動予約システムを導入することで、効率的に見学のスケジュールを調整でき、テナントの満足度も向上するものです。
【Step 5】 素早く丁寧に返信する
最後に重要なのが問い合わせ対応です。
返信が早く丁寧であるほどテナントは信頼感を持ち、成約の確率も上がります。
あらかじめよくある質問への回答テンプレートを作成しておくと、迅速かつ丁寧な対応が可能です。
以上のステップを意識することで、効率的に良質なテナントを見つけ、投資物件の収益性を高めることができるはずです。
自分で物件を市場に出す予定の方々にとって、何かの参考になりましたら。ぜひこれらの手法を参考に、あなたの物件運営に活用してみてください。
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