こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
夏になると、プール付き住宅の人気が高まります。
けれどもプール付きの家は「維持費が高い」ことが難点。
その為、間違っても投資用物件としてはお薦めできません。
けれどもそんな常識をひっくり返すサービスが話題のようです。
それは、『Swimply』という個人宅のプールを時間貸しできるマーケットプレイス。
実際にこのサービスを活用し、大きな副収入を得ている米国の2組のご家族の話を見てみましょう。
まずカリフォルニア州フレズノ市に住むジャッキー・ロチャさん。
彼女は専業主婦であり、家計の足しになる方法を探していました。
そこで思いついたのが、『Swimply』でプールをレンタルすることです。
最初は半信半疑でしたが、予想以上の収益に驚きを隠せませんでした。
なんと毎月約$2,000~$3,000の収入を得ているのです。
この収入は彼女の家族にとって非常に大きな助けとなり、住宅ローンの支払いの一部をまかなっています。
さらにこの副収入で庭の造園、専用のトイレ設置、屋外の座席エリアの改装など、住宅のアップグレードも実現しました。
もう一組はワシントン州バンクーバーに住むエリック&メアリー・ステープルマン夫妻。
彼らは屋内の温水プールを持っていましたが、子供たちが飽きてしまったことで、維持費ばかりかさむようになりました。
ところが『Swimply』でプールを貸し出した途端、驚くほどの人気スポットに。
最初は月に$400〜$500程度でしたが、今では月に$4,000〜$5,000もの収入を稼ぐようになっています。
そして今月はなんと$6,000を達成する見込みだそうで、住宅ローンの全額をカバーするというのです。
そしてさらには彼らは稼いだお金で、プールに滑り台やガスヒーターを設置。
また自宅の寝室やバスルームの床を新しくするなど、自宅を次々とアップグレードしています。
ステープルマン夫妻は
「プールの貸し出しは単なる副業ではなく、本格的なビジネス」
と捉え、ゲストの体験価値を高めることに情熱を注いでいます。
実際、このようにプールをレンタルして収益化するケースは米国で増えつつあります。
もちろん日本とは事情が少し異なりますが、「所有している資産を活用し収益を生む」という考え方自体はとても参考になるのではないでしょうか。
使われていない空間や設備が、毎月安定的な収益を生む。
いわゆるAirbnbのスポット版のようなアイドリングビジネスで、これは非常に効率的な資産活用の方法です。
日本ではまだまだプールの時間貸しは一般的ではありませんが、例えば駐車場や空き部屋のレンタル、シェアリングサービスなどは着実に浸透していると聞きます。
ここで大切なのは、「自分の持っている資産が他人にとってどのような価値があるか?」を考えることです。
あなたの身の回りにも眠っている資産はあれば、小さな工夫が大きな収益につながることがありかもしれません。
アメリカで前述のサービスに興味がある方は、『Swimply』のようなシェアリングサービスをぜひ調べてみてください。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。