FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカの不動産は一年を通して今が最も盛り上がる絶頂期です。
市場が熱い、とにかく熱いです。。
日本の今夏の猛暑といい勝負なくらいに熱いと言えるかもしれません。
その大きな理由の一つが、「不動産の駆け込み需要」です。
ご存知の方も多いかと思いますが、ジリジリとFRB(連邦準備委員会)が金利を上げてきており、プライムローン(一般商業銀行の審査基準を満たすローン)の金利もそれに乗じて4%台後半に入ってきています。
過去の統計から考えても、このままいけば間もなくして5%台に乗ることはほぼ確実ですから、
「これ以上金利が上る前に!」
と自宅購入を決意する人々の駆け込みが多いわけです。
結果として、今年の不動産市場は昨今の上がり気味な不動産価格をよそに、南部を中心にアメリカ全土で活況を呈しています。
不動産物件を求める人々にとってはただでさえ枯渇気味の市場に対して駆け込み需要が起こっているわけですから、必然、買い手にとって不利な状況が起こっているわけです。
いわゆる、このような状況下では「競争が激しい」ということになります。
もちろんどんな物件でもバンバン売れるということはありませんが、最高レベルとは言わずとも「全然イケる平均的なレベル」であれば、数日と経たずに売れていくのが今の状況です。
ここまで競争が激しくなってくると、買い手にとっては日頃のいそがしい毎日の中でzillow.com等で片手間に探していても、海外からの投資家も含めて考えれば文字通り「世界中の人々がアメリカの不動産物件を物色している」わけですから良い物件はすぐに他者に先を越されてしまうのです。
そうすると、激しい不動産市場の競争に巻き込まれずに目的の物件を購入するにはどうすればよいのでしょうか?
答えはもちろん、「市場に出る前に物件を押さえる」ことです。
いかなる物件でも一度市場に出てしまえば、一瞬にして世界中の目に晒されてしまいます。
それならば、物件が世界中に公開される前にクローズドで情報を入手するしかありません。
そこで今日は、あなたがアメリカの不動産を購入する際にクローズドで情報を手に入れられる方法をお伝えさせて頂きます。
不動産エージェントに条件を伝えておく
アメリカで暮らす日本人、もしくは日本を含むアメリカ国外で暮らす日本人の方々にも可能なクローズド情報を手に入れる方法とは、
「現地不動産エージェントに条件を伝えておくこと」
です。
お伝えしても法律違反ではありませんのでバラしますが、不動産エージェント達はzillow.com等のメジャーなMLS(マルチリスティングサービス)に物件が出て来る前に、すでに物件情報を握っているのです。
(エージェントライセンスをお持ちの方へ。クレームは受け付けておりません。。)
実際、不動産エージェント達はお互いのネットワークで情報を交換しまくっています(当たり前ですね)。
最近はFSBO(For Sale By Owner)という、家主自身が自分で物件売却の準備をして市場に出すパターンも増えてきましたが、
それでも自分で市場に出すとなると、まず準備の段階から非常に手間と時間がかかってしまいますので、よほど時間に余裕がある方でないと自分では行わない(行えない)ものです。
そうすると、自分で行う手間暇がかけられない場合はセラーエージェント(不動産売却を手伝う仲介エージェント)に依頼することになるわけですが、当然ながらこの時点で売り主を手伝う不動産エージェントは市場に出て来る物件情報を先に握ることになります。
結果として、当たり前ですが不動産エージェント達は市場に出る前の物件情報を共有し合っているのです。
とりわけ同じファームに所属する不動産エージェント達の場合は、同じプラットフォーム内で情報を共有し合っていますから、同じ地域の不動産物件の中でも同じファームから出される物件の場合はより情報が早く手に入ることになります。
そうすると、不動産エージェント達の間では新規中古物件情報が毎日のように飛び交っているわけですから、どう考えてもzillow.com等の誰でも閲覧できる情報から選ぶ場合と比較すると、勝負になるはずがないのです。
条件指定は極力詳細を
そこで、もしあなたが競争の激しい不動産市場において投資物件を探す場合は地元の不動産エージェントに
「自分が求める物件の条件」
を伝えておきましょう。
告白すると、私(佐藤)自身もクライアントに物件をご紹介する場合は、大抵はMSLに出てくる前の物件をご紹介しています。
自分の目で見て、
「あっ、この物件はまず10日以内に売れる可能性が高いな」
と思うものを、市場に出る前にご紹介しているのです。
なので佐藤から情報を受け取る方々には、
「この物件、明日にはzillow.comに出てくると思います。」
等、見逃しの無いように一言添えてお伝えしているのです。
「ズルい!」
とは言わないでください。。
それが不動産エージェントに依頼する特権の一つですから。。
同時に、もしあなたが不動産エージェントに条件を伝えておく場合、
「極力詳細の条件を伝えておく」
ことをお薦めします。条件指定が細ければ細かいほど、
⇛ 不動産エージェントがイメージし易い
⇛ 不動産エージェントに本気度が伝わる
からです。
「でも、どこまで条件を指定すればいいのかよく分かりません。」
そんな場合は、それこそ不動産エージェントに相談しながら一緒に条件を絞り込んでいきましょう。
共同作業を通じて不動産エージェントにあなたの本気度が伝わり、一石二鳥なのです。
明日に続けます。
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