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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
ここ数日、全米の中で成長の早い郊外についてご紹介しています。
本日が最後です。
8.コロラド川オーロラ(Aurora, CO)
ジップコード:80018
最寄りの大都市:コロラド州デンバー市
物件中間価格:$418,400
過去3年の物件価値上昇率:19.4%
過去3年の物件価格上昇率:175.1%
コロラド州デンバー市もまた、全米の中でもIT関連企業がタケノコのように増えて主産業となりつつある都市の1つです。
IT関連企業がダントツ隆盛を誇るのはシリコンバレーではありますが、これに続くシアトルや東海岸のボストン、南部のオースティン等、全米の各所で
IT産業活発化 ⇛ 地元不動産価値が高騰
の現象が見られており、デンバーもその1つなのです。
そして盛り上がるITマネーに引っ張られて釣り上がりつづける不動産価格はこのデンバーにおいても同様に起こり、その結果として今、デンバー市の物件価格に追いついていけない人々がここから真東にあるオーロラに流れています。
このオーロラが今、全米でも屈指の建設ラッシュ地域になっているのです。
強烈な需要に応えるべくかなりのペースで住宅物件を中心とする建設が進められているようですが、実際にはデベロッパーと建築業者が全く追いついていない状態です。
そしてオーロラのような急激に成長する地域にはありがちですが、古い建物をリノベーションしたものではなく、ゼロから建設する場所がほとんどですから、街全体が非常に近代的なコミュニティーに仕上がりつつあります。
地元人が集うコミュニティーセンター
居住者用プール
居住者用ジム
このような暮らしの便利さはもとより、それ以上にオーロラに若い世代の夫婦を惹きつけているのが学区の良さです。
とりわけ子供がいる若い夫婦世代にとっては学区は重要な要素ですが、オーロラには全米でもやや特殊な学校システムがあり、誰もが不安を覚えることなくこの地域に子供を連れて飛び込んでいます。
物件価格は多少の古い物件であれば$300,000台から、また最高物件では1ミリオン超えの物件がズラリと並ぶ地域です。
そしてこのデンバー近郊の魅力は何と言っても「アウトドアのメッカ」とも言える自然環境です。
ITマネーに湧きながらも、週末はハイキングやマウンテンバイクを家族で楽しめる自然公園が数多くあり、オーロラはデンバー市の郊外だけあってコースはデンバーのダウンタウンまで一本道で繋がっています。
週末にはオーロラからマウンテンバイクでダウンタウンに出かけることも可能なほど便利な郊外なのです。
9.アイオワ州ウォーキー(Waukee, IA)
ジップコード:50263
最寄りの大都市:アイオワ州デスモインズ市
物件中間価格:$342,900
過去3年の物件価値上昇率:12.8%
過去3年の物件価格上昇率:24.9%
アイオワ州デスモインズ市から西に車で20分の場所に位置するウォーキーは、かつてはほぼ労働者階級のみが暮らす街でした。
それが今では3ベッドルーム/3バスルームの家々がズラリと立ち並ぶ、中間層人口が大半を占める地域に大変化しています。
実は、全米で最も急成長している郊外都市の中でも、新築物件数に関してはここウォーキーが群を抜いてダントツなのです。
事実、ウォーキーの管轄郡となるアイオワ州ダラス郡の今年の前半期(1月〜6月)に市場に出された物件の中では、なんとその55%以上が新築物件でした。
市場に出て来る物件の2つに1つが新築とは、かなりの急ピッチに建設ラッシュが起こっていることが手に取るように分かります。
また住宅用物件のみならず、商業分野も計画的に着々と街づくりが始まっているのです。
本年はここウォーキーに85フットもある大画面のImax(アイマックス)シアターを持つ、「パームシアター」がオープン。
まずは大きな映画館を作り、そこを中心に徐々にエンターテインメント施設を周囲に拡充していく手法は全米の他の場所でも数多く見受けられます。
そして本年ついに、ここウォーキーにスターバックス第一号店がオープンしました(涙)。。
最後の極めつけは、雇用の安定度です。
昨年8月にはアップル社がネバダ州リノ、オレゴン州プリンヴィル、ノースカロライナ州メイデン、カリフォルニア州ニューアーク、アリゾナ州メサに続き、ここウォーキーに6番目のデータセンターを建設することを発表しました。
このウォーキー新データセンターの建設に13億ドルを投じて、ウォーキーとデイモンで550以上の雇用を生み出す予定とのこと。
それのみならず、ウォーキー周辺の土地開発用に1億ドルを寄付したとのことですから、さすが世界のアップルは太っ腹ですね。。
このような流れに乗り、ウォーキーという郊外の街はより安定した不動産市場となることが予想されるのです。
10.テネシー州ノレンスビル(Nolensville, TN)
ジップコード:37135
最寄りの大都市:テネシー州ナッシュビル市
物件中間価格:$511,100
過去3年の物件価値上昇率:34.3%
過去3年の物件価格上昇率:55.3%
今のアメリカで成長の早い郊外の街シリーズ最後を飾るのは、テネシー州ノレンスビルです。
アメリカで郊外の開発を進めるのに決定的に重要な要素がいくつかあります。
大きくて綺麗な住宅
高い評価を持つ学区
短い通勤時間
治安の良さ
です。
これらが揃った時、その郊外は高い確立で発展し続けていくことになります。
そしてここテネシー州ノレンスビルは、それら全ての要素が見事に揃った郊外です。
事実、Niche.comでもノレンスビルはテネシー州で最も公立学校のレベルが高いと評価されています。
また先日もこちらでご紹介した急成長するナッシュビルの余波を十分に受けて、人口増加と物件価格の高騰が続いています。
そして学区の良さも手伝い、ここノレンスビルでは若い夫婦世代と専門職系の人々を中心に3ベッドルームが人気が高く、価格は$300,000強から$700,000弱で推移しています。
3ベッドルーム
2バスルーム
暖炉
グラニテカウンタートップのキッチン
サンルーフ付きの部屋
このレベルで約$340,000くらいです。
ナッシュビル近辺でキャピタルゲインを狙うのであれば、ここノレンスビルは最後のチャンスかもしれません。
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