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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
あなたがアメリカで物件を持つ場合、それが自分の住居用であれば常に意識したいのは
今の生活の快適性
と
売却したい時に売れるデザイン性
の2つです。
たった今の生活を機能的かつ快適にする為に自分や家族に必要な家具を整えると同時に、いざ売却したい時にはそれらの家具をそのままおいておくだけでも「なんて素敵な家具!」と見てもらえるようなデザイン性のあるものを日頃から使用しておけば、物件売却も比較的にスムースにいくものです。
とどのつまり不動産物件は高額ではありますが、こと住居用物件の場合は利益が出る出ないの数字よりも、最終的には感性で購入を決定する向きが多分にあります。
その地域の不動産市場が資産価値を守ってくれるような地域であれば、そこから先は細かいことよりも感性が優先される向きがあるのです。
そこで売り主であるあなたが自宅にセンスある家具を使っておくと、内覧に訪れる方々のアンテナに引っかかり物件そのものに好印象を持ち、売れやすくなることは本当にあります。
買い主がその家具を本当に気に入った場合は家具をそのまま買い取ってもらえる話にもなりますから、自宅で使う家具は出来る限り自分自身の使い勝手とデザイン性を合わせ持たせた方がよいのです。
そこで今日は、家具の中でも売却時のアピールとして一役も二役も買う「アウトドア家具」についてお伝えさせて頂きます。
1.アウトドア家具の購入時期は9月がベスト
最初にアウトドア家具を購入するべき時期ですが、1年の中で最もお得な値段で購入できる時期は「9月」です。
例えばクリスマス等の年末行事に使用される物品は11月〜12月が最も売れ時ですが、年を越えて1月になるとこれらの売れ残り物は大きく値段が下がります。
クリスマスツリーにせよ装飾品にせよ、50%割引などザラに出て来るものです。
これがアウトドア家具になると、1年の中で最も売れ行きがよいのは正に今の時期、6月〜7月です。
子供たちも夏休みに入るこのバケーション期間は1年を通してアウトドアが最も活発になる時期であり、気候的にも外でのBBQや夜の家飲みが頻繁に行われます。
家族使用とゲスト使用の両方の目的で、アウトドア家具が最も売れ行きが良い季節が今ということになります。
そして、この時期を過ぎて9月になると「売れ残りセール(とは表示されませんが)」としてアウトドア家具は一気に価格が下がってくるのです。
その為、あなたがアウトドア家具を購入する場合は出来れば今の時期は避け、9月になったら一気に売れ残りを散策してお得に購入し、来年の夏以降に備えるとよいと思います。
2.アウトドア家具は材質がキモ
冒頭に書いた通り、家具を購入する場合のコツは
あなたの今の生活の快適性(機能性)
売却時の引き立て役となるデザイン性
の双方を満たす家具を選ぶことです。
この中で、デザインについては今のアウトドア家具はかなり洗練されていますので選ぶのには困らないと思いますが、気をつけなくてはならないのは、デザイン性の良さと機能性の良さはイコールではないということです。
とりわけアウトドア家具の場合は室内で使用するインドア家具とは違い、外に出されている分
気温
湿度
直射日光
風
雨
といった自然の要素にそのまま晒されることになります。
カリフォルニアのような紫外線と日差しの両方がキツイような地域では耐久性が重要視されますし、テキサス州でもヒューストンのようなかなりの湿度が伴う地域では湿気に耐えられる性質が必要になるのです。
そこで、アウトドア家具を選ぶ際はあなたが暮らす地域の気候のことは特に念頭において選ぶようにしましょう。
具体的には、店頭で家具を選ぶ際は店員を捕まえてその素材について詳しく聞くようにします。
例えばパティオに必須と言われるような伝統的な小枝で編み込んだ椅子には通常は合成樹脂(synthetic resin)が使われていますし、
錬鉄(Wrought iron)やアルミニウムめっき鋼板(coated aluminum)の家具は基本的には湿度に強いものの、厳密には精度の違いがあり、長期間外においておくとすぐに駄目になるものもあります。
アウトドア家具は高額なだけに、自分が暮らす地域の気候条件に合わないものを購入すると、下手な買い物ではお金をドブに捨てることにもなりかねませんから、店員によく相談して選ぶようにしましょう。
3.保証をもたせる
機能性とデザイン性が確認できたら、最後に確実に行っておきたい作業は「使い心地テスト」です。
前述のようにアウトドア家具を購入するのに最も適した時期は9月ですが、セールだからといって即買いは避けておきましょう。
例えば長椅子タイプで背もたれが端から端にかけて歪曲しているような場合、実際には少しの時間座るだけでも
「肩に負担がかかって座り心地が悪く、自分には合わない」
等はよくある話です。
購入してすぐに返却するのも手間ですから、店頭では必ずそれなりの時間をかけて使い心地をテストしておきます。
もしくは店頭に出向くことが出来ずにどうしてもオンラインショッピングとなる場合は、少なくともレビューを読み通して本当に自分に合うかを確かめておきましょう。
そして使い心地を確かめていよいよ購入する際に忘れてはいけないのは「保証はつけておく」ということです。
ここでいう保証というのは、
ダメージを受けた際の修繕保証
と
防護品購入
の両方の意味です。
アウトドア家具は長期間外にさらけ出される為に、インドア家具と比べてダメージを受ける確率ははるかに高いものです。
前述のように気候の影響でダメージを受けたり、アウトドア用にやや荒く使用される中で壊れる頻度が高くなるのは必然ですから、インドア家具よりもアウトドア家具にこそ修繕保証をつける必要があります。
またアウトドア家具を長期保存させる為にはカバーも必須です。冬のオフシーズンに家具にかぶせておくカバーは$20〜$50程度で購入できますし、専用のジッパー式カバーもあります。
あなたがアウトドア家具を購入する目的は、今の生活の快適性と同時にいざ物件を売却する時の演出の役目を持たせることですから、大切に使って長期に持たせることで来るべき演出に備えておきましょう。
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