こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日は、参考になる「意外な物件の見つけ方」について触れておきたいと思います。
「気になる家がある。でも売りに出ていない…」
そんな経験はないでしょうか。
実は、売り出されていない物件を「自らアプローチして買う」という手法が、実際に実る場合があります。
ここでご紹介するのは、「コールドコール(Cold Call、通常は営業電話の意)」を活用して、夢の家を手に入れた一人の女性の実話です。
彼女の夢は、お気に入りの建築家ブルース・ゴフが設計した家を手に入れること。
そこで登場したのが、元営業マンのお父さんです。
彼女の父はインターネットでゴフ設計の家を調べ、所有者を特定し、次々と電話をかけ始めました。
「あなたの物件を売る予定はありませんか?」
最初は「まだ売るつもりはない」という返答ばかり。
でも、それでも諦めずに丁寧に会話を続けました。
そして数ヶ月後。
あるオーナーから「売ってもいいかも」という連絡がきました。
彼女はすぐに飛行機に乗って現地に飛び、なんと5分でフルプライスオファーを提示。
交渉成立。
かくして、売り物ではなかった“理想の家”を手に入れたのです。
このような方法は投資家にとっても、もちろん有効です。
実際にプロの投資家やフリッパーたちも、コールドコールを活用しています。
理由はシンプルで
「本当は売りたいけど、面倒で動いていない人々」
「心の中で売却をぼんやり考えていて、他人に言われて初めて動く人々」
が、一定数いるからです。
つまり、コールドコールには
- 市場に出る前の物件に出会える
- 他の投資家と競り合うことなく買える
- 売主と直接交渉できる
というメリットがあります。
そこで、どうすればコールドコールがうまくいくのでしょうか?
ポイントは
・親しみやすく、誠実なトーンで話すこと
「夢の実現を目指している」という熱意は、人の心を動かします。
・しつこくなく、でも粘り強く
1件や2件断られたくらいであきらめてはいけません。
コールドコールは「数の勝負」です。
・感情的にならない
中には怒ってくる人もいます。
そんな時は礼儀正しく、すぐに電話を切りましょう。
・価格の相場感を持っておくこと
相手が「高く売りたい」モードになるのは当然です。
だからこそ、不動産エージェントと一緒に動き、適正価格を把握しておくことが重要です。
あたりになろうかと思います。
。。。
投資家にとって、市場に出る前の物件は宝の山です。
特に自分が狙っているエリアやタイプの物件があるなら、Cold Callという手法は非常に有効。
- 競争を避けられる
- 条件交渉に融通が利く
- 相場より安く買えるチャンスがある
という利点を考え、まさに電話一本から始まる勝負。
興味のある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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