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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
2026年のカリフォルニア不動産市場は、緩やかながらも回復基調に入ると予測されています。
カリフォルニア不動産協会(C.A.R.)の見通しでは、2026年の一戸建て住宅販売数は前年比で約2%増の27万4,400戸、また中間価格は過去最高となる90万5,000ドルに達するとのこと。
価格の伸び率は過去数年に比べ控えめですが、それがむしろ市場の安定を意味しています。
その一方で、住宅購入における最大の壁である「住宅の手の届きやすさ(アフォーダビリティ)」にも小さな改善が見られるとされています。
2025年には17%にとどまると見込まれるアフォーダビリティ指数が、2026年には18%へとわずかに上昇する見込みです。
これは「6世帯に1世帯程度しか中間価格の住宅を購入できない」厳しい状況に変わりはありませんが、それでも多少は改善の兆しといえます。
この背景には住宅ローン金利の低下があり、2026年には30年固定ローンの平均金利が6.0%まで下がると予測されているようです。
金利が0.6%下がるだけで、購入者は年間約2,448ドル少ない所得で融資を受けられる可能性があるとの試算もあり、これは特に教師や消防士といった中間層にとって大きな助けになります。
実際、ここ数年は競争の激しい市場に嫌気がさして購入を見送っていた層が、再び動き出す可能性が高まっています。
その一方で、他の諸問題が解決したわけではありません。
住宅保険の高騰、米中を中心とする貿易摩擦、さらには株式市場のバブル懸念など、外部要因が市場の安定に影を落としています。
加えて経済全体の動向も無視できません。
アメリカ全体のGDP成長率は2026年に1%まで鈍化するとされ、カリフォルニア州の雇用成長率も0.3%にとどまる見込みです。
失業率は5.8%まで上昇し、インフレ率も3.0%とやや高止まりする可能性があるとのこと。
けれども在庫数は約10%増加し、パンデミック前の水準に近づくことから、市場にとってはプラス材料となると思います。
。。。
かくして、2026年のカリフォルニア不動産市場は劇的な回復ではなく「緩やかな安定化」がキーワード。
過去数年のような二桁成長は期待できないものの、価格は堅調に推移し、買い手と売り手の双方にとって均衡した市場が形成されていくと考えられます。
投資家や購入希望者にとっては、金利低下と在庫増加のタイミングをどう活かすかが大きなポイントになると思います。
2026年の市場は「手の届きやすさは依然として課題でありながらも、前進の兆しが見える年」となりそうです。
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