こんにちは。 アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日はカリフォルニア州で不動産を購入する際のポイントや注意点についてお話ししました。
今日はその続きとして特に南カリフォルニアの人気エリア、オレンジ郡の最新住宅市場データを詳しくご紹介します。
以下は2023年の住宅市場のデータで、全米、カリフォルニア州、オレンジ郡を比較したものです。
【住宅市場の概要(2023年)】
項目 | 全米(USA) | カリフォルニア州 | オレンジ郡 |
---|---|---|---|
住宅販売件数 | 3,659,000件(前年比-18.3%) | 257,630件(前年比-24.8%) | 24,995件(前年比-21.5%) |
住宅販売価格(中央値) | $394,600(前年比+0.5%) | $813,980(前年比-0.6%) | $833,380(前年比-1.9%) |
在庫期間(月) | 3.1ヶ月(前年比+10.7%) | 2.5ヶ月(前年比-3.8%) | 2.6ヶ月(前年比-16.1%) |
住宅購入可能指数 | 35% | 15% | 11% |
購入に必要な最低年収 | $104,800 | $222,800 | $236,400 |
世帯収入中央値 | $73,336 | $89,113 | $80,628 |
昨日ご説明したように、住宅市場を理解するには具体的な数字をしっかりと見ることが重要です。
オレンジ郡はカリフォルニア州全体と比較しても住宅価格が高く、購入可能指数が11%とかなり低いことから、購入条件が高い市場であることが分かります。
けれども前年比で住宅価格が1.9%下落している点に注目すると、購入を検討するタイミングとしてはチャンスとも捉えられます。
特にオレンジ郡は人気エリアのため物件の在庫期間が短く、良い物件は市場に出るとすぐに売れてしまいます。
昨日お話しした資金準備や明確な条件設定、専門家との早めの連携が重要になります。
オレンジ郡での不動産購入は資産価値の安定性が期待できるため、計画的に進めれば長期的に非常に有益な投資になるのではないでしょうか。
カリフォルニア州の中でも特に注目されるオレンジ郡の住宅市場データについては、弊社でも常々最新の動向を捉えています。
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