増えたのは「アパート」だけだった ― 住宅着工19%増の内訳
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。 経済統計には、見出しだけを読むと景色を見誤るものがあります。 先日発表されたアメリカの住宅着工統計は、その典型のような数字でした。 今日はこの統計の「扉の内側」まで、一緒に入ってみたいと思います。 「19%増」という威勢のいい見出し 国勢調査局(Census Bureau)が発表した2026年6月の住宅着工件数(Housing Starts)は、年率換算で142.7万戸と、前月から19%の大幅増となりました。 前月の5月はおよそ120万戸と、6年ぶりの低水準まで落ち込んでいましたから、そこからの力強い反発です。 前年…