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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
世の多くの方々と同じく、私(佐藤)もまたゼロ発進の男です。
アメリカで学生時代を終え、アメリカ社会の中で揉まれて社会人スキルを身につける中で様々な学びがありました。
ことビジネスに関して自分の中で一番の変化があったのはニューヨークで暮らしていた頃です。
ニューヨークマンハッタンには世界でも屈指の金融街があり、アメリカの短い歴史の中にも古さを感じさせる、けれども味のある建物のがひしめき合う街中は常に活気がありました。
ストリートを歩くだけでも街全体の活気に刺激され、毎日の仕事に弾みがつくような雰囲気です。
かつニューヨーカー達は概ね歩く速度も速く、しゃべるスピードも相当に早く、ともすると常に急かされて暮らしているような雰囲気。
綺麗ごとではない競争社会の意味では頭一つ出ようと全員が必死ですし、そんな必死さが前に前にと動かせる街の空気をつくっているのかもしれません。
誰もがその名前を知る投資銀行のマンハッタンオフィスで働いていた上級マネージャーはある日、上司にハッキリとこう言われたのだとか。
「あなたが今以上に上に行きたいのなら、下々の顧客に意識を置いてはいけない。大口の上の客だけに集中しなさい。」
この投資銀行は恐らく世界の投資銀行の中でも屈指の実力がある会社で、この2020年第一四半期にも相当な純利益を出しています。
けれどもこの上級マネージャーは上司にそう言われ、我に返ったのだそう。
「それなら、自分はこれ以上ラットレース(競争社会をネズミに例える言葉)に関わりたくない」
と、その後は独立して金融アナリストとしてマイペースに仕事をされています。
収入に意識がいく
私(佐藤)自身は今でもニューヨークが大好きです。
今でもたまに訪れると暮らした日々を思い出しながら、街を歩くのはとても楽しいもの。
ナイトライフも充実している街では夜に飲むと周りの雰囲気も手伝って本当に自分がイキイキしてきます。
けれども昼間の顔は激しい競争社会であることは今も同じ。
補足していえば、ニューヨーカーたちもみんな心優しい一面を持つ人たちばかりなのです。
ただ、みんなラットレースに心底疲れているだけ。
そして私(佐藤)もそんなラットレースの雰囲気に飲まれて、20代の頃はかなりガツガツしていたことは正直に告白しておきます。
良くいえばありがたくも
「英語での交渉力を相当に鍛えて頂いた時期」
とも言えますが、悪くいえば
「人生で最も自分中心の利益を追求した時期」
であったとも思います。
その時に意識の中心は
「収入」
ここにありました。
富裕層が多く集まり、群雄割拠よろしく金融業がひしめく街では物価も高く、全てにおいてアメリカの平均よりも割高なお金が動いている街です。
そんな中にあってはほぼ全てのサービスがびっくりするような金額を取り合います。
そして必然、自分の意識も「収入」に重きをおいてしまうのです。
もっぱら収入に意識をおくのはニューヨーカーのみならず、世の中のほとんどの人々が同じではないでしょうか。
「給料のいい仕事がしたい」
「少しでも給料の良い会社に就職したい」
「給料のいい会社に転職したい」
そんな風に考えるのは自然のことです。
私(佐藤)自身も自分へのお金の流れとしては「収入」に意識が完全にいっていましたし、世の経済活動に参加する上ではその優先順位には常に「収入」がありました。
資産に意識を変える
けれども、結果からいえば収入に意識をおく佐藤の思考はそもそも間違っていたと思います。
間違っていたとは少し言い方が違うかもしれませんが、別の表現で言うなれば適切ではなかったと率直に思うのです。
そう気づいたのは、お金について深く勉強するようになってからでした。
バランスシート - 貸借対照表
インカム・ステートメント - 損益計算書
この二つは社会人のどなたにでも馴染みがあるかと思いますが、案外アメリカでも日本でも注目されないのが
個人のバランスシート
個人のインカム・ステートメント
です。
実際のところ、私(佐藤)自身も自分個人のバランスシートとインカム・ステートメントは意識したことがありませんでした。
けれどもお金について深く勉強を始めた初期に「個人のバランスシートとインカム・ステートメントは基本中の基本」であることに気づかされたのです。
おそらくこの二つは現代人が身につけるべき必須科目でしょうし、
「なんで中学・高校の段階で教えてくれなかったんだろう」
と今でも思います。
そしてバランスシートを深く勉強していく中でふと、気づいたのです。
「。。。」
「いや、これ、収入に意識を置いてたらダメだよね?」
厳密にはバランスシートと同時に、お金が世の中をどのように巡っているかを学んだ時に自分が意識を置くべきは
「収入をいかに多くするか」
ではなく、
「キャッシュを生み出す資産をいかに多くもつか」
であることに気づいたのです。
簡単に言えば、
「お給料という形で一本からの収入額を高める」
ことに意識をおくよりも、
「資産という名の収入元を増やす」
ことの方が明らかによいに決まっています。
もちろんそれまでの収入を捨てるという意味ではなく、
『収入を増やす』ではなく『(キャッシュを生み出す)資産を増やす』 に意識をおく
という意味です。
それからは
「収入 - 最低限の出費」 ⇒ (キャッシュを生み出す)資産に全ツッコミ
この繰り返し。
ある意味物理的な話で、誰がやっても同じ結果が出てくるはずです。
もちろん資産に意識を置いて上記のように動き始めたとしても、最初の時点で収入が高い人の方が有利であることは間違いありません。
けれども空恐ろしいのは、
- 収入だけに意識がいっている高給取り
- (キャッシュを生み出す)資産に意識をおき続ける平均給与取り
この両者を比較すると、後者の方が手元に入る収入が大きくなるのは時間の問題です。
「今の収入の額には意識をおかなくていい」
「(キャッシュを生み出す)資産を増やすことのみに意識を集中する」
これがお金の勉強を始めた当時の衝撃的な気づきであり、間違いなく佐藤の人生を変えた出来事の一つでした。
あれから変わることなく、今でもキャッシュを生み出してくれる資産のみに意識をおいて活動を続けています。
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