昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
私(佐藤)が
「迎撃ミサイル」
というものの存在を初めて知ったのは1991年のことでした。
今でも覚えているのは、ある朝の新聞で見た
「湾岸戦争始まる」
との大きな見出し。
イラクがクウェートに侵攻したことをきっかけにアメリカを含む国際連合が多国籍軍を派遣して始まった戦争です。
この時の実戦で使用されたその迎撃ミサイルは正式名称
「パトリオットミサイル(MIM-104 Patriot)」
と呼ばれ、イラク軍から発射されたスカッドミサイルを空中で撃墜したことで世界的に有名になった経緯があります。
いわゆる「ボタン戦争」と呼ばれる時代が幕を開けたのもこの湾岸戦争でしたが、当時の私(佐藤)の目にはこの
「一度目標を定めたら、どこまでも追いかけて撃ち落とす」
という技術と威力に衝撃を受けたものです。
。。。
時は流れて大人になった今、実は私(佐藤)も自分の中で迎撃ミサイルを使っています。
もちろん迎撃ミサイルとは例えであり、
「定めた目標はどこまでも自動追尾して達成する」
という、自分自身の人生で成し遂げたい目標にを自動追尾して迎撃(達成)する概念的なシステムです。
人生の中で達成しておきたい目標を定めてボタンを押したら最後。
どこまでも目標を自動追尾して、やがては撃ち落として(達成して)しまうことになります。
今のところ、人生の最後までに達成しておきたい目標は自分でも「クスッ」と笑ってしまいます。
けれども過去に意識の奥底でミサイルのボタンを押してしまった以上、どこまでも追いかけて遅かれ早かれ撃墜(目標を達成)してしまうことは知っているのです。
ちなみに本当かどうか知りませんが、今の10代、20代の若者の間では
「目標」
という言葉すら敬遠されているのだとか。
古い概念で根性論の印象があると同時に、社会人になると会社から課せられるノルマのような印象を受けるのでしょうか。
一面、目標という言葉は学生の時よりも社会人になってからの方が圧倒的に耳にするのは事実だと思います。
その多くは数字の達成ということになるでしょうし、数字が達成できるかできないか、或いは会社の売り上げにどれだけ貢献できるかで個人の実力が測られる場面が多いこともまた事実です。
私(佐藤)自身は目標に対するノルマ的な感覚は大分過去の話になりましたが、よく考えてみると昔よりも今の方が目標に対してはより積極的に捉えているかもしれません。
そもそもが自分で定めた目標は他人に課せられたノルマではありませんし、意識するしないに関わらず今日一日の行動が「追尾飛行」であり、世の中が
好景気だろうが
パンデミック下の時期だろうが
自分を取り巻く環境に多少左右されたところで、結局は撃墜していく気負いが生まれるものです。
そして何よりも目標を持つことに対して好印象を抱いているのは、古くから言われる
「攻撃は最大の防御なり」
これが本当だと実感しているからだと思います。
攻撃は最大の防御なり
ここで言う攻撃とはもちろん人様を攻める意味は皆無で、あくまでも自分自身の中で完結する攻めの話です。
度々このブログでもこぼしますが、他人様を蹴落とすような競争には全く興味がありませんし、むしろ他人様を貶める行為は自己満足どころか必ず自分を貶める結果になって返ってくるものだと思います。
そんなレッドオーシャンの世界とは一線を画して、自分ペースで本来が怠け者の自分に攻撃をしかける(自分を躾ける)式で人生に対して攻め続けていきたいもの。
そしてここが大切ですが、攻め続けることで本来は「防御」の範囲に位置付けられるだろう
- 衣食住を賄う
- ビジネス資金を枯渇させない
- 更なる成長に資金を投じ続ける
- (最も大切なこととして)大切な人たちを支援する
これらは結果として自然と成り立たせることが出来るものだと思います。
別の例で言えば、
⇒ 月に5万の収入で良しと考える自分
⇒ 月に1,000万の収入にしたいと迎撃飛行を続ける自分
このどちらが年を追うごとに強くなり、最低限の生活を当たり前のように守れるかは明らかだろ思うのです。
もしも
「月に5万の収入で大満足」
と定めていたとしたら、ちょっと世間の風向きが悪くなれば生活基盤そのものも支えることが出来ないかもしれません。
けれども
「月に〇〇〇〇万のキャッシュフローを」
と考えて、口先ではなく正しい意思決定をもって行動を起こし続けていたとすればどうでしょうか。
この場合は目標撃墜完了よりも以前に、その迎撃飛行中でも結構な確率で生活基盤がグラつく場面は起こらないようになってきます。
この両者の差は明らかに「目標を持つか持たないか」の違いですし、
「目標に向かって自分を攻め続ける(ワンランク上の課題を課し続ける)」
という行動習慣は、結局のところ自分の人生を守る最大の防御になるものだと思うのです。
そう考えるといよいよ「目標のない人生」というのは少なくとも私(佐藤)にとっては考えられないですし、人生の中で何も撃墜するものがないとすれば
「佐藤の人生、泡沫(うたかた)の如し」
になってしまうことは間違いありません。
ここから先の未来がより混迷を極めて不安定になるとすれば、その沈みゆくタイタニックと心中したいとは誰もが思わないはず。
それならばタイタニックの甲板に急ぎ迎撃ミサイルを設置して、覚悟をもってボタンを押すしかありません。
そんな目標をもって攻め続ける姿勢は間違いなく、自分と大切な人達を守る為の最大の防御になると考えています。
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