プロフィール

こんにちは。当ブログをご覧頂きありがとうございます。

私が渡米したのは1990年代、アメリカ全体がIT技術の先駆者として世界をリードしていた時のクリントン大統領の時代でした。当時アメリカは未曾有の好景気に沸いており、IT株暴落前夜のITブーム絶頂期に国全体が盛り上がっていました。その頃に留学、多人種との交流を人生の中で初めて経験して楽しい毎日を過ごしました。

2001年9月11日。当時まだニューヨークにいた私はテロ攻撃によりワールドトレードセンターが崩れる様子を目のあたりにします。マンハッタンの中でもワールドトレードセンター近辺は金融街として有名であり、そこはいわば現代の物質文明の粋を集めたような場所です。世界の金融をリードするマンハッタン金融街。その中でアメリカを象徴するワールドトレードセンターが2棟とも崩れた事実。このことは5000名以上の方々の尊い命を奪ったのみならずアメリカ人のアイデンティティーそのものに大きく影響し、アメリカ人の自尊心が大きく変化していく様子を今日まで見てきました。

アメリカ不動産の世界へ

その後、カリフォルニアに転勤となり学生時代を過ごしたカリフォルニアに戻ることとなりました。
転勤と同時に不動産分野に足を踏み入れ出したのもこの時期です。クリントン大統領の後を継いだブッシュ大統領は不動産取引に関して優遇する措置を打ち出し、アメリカの不動産投資はブッシュ大統領の時代に絶頂期に達していきました。その流れを目の当たりにしていた私は縁あって不動産物件管理に従事することになりプログラマーとしての本業と同時に不動産の何たるかを学び始めることなりました。そして間もなく2007年後半から発生したのが住宅購入用途向けサブプライム・ローンの不良債権化問題です。サブプライム問題が引き金となり暴落し始めた不動産価格には歯止めがかからず、2008年9月にはアメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズが倒産。世界中の不動産投資家を巻き込んでの大惨事となりました。

ところが不動産価格が大暴落したこの時に不思議な現象を目にしました。周辺地域の不動産価格がどんどん値崩れを起こす中、私が管理している不動産物件は全てその市場価格の値崩れが起こらなかったのです。当時の不動産市場価格の下落の影響が一番大きかったのはまさに私が暮らすカリフォルニア州、以前暮らしていたニューヨーク州、そしてフロリダ州の3大州でした。ローラーコースターから直下降の真っ只中にあるはずのカリフォルニア州において、私が管理する不動産物件は全て影響をほとんど受けることなく生き残ることが出来ました。

「なぜ価格がほとんど下がらなかったんだろう?不動産価格には誰かの意図的な操作が入っているんじゃないのか?」サブ・プライム問題を事の発端とするアメリカ不動産価格の暴落は大勢の不動産投資家にとっては大惨事となりましたが、同時に私にとっては不動産投資の真髄に必要な要素を生の体験で数多く学べた貴重な体験となりました。

現在は自分が所有するアメリカ不動産資産を複数所有・運用しながら、全米最大手の不動産会社ケラー・ウィリアムズに所属するアソシエイツブローカーとして「物件売買の仲介」、「不動産投資コンサルティング」を英語通訳・翻訳のセットでご提供し、米国内外を問わず世界中にいる日本人の不動産売買・投資のお手伝いを続けています。

一番のやりがいを感じるのは、不動産投資の専門家たちへのサポートよりも、アメリカ不動産投資の初心者へのサポートです。アメリカへの不動産投資の知識がほぼない方々に対し、一つひとつを丁寧にお伝えさせて頂き、弊社のサポートを必要としないレベルにまで進化して頂けることが何よりの喜びです。

不動産売買は人生で最も大きな買い物であり、それだけに一つひとつのステップを慎重に事を進めていく必要があります。そのためにも業界に精通して経験のある日本人不動産ブローカーは常に誠実にお客様に接する責任があり、アメリカでの不動産取引において日本人の皆様に心から安心して頂ける不動産エージェントとして成長し続けていきたいと思います。

地球上で最も顧客利益を追求する不動産コンサルタントを目指す

それが弊社の恒久的な目標です。

自分の信念や考え方については「コンサルタントの流儀」のカテゴリーで折に触れて更新しています。

アメリカでは

「78%が人々が翌月のお給料が振り込まれなければ生活していけない」

という衝撃的な統計があります。

この米国で終身雇用神話ははるか昔に崩れ去り、その傾向は日本でもより顕著になってくることは間違いありません。

年金だけでは暮らしてはいけない現実を目に、現役のうちに「自分基金で積立を開始」していくことは誰にとっても必須です。

そして

「どんな方法で自分基金の積み立てをするべきだろうか?」

と考える時、

クリス・マーテンソン著「The Crash Course」から概念を日本語訳

この概念はとても参考になります。

カタチある資産を自らの力で築き、その資産を守り抜く上では自分基金の構築は一番下の第一領域から固めていくことが最善です。

人の世が移り変わっても、永久に不変である自然界に密接した第一領域から上に向かって資産構築を整えた方がより盤石な基盤が仕上がることは間違いありません。

「第一領域に属する不動産で自分基金の基盤を固めたい」

と考える方々を応援し、

「第一領域において顧客利益の最大化を目指す」

これが私たちの使命です。

確かな未来を築くお手伝いを

情報化社会に完全に移行した現代では、身の回りのあらゆる環境が急速に変化していきます。

今後は更なるAIの台頭と共に、過去に人がこなしてきた仕事の多くがオートメーション化されていくことは間違いありません。

自分基金の構築を目指して資産運用を進める上でもあらゆる判断がAIにより容易くなり、誰もが自分の未来を守るべく資産運用に取り組みやすい時代が幕を開け始めています。

それと同時に決してAIが人に取って代わることが出来ないだろう、

個人の価値観

家族の価値観

自分の心にある未来像

を具現化するお手伝いの役割は、今からの時代にこそ求められてくるものです。

「世界一安心できる不動産仲介を提供する」

そんなシンプルな目標をもって、アメリカ不動産投資を志す人々を応援し続けています。

お問合せはこちらからご連絡ください。