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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
住居用物件
投資用物件
このいずれにも関わらず、自己資金のみならず融資を受けて物件を購入したい場合は多くあります。
というよりも、不動産投資には興味はなくとも自宅を購入するとなれば現金購入は無理な場合がほとんどです。
つまり、銀行を始めとする民間金融機関とはほとんどの人が人生のどこかで付き合うことになります。
そして通常は
1.就職して仕事を始める
2.キャリアを積む中で給与が増えてくる
3.頭金が貯まってくる
4.更に余剰金も貯まる
5.住宅ローン返済が十分に出来る見込み
6.(人生の転機で)物件購入を決める
7.物件を探し始める
8.契約の前後で民間金融機関を訪ねる
9.融資を受けて物件を購入する
10.住宅ローン返済が始まる
このような流れでしょうか。
ここで、実際に融資を受ける人々が金融機関と接するのは「8」の段階ですね。
物件を購入するからこそ金融機関に用がありますし、購入しないそれ以前の段階では用はありませんから頭に意識も浮かばないものです。
けれども、現実には「8」の段階でなくとも上記で言う「2」の段階ですら金融機関を訪れる理由は大いにあります。
もしもあなたが社会人であり、自分自身で稼ぎを入れているのであればたった今すぐにでも訪れる価値があるのです。
そこで今日から、人生プランの一環として民間金融機関を早めに訪れることの利点についてみていきましょう。
自分の立ち位置を知る
少なくとも将来に融資を受けて自宅を購入する可能性が少しでもあるのなら、銀行を始めとする融資可能な民間金融機関にはなるべく早めに訪れておくべきです。
「頭金すら貯まっていない」
「クレジットヒストリーも作り始めたばかり」
「そもそも冷やかしに思われて相手にされない」
そんな心配が先立つものですが、大抵のまともな金融機関であれば、
「たった今は購入準備は出来ていないのですが、現状把握と将来の準備をしたいんです。」
このように正直に伝えれば、窓口は喜んで担当者につないでくれます。
そこで具体的に聞くべきは
・どのような融資オプションが考えられるのか
・頭金の目安はどれくらい必要なのか
・たった今の金利はいくらなのか
・将来的に金利はどのように変化すると予想されるのか
・自分の今のクレジットスコアはどのレベルなのか
等のより具体的な質問です。
聞いてもいないのにあれこれと親切に案内してくれる日本のおもてなしサービスは期待できませんから、このあたりは自分の質問を明確にして遠慮なくバンカーに相談していきます。
こうすることでバンカーもより真剣になり、あなたのニーズを理解し、住宅購入までに必要な条件を細かく教えてくれるわけです。
クレジットスコアは案外低くてもよい
そして多くの人々が無意識にも物件購入の時期を待つ理由の一つに「クレジットスコア」があります。
アメリカはカード社会ですから、大概は学生のうちにクレジットカードをつくって
借金 → 返済
を繰り返す中で実績が出来始め、その結果がクレジットスコアとして現れてきます。
その良し悪しは別にして、
「借金をしてそれをきっちり返済できる能力」
これがアメリカ社会では信用の一つになっているのです。
事実、クレジットスコアがないことにはあらゆる金融機関はその人を審査することは出来ません。
結果としてクレジットスコアがないことには住宅どころが車すらローンを組んで購入することは出来ないのです。
そこで、このようなカード社会の中ではクレジットスコアで自分の評価を意識する必要がどうしても出てきますから、
「住宅を購入するには自分はまだまだだろう」
このような自己評価が無意識にも出てくることになります。
そして「良いクレジットスコア」と評価される基準はアメリカでは自分のクレジットカード口座のオンラインアカウント内でも頻繁に目にしていますから、その尺度で考えて
「家の購入を検討出来るのは、クレジットスコアが700に達してからだろうな」
等の自己評価を下すのです。
(事実700が良好なスコアの基準とされています)
ところが、実際には住宅ローンを組むのにはクレジットスコアが700以上である必要は全くありません。
金融機関ではクレジットスコア620を住宅ローンの最低基準とする傾向もありますし、現実には更に下でもローン組みは可能になるものです。
例えば連邦政府が援助するFHAローンなどは「クレジットスコアは580以上なら可能」と定められています。
つまり、数字はあくまで基準ですのでバンカーと一緒に画面を見ながらあなたの状況を正確に伝えることで結果は全く違ってくることになります。
借金しても返済が遅れる傾向が多々あるようでは難しいものですが、クレジットスコアが低くともきっちり返済する姿勢があるのなら見込みは大きい、と判断してもらえるわけです。
そうすると、ここで
「あなたの場合、あと○年くらいで住宅ローンを組む可能性が出て来るでしょう」
といった大きな目安を教えてもらえることになります。
明日に続けます。
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