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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
およそ人生の中で、傲慢な態度が役に立つことはまずないと断言できます。
傲慢さはその人の知識と経験からの自信の裏返しが態度に出てくるものです。
あるいは反対に、本音では自身がなくて不安が大きいものだから自分を大きく見せようと傲慢な態度に出ることもあるかもしれません。
けれども自分の知人であれビジネスパートナーであれ、態度が傲慢な人とは距離を置いてしまうもの。
極端なまでの思い込みと他人様をむやみに見下す態度を続けていると、いざ何か事が起こった時にも、手を差し伸べてくれる人がいなくなるように思うのです。
調子が出てくると知らず知らずのうちに「傲慢さ」が心と態度に芽を出してくるのが人の習い性です。
けれども人間、調子に乗ると必ず行く先のどこかで躓いてしまいます。
言葉を濁さずにいえば
「傲慢さは人生の害にしかならない」
とも思うのです。
自分が出来ているかどうかの現状は横においたとして、やはり目指したいのは
「常に謙虚さを持つ人」
ですね。
そして佐藤なりの観察では日本人のみならず、アメリカ人でも本物の実力を備えている人は謙虚さも同時に兼ね備えていると思います。
実力が十分におありなのに謙虚な姿勢で前に進み続ける方をみていると
「自分もかくありたいな」
と素直に思いますし、実力をお持ちなのに謙虚な姿勢でこられる方にはいよいよこちらが申し訳なくなり、
「いえいえとんでもないです。私など微力ですが、自分のできる精一杯で支援させてください。」
そんなセリフを吐いてしまうものです。
そんな人としても優れた方々を拝見する度に自分の未熟さに恥ずかしくもなりますが。。
それでも人生の中では謙虚な態度こそ、大切にしたいなと考えています。
傲慢になれるはずがない別の理由
そして倫理的な話にならずとも、現実的な話として自分が傲慢になれない深因があります。
社会人になってキャリアを積み上げる中で、健全な成長を目指すのであれば恐らく適切なのは
1.一つのキャリアを深く掘り下げる
2.あるレベルに達したら横に展開する
この順番ではないでしょうか。
最初に掘り下げるものが
エンジニア系なのか
金融系なのか
医療系なのか
人それぞれの個性によってハマるものは違うと思います。
最初から一発で自分にフィットするものを探せる人はそう多くないと思いますし、同じ職種の中であったとしても20代・30代まではある程度ポジションを変えながら自分にとってのベストフィットを探すパターンが多いかもしれません。
けれども一たび自分にフィットする道が見つかると、そこを一点集中で深堀していくことがキャリア構築のコツであるように思います。
そしてあるところまで来ると、不思議に自然とキャリアが同列ながらも横に展開されていくものではないでしょうか。
そしてこの
「一気に掘り下げていく」
段階の中で、どうしても気づかざるを得ない現実に突き当たります。
物事を深く深く勉強を続けていくと、知識の積み上げに自信がつくどころか
「自分はまだまだ知らないことが多いことに気づく」
という現実に打ちひしがれてしまうのです。
とある日本人医師(大手病院の緊急病棟のトップ現役)の方が
「人類は人の体のことをほとんど分かっていない。医学的に解明出来ていないことの方が多い。」
「医者は分かったふりして仕事をしているが、私たちは人の体については知らないことの方が多いのです。」
と正直にコメントしておられました。
これは不動産業でも同じことです。
これまでに私(佐藤)も相当数の案件を手掛けてきましたし、たった今も多くの方々のアメリカ不動産投資支援をさせて頂いています。
けれども、それなら佐藤がアメリカ不動産の法律を一から十まで諳んじて全ていえるかといえば、
「通常の取引は全く問題ないにせよ、滅多に引用しない法律までは記憶していない」
「特殊案件については、改めて調べなおさねばならない」
これが事実なのです。
しかも不動産に関連する法律は州ごとにも違いがありますし、かつ不動産法そのものも常に改正されたり、新しい関連法案が可決されていきます。
もちろんコンサルタントを名乗る以上は相応の知識と経験がなければ話になりませんが、それと当時に毎日知識をアップデートせんと勉強すればするほど、経験を積めば積むほど
「自分はまだまだだな。。」
と気づかざるを得ないのです。
これが偽らざる気持ちですし、そうするといよいよちょっと不動産のことを知っているからといって人様の前で鼻を高く出来るはずがありません。
そしてこれが自分の専門外になるとますます
「私は何も知りません。教えてください。」
という姿勢で然るべき。
人生の中で世の中の全てのことを完璧に知ることなど到底不可能ですから、
・自分の専門性であっても毎日勉強を続ける
・自分の専門外は謙虚に教えを乞う
という姿勢でありたいものです。
どうあっても傲慢な姿勢は全く人生の肥やしになりませんし、自分の専門分野でも専門外でも
「私はまだまだ理解が足りていません。学ばせてください。」
そんな謙虚さを持ち続けられるように努めたいと思います。
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