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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
個別コンサルティングの際に
「目標はどんな風に立てればよいのでしょうか?」
そんな、目標に関するご質問を頂くことがあります。
目標という言葉が固く聞こえるなら「人生の行き先」でもよいのですが、
⇛ 行く先を定めている自分
⇛ 行く先を定めていない自分
同じ自分でも、このどちらが自分の人生に良質な結果をもたらすかは語るまでもないところです。
もちろんこのあたりは法律でもありませんし、誰に強制されるものでもなく行く先を決める決めないは自由意志であって然るべきです。
ここで語ることも全て佐藤個人の意見に過ぎませんし、人様に押し付けるような話でもありません。
あくまでもこの手のご質問が多いために
「佐藤個人はこんな風に考えて実践しています」
との趣旨でお伝えするもので、実際に自分の半生を振り返ったときに
「もしも目標(行く先)を決めずにここまで生きてきていたら。。」
と思うと空恐ろしくなるのです。
誇張ではなく
「あの物件、投資していなくてよかった。。」
というレベル以上に
「目標(行く先)を定めておいてよかった。。」
という安堵感は大きいもの。
そこで下記にお伝えするのはあくまでも佐藤個人の考えですが、少なくとも自分の人生の行く先を定める「基本形」については下記のように実践しています。
2つの目標
人生の行く先を定めるにあたり終点(この世を去る時)はさすがに誰にも分かりませんが、時間軸的な終点を定めることは不可能であったとしても死ぬまでに到達しておきたい「規模」を定めることは可能かと思います。
私(佐藤)自身の場合、自分の中で定めているのは
- 法人としての目標
- 個人としての目標
の2種類です。
恐らく自分で法人を所有されている経営者の方々であれば、誰もが法人と個人という2つの目標を「自分事」として定めているのではないでしょうか。
自分で立てた法人は自分の分身ですし、誰よりも思い入れのあるものになるでしょう。
「法の人」として法人も成長していくわけですから、手塩にかけて育てていく上では思い入れが強くなって当然です。
そして法人を設立する以上は「理念と目的」が定められているわけですが、この目的は得てして概念的なものになるはずですし、その達成度合いを測るには尺度を定めにくいものです。
例えばフェイスブック社は
「Connect the world(世界をつなげる)」
と実に簡単な言葉に落としていますが、その達成度合いは概念のままでは推し量ることが出来ません。
そこで私(佐藤)自身は達成度を測る尺度として資産を使っています(売上ではなく資産)。
法人の資産目標はおそらく
「え?(クスっ)」
と笑われるだろう、途方も無い大きな目標です。
厳密には一つの法人ではなく複数の法人で前に進めていくのですが、この目標は死ぬまでに達成するだろうことは知っています。
個人目標はこんな風に
そこでよくある目標についての質問に対しては前述のように私(佐藤)の場合は
法人目標
個人目標
の2つを明確に分ける中で、後者の方がお答えになるかと思います。
法人の資産は自分のお金ではありませんし、あくまでも法の人がもつ資産ですから自分で育て上げたとはいえ個人資産と混同には出来ません。
そこで個人目標としても法人と同様に「個人としての理念と目的」があり、その理念と目的を拡充していくための必須条件として資産の金額を定め、この金額を数値化した目標としています。
けれどもここは法人ではなく個人としての活動になりますから、簡単に言えば
「衣・食・住を揃えること」
「必要なことがいつでもやれること」
の2つの条件があり、
「上記の2つを金額を見ずにすぐに実行出来ること」
が分母です。
そうすると、当然ながらライフスタイルは人によって違ってきますから
「必要な資産額」
は違ってきます。
ライフスタイルは上を見てはキリがありませんし、あくまでも自分が求めるライフスタイルによって一年間の必要資金は違ってくるはずです。
毎月であれば米ドルで
$1,000で十分
$2,000で十分
$5,000で十分
最低$10,000必要
と人によって様々かと思いますが、最低限のランニングコストに加えて
「金額を見ないでやりたいことが出来ること」
はそれなりに良い目安になるのではないでしょうか。
そしてここが最も大切かつ誰にでも共通し得る目安になるかと思いますが、個人目標の場合はとりわけ
「元金を失わないこと」
が絶対条件になるように思います。
言い換えると、少なくとも老後の生活においては
「貯金を取り崩してはいけない」
と思うのです。
少し前に2,000万円問題という言葉が日本で報道されていたことがありました。
この2,000万円問題の前提は「貯蓄を取り崩した場合」ですが、そもそも老後資金は取り崩す必要のない体制を目指す必要があります。
当ブログで繰り返し「自分基金」という言葉を使っていますが、ここでいう自分基金は取り崩すことを前提としたものではなく、明確に言えば
「死ぬまで取り崩さない元金」
のことです。
例えば老後に
「今の生活を維持するのに毎月$5,000は必要」
ということであれば、自分基金は最低$1,000,000は必要だと思います。
この自分基金を取り崩さず、最低6%で運用できれば
$5,000($1,000,000 × 6% / 12)
で、自分基金を取り崩さずに毎月$5,000の収入で生活を維持できるわけです。
「え、でも$1,000,000ってそれが無理ですよね?」
と思われるでしょうか。
これはエクセルで計算すればすぐに分かりますが、例えばアメリカでファーストフード店で働き続けたとしても
- 無駄遣いをせずに資産を購入する
- 生まれたキャッシュフローで更に資産を購入する
この繰り返しの複利式で堅実に暮らせば、かなりの確立で20年でミリオンは超えるのです。
そして何より、こうやって数字で考えると現実味が出てくるものではないでしょうか。
かくして個人目標に関しては
1.老後に年間に必要な金額を定める
2.現実的な利回りで「1」を割る
これだけで老後のための自分基金の目標額は定まると思います。
個人資産形成の一助になり得ましたら。
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