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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
将来を見据えた自分基金の構築(自分のビジネスを育てる)にあたり、その強固な基盤を築く上で不動産運用から得られる利点についてお伝えしています。
今日は一息入れて、考え方を整理しておきたいと思います。
昨日までは
経費計上
減価償却
の側面から不動産投資の利点をお伝えしてきました。
この2つを語るだけでもハッキリと分かることがあります。
特に昨日までの減価償却益を深く学び始めるとよく分かるのですが、現代の資本主義社会下にある税制では
「資産を持てば持つほど、手元に残るキャッシュが多くなる仕組みになっている」
ことは間違いありません。
ただしここで強調しておきたいのは、持つべき資産は
「車のように毎月のローン支払いが生じるだけでキャッシュフローはマイナスの資産」
ではなく、
「不動産賃貸物件のようにキャッシュフローを生み出す資産」
です。
この手のキャッシュフローを生み出す資産を殖やし続けると
⇒ キャッシュフロー(手元に入る現金)がどんどん大きくなる
⇒ 支払う税金はどんどん少なくなる
という現象が起き、これら両者の乖離から手元に残る現金はどんどん膨れ上がってくるのです。
私(佐藤)が知る限り、キャッシュフローを生み出す資産の中でも不動産賃貸物件を所有することは最強の方法だと思います。
「そもそも高額な不動産を購入する資金がないんです。」
そんなお声もあるかもしれません。
けれども自分基金の構築を目指すものとしては
「手元に資金がない」
これは禁句にしなくてはなりません。
私たちが吐くべきセリフは
「どうやって購入を実現しよう?」
と考え続けて行動し続けることです。
5年かかろうが
10年かかろうが
考えて動き続ける人が
「最初は小さな自己資金から」
そしてやがては
「インフィニットリターン(自己資金を使わない、ゼロから生まれるリターン)へ」
を実現させるのは時間の問題ともいえます。
分かり易い例でいきますが、著名不動産投資家のロバート・キヨサキ氏の借金は日本円にして600億円以上です(2020年の時点)。
普通の感覚なら自分のビジネスで600億円以上の借金を抱えることは異常とも言えます。
けれどもキヨサキ氏が破産申告をすることなく平然と暮らし続けているのはなぜでしょうか。
それは、600億円以上の借金に対して毎月返済されるべき
(元金一部 + 利息)
これら支払いの後に有り余るキャッシュフローが生まれているからです。
例えばこの借金は総資産に対して70%の割合だとしましょう。
この場合、キヨサキ氏の全資産は
約857億円(600億円/70%)
だということになり、約257億円が自己資金です。
約257億円の自己資金。
。。。
少し考えれば分かることですが、80年代には一文無しだったキヨサキ氏が約257億円もの自己資金を
・不動産投資のキャッシュフローから
・著書の印税から
・講演会の収入から
だけで生み出すことが出来たのでしょうか?
せいぜい上記から生まれる資金は10億円単位が精一杯でしょうし、257億円もの自己資金を生み出せたはずがありません。
答えは
「どうやって購入を実現しよう?」
まさにこの思考と行動であり、プロの不動産投資家達には
「最初は自己資金で小さく始めるけれども、やがて自己資金は使わなくなる」
という共通点があります。
ここから明確に分かることがあります。
極端に言えば、現在の月収が
20万円だろうが
50万円だろうが
100万円だろうが
1000万円だろうが
そこは問題ではなく、つまるところ
「自分基金の土台として、キャッシュを生み出す不動産資産を殖やす」
為には、そこには大きく分けて
① 資金を集める能力
② 物件を見極めて運用する能力
③ 借金をコントロールする能力
この3つの能力が必要になる、ということです。
念の為に強調しておきますが、本項では
「借金をどんどんしましょう。」
と借金を奨励する意図は全くありません。
むしろここは世の中の誰もが認識するとおり、
「借金にはリスクがある」
と肝に銘じておくべきです。
けれどもあえて補足すれば、借金そのものが危険なのではなく
「お金の本質を理解せず、派生するリスクをコントロールする能力もないのに多額の借金をすることが危険」
なのだろうと思います。
本来お金には良いも悪いもなく(ただの紙切れなので)、そこにあるのは
人々のお金に対する意味づけ
人々のお金の使い方
以上でも以下でもないように思うのです。
数日前に飛行機の操縦の例を上げましたが、借金をコントロールする能力なしに大きく勝負することは
「前進と上昇レバーの使い方しか知らずに飛行機を離陸させる」
ようなものかもしれません。
よしんば高度を上げて空高く飛んだとしても、
旋回するタイミングへの対応
突風が吹いた時の対応
高度を上げるべきタイミングへの対応
高度を下げるべきタイミングへの対応
このいずれにも適切に対応できないでしょうし、ましてや
「そういえば、どうやって着陸するんだっけ?」
などと飛んでから気づいても後の始末であり、出口戦略なしに投資に動くことは自殺行為にすらなりかねません。
だからこそ、佐藤に支援を依頼される方々の中でも特に初心者の方には安全に始められるように
「せめて最初の一軒目は現金購入で」
とお薦めしていますし、無理に借金をして先に進めたがる(とにかく空に飛びたがる)方にはそれ以上の支援をお断りしているのです。
先の例のようにキヨサキ氏が600億円以上の借金を抱えながらも平然としていられるのは
「ほぼ完ぺきに借金をコントロールしている」
からですし、自分基金の構築に不動産投資を加えて土台を固めるのであれば
1.小さく始めて実践する
2.大なり小なり失敗を経験
この繰り返しで実践を通して金融リテラシーを高め、
① 資金を集める能力
② 物件を見極めて運用する能力
③ 借金をコントロールする能力
この全ての能力を高め続けることが肝要だと思います。
そこで初心者の方々はまず最初の一歩、
「小さく始めて実践する」
ここから踏み出すのが順当です。
「不動産を通して土台を築くのには時間がかかる」
これが事実ですし、
「金融リテラシーを高め続ける中で安定性が増す」
ことは必至ですし、
「けれども築き上げられた土台は非常に手堅い」
これが真実だと思います。
自分基金を通じた不動産投資について、明日に続けます。
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