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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサル タントとして働く佐藤です。
コロナショックで経済状況が悪化する中、とあるヘッジファンドの世界で著名な方の動きが注目されています。
2008年から本格化した世界金融不安の前、厳密には不動産価格が暴落する前に空売りで市場から抜けて事態を見守り、株価が底値を見せたあたりで再度株式市場に資金を投じた人物です。
ヘッジファンドはご存知のようにハイリスクとローリスクを混ぜて利回りのプラスとマイナスの総和で資産を大きくしていく手法ですが、たった今のこの状況でも順調に総和をプラスにしているのだとか。
誰でも手に入る情報を見るたけでも
A … 今の時期に業績が下がる業種
B … 今の時期にこそ業績が上がる業種
これら二つの業種の明暗がハッキリと見えていますね。
市場の調子が良い時からAとBにそれぞれポジションを取り、今の時期には資金をBに移動させることで、全体的には成績が下がったとしても総和ではプラスを保ち続けられることになります。
このような、常日頃からハイリスクとローリスクを混ぜ合わせて相対的に成績を伸ばしていく手法は不動産投資の世界にもあります。
言い換えると、
市場が調子が良い時に成績を上げる物件
市場の調子が悪い時に成績を上げる物件
そんな組み方があるのです。
その一つが以前こちらでご紹介した
Manufactured-House(マニファクチャードハウス)
Self-storage(セルフストレージ)
の双方になります。
特に後者のSelf-storage(セルフストレージ)については
市場の調子が良い時
市場の調子が悪い時
この双方において堅実な成績を上げ、とりわけ今から厳しくなるという時にはより高めの成績を上げる可能性があります。
その可能性に気づいている方々から、たった今の時期にSelf-storage(セルフストレージ)への投資についてのお問い合わせが増えているわけです。
今日から、以前お伝えしたSelf-storage(セルフストレージ)について補足的にお伝えさせて頂きます。
全ての景気サイクルでニーズがある業種
市場におけるSelf-storage(セルフストレージ)の評価を一言でいえば、「柔軟性のある商業物件」です。
ここでいう柔軟性とは、いかなる市場の状況であってもそのニーズに応えられる柔軟性があるという意味です。
例えばたった今、非常に厳しい状況に直面している業種の一つは旅行業界ですね。
アメリカに進出しているある日系旅行代理店の方の話を聞きましたが、生き残るれるか否かの切羽詰まった状況にあるとのこと。
またつい先日も飛行機で移動を繰り返していましたが、機内は空席が目立ちました。
通常の運行ですらこの状況ですから今の時期に旅行に行こうという人は本当に少ないものでしょうし、やはり旅行業界は景気が上向きの時にこそ順調に推移できる業種と言えそうです。
これに対し、たった今その需要が爆発的に多いのがご存知の通りマスクです。
人道的に平等な分配が必要ですから転売などするものではないと思いますが、マスク製造に携わる各社は業績の面だけで言えば特需を受けていることになります。
そんな中、景気が良かろうが悪かろうがニーズが耐えない業種もあります。
例えばオンラインゲームもその一つです。
特に今のような自宅待機を求められる時期にはむしろ需要が高まっている様子。
景気が良い時もオンラインゲームに興じる人々はおり、
景気が悪い時もオンラインゲームに興じる人々はいる、
という式で、全ての景気サイクルにおいて安定した需要を獲得し続けているオンラインゲームという業種は間違いなく柔軟性があるわけです。
そして不動産でいえば、Self-storage(セルフストレージ)はこのオンラインゲームと似ている部分があります。
景気が良くてもニーズは絶えず、景気が悪くてもニーズは絶えないのです。
Self-storage(セルフストレージ)の場合
具体的にいきましょう。
本年はここから先、Self-storage(セルフストレージ)に対する需要は高まる可能性が高いと思います。
その理由の一つは、今回のコロナショックの影響で仕事が少なくなり
「家賃支払いが苦しくなりそうだ」
という世帯が出始めているからです。
現在の世界的な自粛ムードはコロナウイルスが収束するまでは続きそうですが、このまま全世界的に景気後退に入りこれまでの収入が期待出来なくなる場合、各賃貸世帯は暮らす環境をダウンサイズせざるを得ません。
家賃の安い物件に引っ越すことで出費を抑え、この時期を乗り越えていこうと試みるわけです。
けれども暮らす環境をダウンサイズするとはいえ、今の物件で使っている家具や電化製品といった所有物の数が減るわけではありません。
それでも引越し先のスペースは今よりも明らかに狭くなりますから、それらの所有物を
⇛ 捨てて処分する
⇛ どこかで一時的に保管しておく
このいずれかを選ばねばならないのです。
そこで簡単に捨てられるものばかりであればよいのですが、
・それなりに高価だ
・いずれまた使うときがくるかもしれない
・想い入れがある
等の様々な理由で処分出来ない場合は多いもの。
そうすると後者の「一時的に保管する」という選択肢を選ばざるを得ないのです。
結果として、景気後退が進むほどSelf-storage(セルフストレージ)へのニーズは高まることになります。
明日に続けます。
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