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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日、ビジネス英語を上達させるコツについてお伝えさせて頂きました。言語は環境が大切であり、コミュニケーションレベルであればオンライン英会話等を駆使して日本国内でも身につくものの、ビジネス英語レベルとなるとやはり英語環境のビジネス現場で鍛えていくしかない、
というお話でした。本日も続けます。
論理思考を意識する
英語を上達させると同時に、それがお飾りのものではなくて本気でビジネスレベルで使いたいというのであれば「論理思考」を身につけるのは必須です。
なぜなら、(英語をビジネスで使いたい = 英語でコミュニケーションしたい)という構図に他なりませんから、自分のコミュニケーション方法を日本人のそれではなく世界標準に合わせていかなくてはならないからです。
これは日本から出て実際に海外で暮らしながら異国文化に触れてみないとなかなか体感できないのことなのですが、当然ながら日本人として感性・感覚は世界標準ではありません。
とはいえ、アメリカ人の感性・感覚が世界標準ではなく(そのように勘違いしているアメリカ人もいますが)、ヨーロッパ大陸の人々の感性・感覚が世界標準ではなく、アフリカ大陸の人々の感性・感覚が世界標準でもありません。
しかもアメリカ大陸・ヨーロッパ大陸・アフリカ大陸、加えてアジア圏にしてもたくさんの国々があり、国の中には地域があり、それぞれの地域で独特の言葉や文化・習慣があるもの。結局のところ世界のどこか一つの文化や習慣を世界標準と呼ぶのには無理があり、ナンセンスなのです。
それでは世界標準とはなにかというと、佐藤は「世界の人々が共通に認識できる概念」だろうと考えています。
言葉でいえばとりあえず英語が「世界の標準語」とされていますね。アジア諸国でも近年は英語教育に力を入れ、世界と対等に渡り合える若者を育成するべくシンガポールのように標準言語を英語に切り替えた国もあります。その効果はテキメンで、アジア屈指のハブ国としてあらゆる貿易の中継地点としての確固たる地位を築くに至りました。(シンガポール国内の格差問題等は横におきます)
もっぱらアメリカではヒスパニック系の移民数が年々増えており(トランプ大統領の影響は微々たるもの)、実際に統計でみればアメリカ国内の白人人口の割合はどんどん減少しており、ゆくゆくはヒスパニック系が過半数を占めることなりますからもはやアメリカという国は白人の国ではないというのが正しいのでしょう。そうすると、これからは少なくともアメリカでは英語のみならずスペイン語も必須としたほうが良さそうです。
佐藤も「お前の立場なら、スペイン語も勉強しろよ!」とまわりから散々急かされてきましたが、英語以外の言語まで身につけようとは思いません。。(頑張れ息子たち)
かくして英語は今のところ少なくとも世界標準といえそうですが、ここでもう一つビジネス英語のレベルに入るとなるとどうしても避けられないもう一つの世界標準の概念があります。それが「論理思考」なのです。
佐藤は日本人の感性は素晴らしいと思っています。ある意味特殊能力のように思うのですが、「空気を読む」という感性は実は世界標準ではありません。相手を慮り、最大限の配慮を考えて、相手が求めるもの以上の行動をもってもてなす。この日本人の「おもてなし」の精神は世界屈しのものなのです。
ある意味言葉を必要としない精神性からくる行動の美しさが日本人にはありますし、この精神性とタフさ、そして勤勉さを兼ね備えた能力が戦後の日本を世界第二位の経済大国に押し上げた原動力そのものだったのではないでしょうか。
このような日本人に見ら得る特異性は世界ではまずお目にかかりません。佐藤が日本人だからといって国粋主義を語っているのではなく、日本の外から日本という国を客観的にみて明らかにそうだと思うのです。しいていえばアジア圏の国では日本のそれに近い感性をもつ国々もありますが、第三者目線でみても日本人の精神性は素晴らしいです。
ただし、それは日本人特有の能力だからこそ日本人の精神性からくる文化・習慣は世界標準にはなり得ないのです。言い換えると、日本人としての感性・感覚は横において、ビジネス現場では世界共通といえる概念に自分を合わせていく姿勢が大切になります。その共通概念といえるのが「論理思考」なのです。
例えば、数字は万国共通ですね。1+1=2を否定する人は世界のどこにもいないでしょう。どう考えても数字は世界標準です。これと同じで、
a = b b = c ∴(故に) a = c
このプラトンに学んだアリストテレスの原理に代表される論理学は世界標準として認識されています。具体的にいうと、「仮説 ⇛ 検証」この流れの思考を基本とするコミュニケーションは必ず万人に理解されます。だからこそ私達日本人が小学生の頃から学んでいる
起承転結
この構成は横において
① 結
② 理由1
③ 理由2
④ 理由3
⑤ まとめ
この論理思考を前に打ち出した結論づけから入るコミュニケーションが必須なのです。
起承転結でコミュニケーションを始めてしまうと、まず話の展開を始める「起」の段階で「こいつは何が言いたいんだ?」という反応になり、「仕事が出来ないヤツ」という烙印をたちまち押されてしまうことでしょう。
謙虚な姿勢や柔らかい物腰など日本を離れたら横において、良い意味で自分を主張して結論から入り、「これについてはこうだ。なぜなら。。」という、結論を先に述べてその理由と証拠を述べる、そして最後に決め言葉で締め上げる、そんなコミュニケーション姿勢が大切なのです。
ビジネス現場でこのようなコミュニケーションを繰り返していくと、どんどん英語でのコミュニケーション能力が向上すると同時にあなたの評価も上がってくることになります。
明日はシリーズの最後、ビジネス英語を上達させるコツについて極めつけで大切な点をお伝えさせて頂きます。
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