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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカで暮らす方々が物件を購入される場合、概ね
→ 純粋に自分の住居用として購入する方々
→ しばらくは自分で暮らすけれども、後に引っ越して賃貸を考える方々
と、大きく分けて二種類の方々がいるようです。
どちらのパターンも賃貸物件で生活するよりも
「家賃を支払うなら物件を購入して、ローンを支払った方が自分の資産になる」
という考え方で、原則上昇の物件価値を安心材料として物件購入に踏みきるわけですね。
そしてこの双方に共通するのは「購入後すぐは自分が暮らす」ということですが
・末永く自分が暮らし続ける
・自分が暮らすが将来は賃貸に出す
のいずれにも関わらず、購入してから後悔するパターンが少なからずあります。
ここで言う後悔しがちなパターンとは「間取り、付帯設備」のこと。
物件を自分自身で内覧した時には
「この間取り(設備)はいい!」
「これはかなりおしゃれ!」
と興奮気味に自分の新居になるだろう物件を心から喜ぶものの、実際にしばらく暮らしてみると
「あれ。。」
と当初の見立てとの違いに後悔の念に襲われることがあるのです。
もちろん物件全体としては満足感があるものの、一部の間取り(付帯設備)について実際に暮らしてみて始めて気づく部分が発見されるのですね。
自分自身が暮らすのみならまだしも、後に賃貸に出すことも加味して購入する場合はよくよくその選択には間違いのないようにしたいものです。
そこで今日は、大多数の方々が「購入した後で後悔しがちな間取り(付帯設備)」についてお伝えさせて頂きます。
自分が暮らすことを想像しながら、下記のポイントを押さえてみましょう。
オープンフロア
一般的にアメリカの家を見ると「日本よりもサイズが大きい!」と驚く方がほとんどです。
確かに日本の平均的な物件よりも間取りは一つひとつが大きめであり、かつ天井も高い作りになっているのが通常です。
そうすると、アメリカで標準的な3ベッドルームの物件でも十分に広いと感じるものです。
中でも広々とゆったり感のあるオープンフロアは憧れの一つであり、そのゆったり感から暮らしているだけで贅沢な気分を味わえるもの。
。。。
と思いがちですが、人によっては実際の印象が違います。
現実にはオープンフロアの場合、
・フロア全体で声がボワンボワンとエコーする
・二階のトイレを流した音も一階のフロアに響いてくる
・子供が走り回るとかなり声が響く
等、必要以上に声や音が大きく響くために後悔する方々も少なからずいるのです。
そこで
「声や音が必要以上に響くのは嫌だけれども、やっぱりオープンフロアがいい」
という場合は、カーペットや大きめのラグを床に敷いて音を吸収させることで随分エコーを抑えることができます。
上から聞こえてくるトイレの音は防ぎようがないのですが。。
二階の洗濯スペース
アメリカでは洗濯物は外に干さずに
・洗濯機
・乾燥機
この二つがセットになって屋内に置かれているのが通常です。
外で洗濯物を干すご家庭も地方では未だにありますが、それでも利便性を選んで屋内に洗濯機と乾燥機を置いている家庭がほとんどです。
そのため近年建てられた物件はほぼ十中八九、屋内に洗濯機と乾燥機が並んで設置できるように水道ホース・高電圧コンセント・熱風排気ダクト等が標準で備えられています。
そんな洗濯スペースが二階にある場合、
「これは便利だ!」
と喜ぶ人々は結構多いものです。
すなわち二階建ての場合は通常はマスターベッドルームも二階にあり、
「バスルームもある寝室が洗濯スペースに近いと便利」
という錯覚を持たれるのです。
けれども実際に暮らして二階で洗濯機を使ってみると、便利さよりも不便さの方が上回ることに気づきます。
はっきりいって「うるさい」のです。
マスターベッドルームは快眠を得られる静かなスペースとして確保したいもの。
それが洗濯機や乾燥機を回すたびに騒音が続いてしまいますし、仮に洗濯スペースに扉がついていたとしても完全な消音は不可能です。
私(佐藤)の経験からも、洗濯スペースは一階のガレージにほど近い場所が一番無難であるように思います。
プール
これは想像に容易いですね。
「家の裏庭にプールが設置されているなんて素敵!」
と、子供がいるご家庭では余計に心はしゃぐものです。
けれども、もしも毎月のプールメンテナンスにお金をかけたくないのであればプール付きの家は避けておくべきです。
一年の間に何十回も使うわけでもないプールに対してかかる維持費はばかになりません。
「自分で掃除すればなんとかなる」
と張り切るお父さんも、家族と過ごす時間を横において頻繁にプールメンテナンスにかける時間と労力にまいり、大抵はメンテナンスをギブアップするものです。
自分でメンテナンスを止めて専門業者に頼まないままでいると、今度はあっという間にプールはどんどん汚くなってしまいます。
プールがない裏庭
メンテナンスしていない汚いプールのある裏
このどちらがマシかは想像に容易いですね。
結局のところ、裏庭のプールは専門業者に継続的に支払う維持費をなんとも思わないほど経済的に余裕のある人々のものだろうと思います。
(佐藤は維持費が払えてもプールを所有しようとは思いませんが。。)
。。。
物件の内覧時には素敵だと思えても、いざ購入してみると後悔してしまいがちな間取り(付帯設備)についてお伝えさせて頂きました。
実際には暮らしてみないと見えてこない部分が多々あることも事実ですが、上記三点は購入後に後悔する方々の割合が多い代表的な間取り(付帯設備)です。
アメリカで物件を選ぶ際の参考になりましたら。
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