FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
老後の生活を保障してくれる自分基金の構築にあたり、賃貸物件をして資産運用を行う利点についてお伝えしています。
ここまでシリーズでお伝えした
経費計上できる
減価償却
ライクカインドエクスチェンジ
の3つを掛け合わせることで、自分の手元に残るキャッシュは銀行で寝かせるよりもはるかに増えていきます。
もちろん資産運用は誰に強制されるでもなく自分自身で判断して行うべきですし、その全ては自己責任です。
けれども
給与所得だけで生活する自分
(副業だったとしても)ビジネスを立ち上げて資産を増やす自分
同じ自分でもこの両者には老後に大きな差が出来てしまうことは間違いありません。
変な煽り記事とならないように明確に補足すると、ここまでお読み頂いて
「自分も給与所得だけだし、将来は不安」
「ビジネスを立ち上げてみようかな」
と思われる方は、まずは(こっそりとでも)副業から始めた方がよいと思います。
現実的な目線として、それこそ最初は年間に数万から数十万程度の売り上げでもよいと思うのです。
少なくとも「実践」することで
「なるほど、従業員とは感覚が全く違うな」
「確かにキャッシュは手元に多く残るな」
「この余ったキャッシュを不動産資産に転換すればいいな」
ということが実感できるはずですし、徐々に大きく育てて
「よし、これはいける」
となった時点で独立するのが最も安全パイです。
著名人で分かり易い為に度々実例としてロバート・キヨサキ氏を上げていますが、キヨサキ氏がセミリタイアしたのは90年代、
「パッシブ・インカム(不労所得)で月収が$10,000に達した時」
です。
その時の支出は毎月$3,000に抑えていたそうなので、毎月$7,000は次の投資資金に回せていたことになります。
そしてキヨサキ氏の場合も無一文から
減価償却
ライクカインドエクスチェンジ
を駆使して
「キャッシュを生み出す資産」
をそれこそスノーボールのように大きくし続けてきたことになります。
ここに再現性があるかないかといえば、「確実に再現性がある」ことが分かりますね。
1.知識を学ぶ
2.(最初は少額で)実践する
この繰り返しで誰でも同じように再現が可能ですし、人によって違いがあるとすれば
「私は毎月の不労所得は20万で十分」
「最低毎月50万は欲しい」
というような
目標設定 = 自分基金に期待する老後の資金
でしょうか。
政府や企業からの年金を充てにするのではなく、毎月キャッシュを口座に振り込んでくれる自分基金を構築した方が老後は遥かに安心です。
自分基金からの毎月の振り込みに加えておまけとして年金が振り込まれれば、経済的不安はかなり小さくなるのではないでしょうか。
多くの方々にとってはキヨサキ氏のように
「毎月ミリオン以上のキャッシュフローが入ってくる」
という状態は必要ないものです。
ちなみにキヨサキ氏の目標は
「自分が死んだ後、毎年$100,000,000(約100億円)を世に寄付すること」
なのだそう。
公益財団の類にするのだろうと思いますが、その法人が引き続きキャッシュフローを生み出し、そこから毎年100億円を世に還元させるという目標。
生前に入るキャッシュフローの一部で人生を楽しみつつ、その流れを後世に引き継いで社会に大きく貢献するという考えもまた参考になりますね。
そして、自分基金による不動産投資の利点として知っておきたい最後はこのキヨサキ氏が最も重要視しているテーマ
Debt(借金)
についてです。
自分基金による不動産投資の利点 ~ Debt(借金)
ものごとには全てにおいて良し悪しの二つの側面があります。
借金についても然りで
良質な借金
悪質な借金
の両側面があり、その力は良くも悪くも非常に強力です。
基本的に、言葉としては
「借金は非常に危険なツール」
と認識しておくべきでしょう。
その認識は間違っていないはずですし、世の中の多くの人々にとっては「借金」と聞くと
悪質な借金
だけを連想するものです。
なぜ借金の悪い側面だけを連想するのかといえば、子供のころから借金にまつわる悪い話ばかりを見聞きしているからではないでしょうか。
また自分自身が「借金で苦労した」、という方も少なくないでしょう。
お金がない = 生活が出来ない
ですから、借金で苦労することほど精神的に参ることはありません。
だからこそ、世の人々はとりわけお金のことには敏感なのです。
かくして悪い借金には頻繁に焦点が当てられるものですが、その一方で
良質な借金
にはそれほどスポットが当たることはないように思われます。
悪い借金 = 人を苦しめるもの
だとすれば、
良い借金 = 人を楽にするもの
です。
経済的な側面からより適切にいえば、
良質な借金 = 世の中に好影響を与えながらキャッシュフローを大きくする借金
といえます。
キャッシュフローの肥大化に貢献する良い借金は自分のみならず、それ以前に関係者全員を楽にしてくれるものです。
「借金とは悪いもの」
そんな既成概念も自分を躾けるには大切ですし、特に私が知る日本人の素晴らしさの一つに
「借りたものは少しでも早く返す」
「借金があると気持ちが落ち着かない。少しでも早く整理したい。」
という、他人様に借りをつくらない概念があります。
良識のある立派な方ほど、借金を持たないように謹む方が多いものです。
それと同時に、私(佐藤)自身は
「借金には良い面もある」
という正反対の概念にも焦点を当てています。
例えば私(佐藤)が借金をする時、
テナントが住居物件を使って暮らせる
テナントが商業物件を使って商売ができる
芝を刈ってくれるおじさんに報酬が払える
家賃を回収してくれる管理会社に管理料が支払える
固定資産税という形で地元にお金を落とせる
など、あらゆる人々の生活に影響を与えることになります。
そしてその一番最後に余った分が「キャッシュフロー」という形で自分のポッケに入ってくるのです。
ここは決して説教じみた言葉の意図はなく、あくまでも佐藤の個人的な解釈ですが
「借金には良質な側面がある」
という趣旨でお金と向き合う時、その利益を享受するべき中心者は
「他人様」
だろうと思います。
反対に
「自分様」
が中心で借金をすると、しばしばその結果は「悪質な借金」と化してしまうように思うのです。
佐藤も日本で暮らしていた高校生の時にはそれなりにパチンコで稼いでいましたし、その楽しさも十分に知っているつもりです。
けれどもそこに「他人様」の概念があったかといえば、
「自分の小遣いが欲しい」
という自分様の想いしかありませんでした。
(注:パチンコは悪いものだと否定する意味ではありません)
そこで自分基金を大きく育てる上では
Debt(借金)
は非常に強力なツールですが、その信念はあくまでも
「他人様が栄えるように」
という想いで、
「キャッシュフローを生み出す良質な借金」
を使いこなす必要があると考えています。
明日に続けます。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。