「27.5年」という一本の紐をほどく ― コストセグリゲーションを時間の順に追う
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。 アメリカで賃貸用の一戸建てを買うと、税務の世界ではその建物に「27.5年」という数字が与えられます。 建物の価値を27.5年かけて少しずつ費用として落としていく、という決まりです。 けれども実際の家は、27.5年で足並みを揃えて古びていくわけではありません。 カーペットは数年で擦り切れ、給湯器は十年ほどで交換され、駐車場の舗装は十五年ほどで打ち直しになります。 それらが一本の紐でまとめて束ねられ、「建物一式・27.5年」という荷札をつけられている。 この紐をほどいて、中身を寿命ごとに並べ直す作業を、Cost Segr…