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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
この2020年が年明けから間もなく、世界情勢がこんなにも大きく変化しようとは誰が想像したでしょうか。
瞬く間に世界中に伝染し続けるコロナウイルスは、現在も収束する時期が正確に見えていません。
事実上、あらゆる国の都市で経済の動きがほぼ停止している事態は私たちの誰もが人生で初めて経験していることです。
世界規模の流行風邪としては、100年前にスペイン風邪がありました。
専門家でなくともコロナウイルスの影響は向こう1、2週間で終わることはなく、長期戦になるだろうことが分かります。
当時の記録では最終的に世界人口の1/4が感染したと推測されるようですが、仮に最終的な感染者が同規模にまで進むとすれば、現代では経済的にも相当な打撃となりそうです。
誰にでも人生の転換点は何度か訪れるものだと思いますが、今のタイミングは全人類に共通する大転換の一つであることはることは間違いなさそうです。
無形資産の大切さを改めて知る
たった今は全米で非常事態宣言が出されており、 「Essential Activity(エッセンシャル・アクティビティ):生活維持に関わる重要な要素を占める職務とその活動)」に関わる人々以外は在宅ワークに切り替えて出来る範囲で仕事を進めています。
不動産業界については3月23日より「Essential Activity(エッセンシャル・アクティビティ)」 として再定義されましたので、部分的な制約はありながらも仲介業務は再開の流れになっています。
今はとりわけ失業者が急激に増加していますので、ここから先は必要に迫られて家賃の安い賃貸物件に引越しを余儀なくされる人々が増えてくることが予想されます。
そうすると賃貸市場の方が慌ただしくなることはほぼ間違いなく、その意味では不動産業界の部分的な活動制限解除は正しい判断だと思います。
こんな非日常の中に入った今では、誰もがついこの間まで当たり前にあった日常の有難みを感じるのではないでしょうか。
私(佐藤)も今は在宅ワークのみでアメリカ国内外への出張はゼロです。
思いがけず家族と過ごす時間がいつも以上に増えていますが、半ば強制的にもゆっくりさせられる今だからこそ、自分の価値観を含めて過去を振り返る時間も増えるもの。
これまでの日常との変化が分からない無邪気な子供たちは、いつもと変わらない笑顔で元気いっぱいに走り回っています。
妻や子供にしてみれば夫・父親が家にいる時間が増えているわけですから、いつも以上に家族の繋がりを深める時間になっています。
そんな何気ない日常に改めて感謝をしつつ、何が大切なのかを改めて深く考える時に感じるのは「無形資産の大切さ」です。
誰もが生涯で築ける財産を
無形資産
有形資産
の2つに分けて考えた時に前者の無形資産の方が主体であり、何よりも大切であることを今更ながら痛感しています。
私(佐藤)が個人的に考える無形資産とは、これまでに蓄積してきた
知識
経験
人のつながり
です。
あえて断言すれば、有形資産である
お金
物
などはすべからく無形資産からしか生まれてこないもの。
実際は自分の時間と労働力を切り売りしさえすれば、単発的・短期的なお金や物は手に入れることが出来るかもしれません。
けれども長期的に安心安泰な人生を築きたいのであれば、無形資産に自分の時間・労働力・お金を注ぎ込む必要があります。
例えばこのブログもそうです。ここには佐藤の
不動産知識
不動産経験
クライアントの皆様のお声
佐藤個人の考え方
等を毎日更新で綴っていますが、このブログに掲載されている全ては無形資産の一角です。
そしてこのブログから生まれたご縁だけでも相当な数に上り、頂戴するご要望に可能な範囲で佐藤の無形資産をもってお手伝いさせて頂くことで、結果として有形資産も(おまけで)派生してくることになります。
紛れもなく当ブログは私(佐藤)にとっては営業媒体ツールなどではなく、
「無形資産の一部を言語化して他者と共有し、ご縁を紡ぎ温めていく」
媒体なのです。
結果として有形資産に繋がることはあったとしても、主体はあくまでも無形資産の保全と拡張にあります。
無形資産を分かち合う
たった今はコロナウイルスの収束時期が見えていませんが、仮にその影響が完全に過ぎ去ったとしてもその後の世界は今までとは全く違うものになっているかもしれません。
もはや時代は後戻りすることはなく、ついこの間までの日常は戻らないのかも。
けれども、もしそうだったとしてもあなたも私もそれぞれの個人が持つ無形資産は変わらないものです。
個人が所有する無形資産は他の誰も盗むことは出来ず、自分個人だけが所有できるもの。
そして今までに自分が練り上げてきた無形資産こそが、いつの時代にも自分と家族、そして周りの人々を助ける原動力になると思います。
人類が大きな転換点を迎えようとしている今、お互いが形成してきた無形資産を分かち合うことで共に乗り越える意識が大切ではないでしょうか。
経済活動がほぼ停止している今でも、「Essential Activity(エッセンシャル・アクティビティ)」に分類される職種の人々は必死に働いています。
医療従事者はもとより、
郵便・宅配の配達員
銀行員
スーパーの店員
ガソリンスタンドの店員
ゴミ収取業者
等。
これらの職種が一つでも欠ければ、これまでの生活を維持することも難しくなるでしょう。
とりわけ今の時期に彼らの働き見ていると、
「人は繋がらないと生きていけない」
ということを今更ながら実感します。
人類の活動を支える全ての職業は尊く、私たち一人ひとりもまたそんな社会の一員です。
着る服がある
食べるものがある
暮らす家がある
考えてみれば、日常の中で自分一人で整えて完結できるものなど何一つありません。
家族と楽しく過ごせるのも他人様のおかげであり、お互いの貢献があってこそです。
そうするとやはり個人は社会に貢献する意識が大切であり、そしてお互いの貢献を尊重し合うことが根幹にあるべき。
。。。
そう考えると私(佐藤)個人からの社会貢献はまだまだショボいレベルと反省することしきりですが。。
それでも気持ちだけは
「生涯老い知らず」
「知的好奇心肥大化」
「我が無形資産是隣人の為」
なる精神で無形資産を形成し続けていきたいと思います。
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