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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
最近、お問い合わせが急に増えつつありますので不思議に思っていました。
一年間のサイクルでいえば春から夏に向けて日本人投資家の方々も活発に動かれる傾向があります。
その流れで本年も問い合わせが増えているのだろうとも思いましたが、どうもそれ以上のペース。
どうやら、ほとんど意識していませんでしたが気が付くと
「アメリカ 不動産」
これらに関連するキーワード検索で随分と上位に出てきているようです。
Googleアナリシスを久しぶりに見ると、確かに急激にアクセスが伸びてきています。。
以前からお伝えしているように、私はシステムエンジニア出身ですのでGoogleの癖はよーく知っています。
最強のSEO技、それは「下手なことは何もしないこと」です(笑)
このようなことを書くとSEO会社に方々に怒られてしまうかもしれませんが、現代の検索アルゴリズムは相当賢くなっています。
不自然な動きはすぐに察知され、検索結果の隅にどんどん落とされていくことになります。
小手先の業は通じず、そのコンテンツの中身で勝負するしかないのです。
「自分の専門性をを真摯に、真剣に文字に叩き込み、それを呼吸するかのように自然に毎日継続する」
これだけで十分です。
ちなみに、私自身は当ブログの検索結果順位には全くこだわっていません。
当ブログを辞書的に使って頂くことが目的ですし、そのような使い方に近づけていくことが目標だからです。
その意味では、当ブログも富士登山に例えればまだまだすそ野をウロウロしているようなもの。
「アメリカ不動産の辞書的なブログになる」
「アメリカ不動産投資はこのブログだけ読めば十分に学習できる」
そんな圧巻のレベルの到達しようと思えば、ここから10年、20年、30年と先の長い道のりを見ていかねばならないと思いますし、気長に項を上げ続けていくもりです。
。。。
話を本筋に戻しますが、かくしてお問い合わせが増えると同時に共通のご質問も集まるようになってきました。
その中でも代表的なご質問の一つといえるものがあります。
不動産投資で成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか?
不動産投資の成否、明暗を分ける要素についてのご質問ですね。
今日は、このご質問について考えてみましょう。
不動産投資を通して何をしたいのか
ご質問へのお答えの前提になりますが、不動産投資を行うにしてもまずは何をもって成功とするのかという「目標設定」が大切です。
キャピタルゲインを狙う(どれくらいのゲインが必要なのか)
キャッシュフローを狙う(どれくらいのキャッシュを改善したいのか)
減価償却を狙う(年間にいくらぐらい償却したいのか)
戦略として上記のいずれか、もしくは複数が考えられますが、何よりも「自分は不動産投資を通して何をしたいのか」このあたりが明確になっていない方は案外多いものです。
例えば私(佐藤)の本来の専門はテキサス州ですが、自分の専門地域のくせに人様にはテキサス州への投資はあまりお薦めしません。
その理由はテキサス州は固定資産税率が高く、キャッシュフローを狙う市場にはなりにくいからです。
地元の不動産管理会社複数からも同様の意見を聞きますが、融資を引いて投資する場合はいよいよ回らないものです(多くの場合は赤字)。
その為、
⇒ 潤沢なキャッシュフローを実現したい
⇒ 不労所得の収入源を複数準備して、安泰な老後に備えたい
このような目的であれば不動産投資の目的はキャッシュフローが適切ということになりますから、そうするとやはりアメリカ中西部しかありません(これについてはアメリカ人のプロ投資家も異口同音です)。
ところが、短期減価償却を目的とする高額納税者の方々にとってはテキサス州でもよいのです。
それこそ複数の日系業者さんがテキサス州のフリップ物件を数多く販売しておられますが、セミナーでは短期減価償却の利点が多く語られますね。
そして購入される方々のほとんどは、多額の上乗せがあることもよく分かっていらっしゃいます。
それでも上乗せ額もまた短期減価償却に貢献し、かつ年間10%を軽く超える不動産価値の上昇で全ての費用と上乗せ価格をカバーしてくれますから、短期減価償却の目的を果たして「成功」とされる方々も多いわけです。
そこで、まずはご質問の
「不動産投資で成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか?」
という話になると、その投資家の目的がどこにあるのかが焦点となります。
その前提を踏まえたうえでも、
「不動産投資がいずれの目的であっても、失敗する方々に共通すること」
これは言えることがありますので、この共通項に焦点を絞ってお答えをお伝えすると
「失敗する人々はロケーションを間違える」
これだけは確実に言えます。
あくまでもキモはロケーション
不動産は
「ロケーション、ロケーション、ロケーション」
と言われますね。
本当にその通りで、これが大前提です。
もちろんロケーションとはいっても成功するためには唯一無二の場所しか存在しない、ということはありませんし、投資として回るロケーションはいくらでもあります。
そしてこれとは対象的に、不動産投資で失敗する方々の共通項としてはその投資目的が何であろうとも「ロケーション選びで失敗」しているのです。
他意はなく、具体的に申し上げれば「自分がどんなロケーションに投資したのか理解していない」このパターンが不動産投資の失敗例に共通しています。
最初から最後まで業者任せで、自分で考えて見極める作業を怠ってしまうパターンです。
それはあたかも目隠しをして大金を投じるようなもの。
どんなロケーションに自分が投資しようとしているのか、
そのロケーションであればなぜ大丈夫なのか、
これらの解に自分自身で答えられないのであえば、その投資は控えた方がよいと思います。
この点は私(佐藤)もとりわけ意識しており、お薦めする物件はなぜ投資として回る可能性が高いのかはロケーションの観点からもお伝えするようにしています。
明日は、不動産投資に失敗する共通項はロケーションというお答えに関して実例を使って深堀りしてみましょう。
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