FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日から住宅保険(Home Warranty)についてお伝えしています。
住宅保険(Home Insurance)と住宅保証(Home Warranty)には明確な違いがあります。
もしもあなたが不動産投資用に物件を購入した場合、
火災
洪水
ハリケーン
等の災害からの物件被害を補償してくれる住宅保険(Home Insurance)に加入することは必須です。
少なくとも投資の世界では必須とされているからこそ、キャッシュフローを見立てる際のプロジェクションにも年間保険料は当たり前のように記載されています。
また不慮の災いからの被害のみならず、物件内で怪我をした人に対する慰謝料が必要な場合でもこの住宅保険(Home Insurance)は効いてきます。
とかく物件を所有して運用していると何が起こるか分かりませんから、住宅保険(Home Insurance)への加入は必須といえるのです。
これに対して住宅保証(Home Warranty)の場合は必須ではありません。
けれど必須ではないものの、住宅保証(Home Warranty)は
電気系統
配管
温水器
洗濯機・乾燥機
台所の電化製品
等の故障に対する修繕・交換費用をカバーしてくれます。
中古物件を購入して
「しばらくしてもしも配管が壊れたら。。」
「温水器はそれなりに新しいはずだけど、突然壊れて使えなくなったら。。」
そんな不安がある場合、住宅保証(Home Warranty)は購入を検討するに値します。
この住宅保証(Home Warranty)の価格は通常
$300 〜 $600
あたりで推移しますが、温水器など普通に交換すれば$1,000位上はかかってしまうものです。
それが住宅保証(Home Warranty)を購入しておけば修繕だろうが交換だろうが保証対象として対応してくれますから、中古物件購入後には住宅保証(Home Warranty)の購入は検討してよいと思うのです。
実際には保証を適用する場合でも各業者が家に訪れて作業をする「サービス料金」だけは支払う必要がありますが、それでも機器や部品の修繕もしくは交換費用は全て住宅保証(Home Warranty)が面倒を見てくれることになります。
住宅保証(Home Warranty)Q & A
そこで住宅保証(Home Warranty)に関する理解を深める意味で、Q & A形式で理解を深めてみましょう。
Q. 住宅保険(Home Insurance)があるのに更に住宅保証(Home Warranty)は必要あるのでしょうか?
A.
住宅保険(Home Insurance)と住宅保証(Home Warranty)の違いをもう少し詳しくいえば、
住宅保険(Home Insurance)… 不慮の災いから生じる物件損害に対する補償、あるいは賠償責任の補償
住宅保証(Home Warranty)… 原因は不慮の災いである必要はなく、通常使用の結果故障した電化製品・住宅機能の保証
です。
使用頻度の確率でいえば住宅保証(Home Warranty)の方が高くなりますから、とりわけ中古物件を購入した直後には住宅保証(Home Warranty)の購入が推奨されます。
Q. 中古物件内にある電化製品や配管、電気系統のほとんどは年数が経過して古いわけですが、新品でなくとも保証してくれるのでしょうか?
A.
通常の住宅保証(Home Warranty)であれば適用されます。
住宅保証(Home Warranty)が保証対象とするのは製品・機器の新しい古いではなく、「正常に作動している製品・機器」です。
反対に、すでに不具合が見られる電化製品・機器に関しては適用されません。
Q. 住宅保証(Home Warranty)は物件購入契約期間中でなくとも、いつでも購入出来るのでしょうか?
A.
大抵の住宅保証(Home Warranty)は途中からの加入が可能です。
各電化製品や機器に既存の住宅保証(Home Warranty)がかけられている場合は二重に保証はなされませんので「現時点では住宅保証(Home Warranty)は何もかけられていない」という証明は必要になりますが、原則としていつでも加入が可能となっています。
Q. 住宅保証(Home Warranty)を購入する前に専門家による物件調査を行い、調査報告書を提出する必要があるのでしょうか?
いずれの住宅保証(Home Warranty)でも事前の物件調査は要求されないはずです。
「すでに故障がある」と分かっている箇所は申告が必要となりその点は保証対象外となりますが、大抵の住宅保証(Home Warranty)会社は入りが非常に緩いものです。
。。。
住宅保証(Home Warranty)に関する代表的な質問事項をQ&A形式で並べてみました。
かくして、とりわけ中古物件を購入した直後に有効な住宅保証(Home Warranty)ですが、住居用物件のみならず投資用物件の場合はどうなのでしょうか。
不動産投資においては住宅保険(Home Insurance)とは違い住宅保証(Home Warranty)は必須ではありませんが、
「年間$600以下で屋内の故障が全てカバーされる」
という点を考えると、検討すると思います。
中古物件を購入した直後に
「配管が壊れた」
「エアコンが壊れた」
「温水器が壊れた」
このようなパターンは決して皆無ではありません。
ここは自分の投資運用計画でさじ加減を考える必要がありますが、心配な方は購入時の売主との交渉で住宅保証(Home Warranty)を要求してもよいと思うのです。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。