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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「経営者はしっかりと儲けてこそナンボ」
だと考えています。
「個の時代の様相は益々強まるはず」
「このアメリカでは、将来は誰も保証してくれない」
「自分でゴールデンパラシュートを準備するしかない」
そんな考えから、独立を試み始めたのは15年以上前でした。
それから一貫して目指してきたのは
「従業員をどんどん増やして大企業にまで育て上げる」
ことではなく
「小回りの利く絶対に潰れない(潰れようがない)経営」
です。
この点は本当に皆様のおかげさまで、紆余曲折を経ながらも当初からは考えられない規模に順調に推移しています。
あれから15年以上が経過した今では実際に「個の時代」の概念は世の中で益々強くなり続けているように思いますし、
「超絶な利益を瞬間風速で短期に上げる」
よりも
「長期的に潰れようがない経営を目指す」
という考えは少なくとも佐藤の中では間違っていなかったように思われれ、これからも
「強固な土台を築き続けてきただけのつもりが、気が付いたら超安定した高台に成長していた」
そんな、超絶安定型の死なない(死にようがない)経営方針で進めていくつもりです。
経営者として将来実現したい目標はかなり壮大なものを打ち立ててあり、その目標達成に向かって
「今日一ミリ近づかん」
と奮闘する日々。
そしてその過程でガソリンとなるべきは当然「利益」です。
率直にいえば、
「経営者はしっかり儲けてこそナンボ」
でしょうし、商売として成り立たせられないのならば将来の目標も何もありません。
けれども経営者となってからは全く違った視点で物事を学ばせて頂くことしきりですが、その過程では「稼ぐ」という概念についても大きく変わってきたように思います。
目標達成のための「ガソリン」と考えていたはずの利益が、それ以上に大事な意味があると考えるようになったのです。
スタッフと関係者の為に
「事業は人なり」
そんな言い回しを駆け出しのころから何となく耳にしていましたし、同じような言葉を読んだり聞いたりしたことのある方も多いのではないでしょうか。
正直に告白すると、私(佐藤)は経営者になってしばらく経つまでこの
「事業は人なり」
という言葉の真の意味を理解していなかったように思います。
より正確に言えば、
「事業は人によってなされる」
「経営者はしっかり儲けてナンボ」
「スタッフと委託業者の皆さまの為にも、しっかり儲ける必要がある(← これ)」
この3番目の本質を全く理解していなかったのです。
帳簿上の話で言えば、経営者であればバランスシート(貸借対照表)を定期的に見直しながら
「出す(支出)を押さえて入る(収入)を増やす」
という極めてシンプルな真理に固執しなくてはなりません。
そして
- スタッフへの給料
- 外部業者への委託
これらはそれぞれ
- 固定費
- 変動費
としていずれも支出に属しますから、
「出す(支出)を押さえて入る(収入)を増やす」
というのであればスタッフへの給料も外部業者への委託料も極力抑えるべきという理屈になります。
ところが諸経費はされども人に関してはまるっきり正反対で、帳簿上では
「給料・委託料は支出」
であっても、想いの世界では
「給料・委託料は収入」
と考えておくべきことに気づかされたのです。
ごく簡単にいえば、
「スタッフや外部業者には喜んでたっぷり支払わねばならない」
という話。
生産性の変化に気づく
より具体的にいえば、
「生産性を向上させる必要がある」
これもよく聞く言葉です。
「競合相手とのせめぎ合いで利益が出にくくなった」
「生産性を上げる必要がある」
「出るを抑えるべく、給与を下げる必要がある」
「今は耐えてくれ」
聞こえが良いのか悪いのか、この式でいくと良くても給与は横ばい、あるいは給与が下がることになります。
そしてその後に生産性が上がるのかといえば多くの場合答えは「No」であり、ほぼ間違いなく生産性が下がる負のスパイラルが始まります。
なぜ生産性が上がらないのかといえば、
「生産性は人から湧き出てくる」
からです。
結果として生産性を上げる為にと然るべき給与を下げていくと当然仕事に対するモチベーション下がり、そのやる気と生産性は
2分の1
3分の1
へと下がり続けていくことになります。
大抵の従業員は頂くものを頂いている以上はまじめに一生懸命やろうとするものですし、然るべき給与が支払われるからこそ
「自分の仕事は報われている」
と感じるものです。
それが給与が減っていくのであればモチベーションは下がると同時に生産性も下がりますし、経営者視点ではそれまでに従業員に費やした教育に対する
- 時間
- お金
も無駄にすらなりかねないことになります。
「事業は人である」
これは理想論ではなく現実論ですし、遠慮なくいえば
「経営者はスタッフと外部業者の為にしっかり儲けてこそナンボ」
これも理想論ではなく現実論です。
生産性を上げ、売り上げを更に押し上げてくれるのはきちんと報われているスタッフや外部業者のやる気と行動力。
現在アメリカでは
「2025年までに最低賃金$15/時間」
について施策が進められておりこの法律には賛否両論が出ています。
この点は話が複雑すぎて一言で答えを語れるものではありませんが、実はこの$15/時間の最低賃金が結果として経済にプラスになるというのはモチベーションの話もさることながら、それ以前に経済学上の数字の裏付けがあります。
この辺りは手前御袖ながら、自分の軌跡をみても
「事業は人なり」
この言葉は相当に深い意味があることは間違いないように思うのです。
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